ゴジラ2014、見てきました!
待ちに待った映画「ゴジラ」をようやく見てまいりました。
昨日は8月6日、くしくもこれは69回目の広島原爆の日なのだ。
相当おもしろかったけどそれなりに突っ込みどころもありました。
以下、かなりのネタバレありますので未見の方はご注意。
最初に原発が襲われ、その詳細を組織が国民から隠ぺいするという設定は
リアリティあって大変良かったです。
もっとそこ突っ込んでほしかったなあ。
ハリウッドならではの派手なCGはスゴイ。
やっぱり今作るならこれくらいはやらないとのド迫力で大満足。
出てくるのがいつもは90式や74式なのが
舞台がアメリカだとひときわ強そうなM1エイブラムスってとこも「気分」ですね。
でも、やっぱり戦車は結局役に立たないんだけど。
前半で出る空母の名前は「サラトガ」。
ただ、実際のサラトガはもう退役しちゃったようだからあれは「ニミッツ」級?
その退役した「サラトガ」の先代の「サラトガ」は太平洋戦争で活躍した航空母艦で、
戦後ビキニ環礁の核実験で長門、酒匂とともに沈められたフネです。
だから、あえて今回の空母の名前を「サラトガ」にしたのでしょうね。
艦内の作戦会議室にそのビキニで沈んだでっかい煙突で有名な「サラトガ」の写真かかってましたね。
こういう小ネタは大好き。
それにしても、そもそも原子力空母がゴジラと仲良く航行していいのか?
ただMUTOという「新怪獣」が悪役でゴジラが善玉的な設定は個人的には大反対。
やっぱり、ゴジラは人類に脅威を与える「災害」でなければ。
そして、これはいかんなあ、と思ったのが
ビキニを含めた戦後の米ソの核実験はゴジラを倒すためだった、という設定。
これだと、核実験を正当化してることになりゴジラ映画の精神にもとるのではないか。
やはり、核保有国が作ってるから?
その意味では逆にHIROSHIMAの名前が劇中取り上げられただけでも画期的なのかも。
エノラ・ゲイの最後の乗組員が先日亡くなったようですね。
まあ、なんだかんだ言っても、
でっかいスクリーンで暴れるゴジラが見られればもうそれだけで大満足なんですけどね。
もう一回見に行こうかな。
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[…] いわゆるハリウッド版ゴジラの最新作、2014年の「GODZILLA」の続編にあたる。 […]