ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.03.23

吉松隆還暦コンサート

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 最近の殺人的な忙しさの間の祝日。
 妻とこんなコンサートに行ってきました。
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 吉松隆氏、誰それ?
 そりゃ、ごもっとも。
 実はこの件です。
タルカス!」←クリックしてお読みください
 昨年秋、このコンサートの開催を知って、
チケットぴあで一般発売日前に先行予約でチケットゲット。
 以来ずっとこの日を待っていたのだ。
 東京オペラシティは初見参。
 まずは地下1階のインド料理レストランで腹ごしらえ。
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 美味しかった。
 そして3階のホールに向かう。
 このコンサートの性質からして、
お客さんは
①クラシック・ファン(吉松隆ファンを含む)
②大河ドラマファン(松山ケンイチファンを含む)
③ロックファン(ことに70年代プログレ好き)
の3群が混合していると思われる。
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 ちなみにワタシは当然③だが、
最近はクラシックのコンサートにも足繁く通い、
大河ドラマ「平清盛」もあまり面白くなかったけど全部見ました。
 チケットは完売、
しかし、ワタシはソッコーの先行予約が功を奏して
席は最前列のど真ん中!
 コンサートは3部形式で
1部はチェロと琴、弦楽アンサンブル、ピアノ曲などの
オリジナル曲。
 まあ、はっきり言ってちょっとタイクツ。
 2部は、オーケストラが入りの演奏。
 吉松氏のオリジナルだが、
ああーこのヒト、プログレ好きなんだーというのが
随所に感じらられ結構ハマった。
 指揮者の曲解説の「ストラビンスキーの春の祭典を思わせる」、
なんていうくだりに相槌を打つヒトはきっとクラシックファンだが、
我々の後ろの席の
「ビル・ブラッフォードがさ…。」
なんて話してる皮ジャンのオヤジは間違いなくプログレファンだ。
 そして、第3部は大河ドラマ「平清盛」の楽曲を組曲にしたものと、
最後に「タルカス(オーケストラ版)」。
 この最後の曲を聴きに来たのよ。
 中学生の時に初めて聴いてぶっ飛んだ
エマーソン、レイク&パーマーのあの曲が今ライブでよみがえるのだあ。
 指揮者も東フィルの人たちも気合の入った演奏だ。
 何より、オーケストラのバイオリンやチェロのヒトタチが
ガシガシ弾くもんだからボウの弦がどんどん切れてスゴイったら。
 それをみんな合間合間にむしりながら
また打楽器のようにバイオリンやチェロを弾きまくる。
 おお、こりゃあ、ロックだぜ。
 原曲でのグレッグ・レイクのボーカルパートで
思わず口づさみたくなったが、
もちろんオーケストラ版にボーカルパートは無い。
 ともかく曲のクライマックスでは指揮者が
リズムをとらず両腕をぐるぐる回す圧巻のパフォーマンスであった。
 感動のフィナーレのあと指揮者に促されて壇上に上がったのは
吉松隆氏と、そしてなんとこのコンサートのために来日したキース・エマーソン!
 うおーーーー、生キースじゃあーー。
 ロック史上、最高のキーボードプレイヤーと言っていい
キース・エマーソンをナマで見られるとは、
得した、得した。
 キースはおもむろにピアノに向かうと
吉松氏のために「ハッピー・バースディ」を、
「タルカス風」アレンジつきで弾いてくれました。
 なんだかんだで大満足のコンサートだったのだ。
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 今度はELPの「恐怖の頭脳改革」オーケストラ版が聴きたいなあ。
 そして「展覧会の絵」も。
 あ、それはオリジナルの方がオーケストラ版だった・・・・。
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1件のコメント

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  1. […]  実は以前にも書いたが、「吉松隆還暦コンサート」に来ていて、その時に生キース・エマーソンを見た。 […]

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