F-4EファントムⅡ、エッシー1/72
予告した、長っパナのF-4E、作ってみました。
キットは今は無きイタリア、エッシー社製のF-4E/F PHANTOM Ⅱ。
それにしても、ベトナム迷彩のアメリカ空軍機と
砂漠迷彩のイスラエル空軍機が一緒に飛んでる
このテキトーな箱絵はエッシーならでは。
昨年秋葉原の中古プラモデル店のお買い得品コーナーでなんと800円。
ナツカシイ、エッシーの赤箱。
さて、中身はいかに。
1983年発売のこのキットはスジ彫りのファントムⅡとしては初だったが、
直後にフジミ社の好キットが出たので、売れなかったらしい。
デカールは、使えるかな。
イスラエル空軍のほか、西ドイツ、ニュージーランド空軍がセット。
飛べない鳥「キウイ」があしらわれたニュージーランド軍機はちょっと惹かれるけど、
やっぱ、このアメリカ空軍のシャークマウスをつけたいところ。
まずはコックピットから。
パネルはデカールで再現だが、いかにも平面的。
完成すればどうせ見えないので、気にしない。
シートベルトだけ追加。
キャノピー閉じる前に記念撮影。
しかし、主翼と胴体のこのすき間はヒドイね。
パテ盛るとあとが大変なので、薄いプラ板をかませることにしました。
いったん挟んで、アタリをつけ、必要ない部分をカット。
これで何とか目をつぶってもらいましょう。
このエアインテイクも、お芋なので、くり抜かねば。
ピンバイスで穴をあけ、
全体をつなげて何となく開いてる感じにします。
ベトナム迷彩、まず1色目。
以下、省略、で、完成。
途中から写真撮るの忘れてしまうもんで・・・。(^^;)
やはりシャークマウスはロングノーズでないと決まらない。
ところがこのキットのデカール、
死んではいなかったが、固いのなんの。
デカール剛力軟化剤という、
ヤワなデカールならあっという間に溶けてしまう強力な軟化剤を使っても
一向に曲面になじんでくれない。
そのままではサメのアゴが外れてしまう事態に・・・・。
なので、たっぷり水を含ませた綿棒を
ライターで炙ってアイロン状態にして、
どうにかこうにか押し付けました。
いったんは張り付けても、
そのままでは完全に乾くとサクラの花が散るように、
ハラハラと剥がれてしまうと思われたので、
ツヤ系クリアーで、全体をコーティングしました。
白っぽくなってしまった部分もあるが、仕方がない。
このキットは武装もきちんとセットされてるので、
サイドワインダーもスパローもフル装備。
まあ、これが当然なのですが・・・・。
それにしても、シャークマウスをひっくり返すと、
陸に上がった魚か、仕留められてひっくりかえった動物みたい。
ヤ、ヤラレター、みたいな・・・・。(^.^)
ただ、スパローはあとで「流用」できるように、
接着剤ではなく、両面テープで固定。
セコイ。
途中作業中、機首のピトー管がどっかいっちゃったので、
伸ばしランナーに穴をあけて金属線を通して作り直しました。
この方がシャープでイイ?
コックピットはやはりロクに見えない。
助かります。
なんか、だんだんファントムⅡが好きになってきたかも。
この間作ったボブノーズのF-4Cと並べてみましょう。
この角度ではそうでもありませんが、
この角度だとだいぶ印象が違います。
当初固定武装を持たなかったファントムⅡは
ミサイルを打ち尽くしちゃうと攻撃の手がなかったが、
このF-4Eからは延長された機首に20mmバルカン砲を装備しました。
新型コロナウイルスのおかげで、わずか10日間で完成。
多少手間もかかりましたが、それもまた楽し。
800円でこれなら、チョーお買い得でした。
さて、実は、ファントムⅡだけで、まだ3機ほどもストックがあるのですが・・・・。(^^;)
2件のコメント
機首のエアインテークは、その周辺の形状が実機とまるで違うことにお気づきでないのかな?
コメントありがとうございます。
はい、まったくお気づきではありませんでした。(笑)
いやー、知らないほうがシアワセ、ということはいっぱいあります。
作者の意図を尊重してオリジナルのまま放送します、ということも。(*^^)v
ヘタレの言い訳ですが。