From the JAMを聴いて、水曜日のオヤジたちは土曜日のガキに戻る
水曜日午後にまたまた東京へ。
今日は、娘とではなく、一人で、行き先は渋谷。
初めていくライブハウス、と思っていましたが、
ん?このラブホ街を抜けていく道には見覚えあり。
むろん、ラブホに入った記憶ではなく・・・
このライブハウス、たしかに以前来たことがあります。
て、言うか、出たことがある。
数年前、日刊スポーツ主催のバンドコンテストで関東ブロック代表候補に入り、
関東代表決戦大会が行われたのが、このお店で間違いない。
今夜はコレです。
The JAMといえば、クラッシュ、ピストルズ、ダムドと並んで、
1970年代後半から80年代初頭にかけてのロンドン・パンクムーブメントを牽引したバンドです。
そのオリジナルメンバーのブルース・フォクストンが、新たなメンバーとジャム時代の曲をやるという。
その時代をリアルタイムで過ごしたたオヤジロッカーとしては、ぜひ体験したいライブなのです。
そんなわけで、先週の「JET」からは、演者も観客もおよそ20歳くらい年齢が上。
そんな中、見覚えのある初老の男性。
なな、なんと、ウチのバンドのリードギターであり、我が実弟である治之くんではありませんか。
来てたのか―。
偶然出会った、初老のパンク・ブラザーズ。
ステージが始まります。
ボーカル、ギターはもともとザ・ジャムのコピバンをやってたヒトを、
ブルース・フォクストンが引き抜いたらしく、
歌声もスタイルもポール・ウェラーに似ている。
ギターも黒ピックガードのリッケン♡
ともかく、ジャムのベスト盤みたいな内容なので、どの曲も良く知ってる。
オヤジたちは皆「Saturdays Kids」ならぬ「Wednesdays Kids」になっていた。
ブルース・フォクストンは今でもカッコよかった。
ジャンプはだいぶ低くなったけど。(^_^;)
治之くんは大学時代ザ・ジャムのコピバンやってたそうで、
今夜のセトリは全部歌えるという。
ああ、この時代のパンクはいいなあ。
ていうか、今の時代では、このスタイルは「パンクロック」とは呼ばれないかも。
だが、当時は衝撃だった。
コイツらが時代を切り開いたのだ。
アンコールまで、ヒット曲のオンパレード。
歳を忘れて、楽しみました。
1980年前後のあの時代、まさにワタシの青春時代にリンクした音楽に胸がアツくなりました。
地下鉄で帰るとき、酔っぱらって
「Down in the tube station at midnight」にならないように気をつけて(笑)
その後、東京でカプセルホテル泊。
朝イチで足利に戻り、また250人超の怒涛の外来でした。
「Saturdays Kids」
「Down in the tube station at midnight」


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