F-104、28年の歳月を経て・・・
今回は航空自衛隊でいってみよー。
F-104 はロッキード社製。1958年の導入。
F-100 スーパーセイバーから始まるいわゆるセンチュリーシリーズの1機であるが、
アメリカ本国での運用はほとんどなかった半面、日本をはじめとする西側諸国で数多く採用された。
コードネームはロッキード社の伝統「スター」を含む「スターファイター」。
日本では1961年からF-104Jとして導入された。
コチラはもう30年以上前に作ったイタリア「エッシー社製」のマルヨン。
西ドイツ空軍のF-104G。
伝統のスプリッタ―迷彩。
これもなかなか良いキットであったが、
いまや「エッシー社」も倒産。
西ドイツ、という名称もそうだけど、時代の流れを感じるなあ。
このエッシーのキットが出た1980年代当時、
ハセガワのF-104 は1960年代に発売された旧作であったため、かなり見劣りしていた。
なので、F-104を作るヒトは皆、高いイタリア製を買わねばならなかった。
そこに「ヒコーキのハセガワ」が威信をかけて世に送り出したのがこの2代目F-104 。
安くて、正確、かつ超作りやすい傑作キットです。
たしか、ほぼ1989年の発売直後に買ったのだが、
作るまでに30年近い歳月を擁した・・・・。
このキットは箱に入ったまま前橋で2回、太田、足利と計4回引っ越しました。
いいキットです。
コックピットなんかもちょいちょい塗るだけで、それっぽく仕上がります。
日本でライセンス生産され、コードネームは「栄光」。
だが、そんな名前で呼ぶやつぁいなく、通称「マルヨン」です。
ハセガワのキットは日本の空を守った空自全部隊マークが付属。
その中で、迷わずシロクマが可愛い千歳の203飛行隊にしました。
パンダじゃないよ。🐼
この金属の色をパネルごとに少しずつ変えてマスキングするのがメンドクサイ。
キットの指定はグレーであったが、やはりマルヨンは「銀」に限る。<(`^´)>
「最後の有人戦闘機」といわれたが、その後も戦闘機は人が乗っています。
しかし、他のどんなヒコーキにも全く似てないSFチックなこの機体、
子供ゴコロをシビレさせる、未来を夢見せてくれるフォルムでした。


コメント/トラックバック トラックバック用URL: