2017.04.21
気になっていたクルマがついに発売になる。
ランドローバー社のニュー・ディスカバリーである。
昨年、買ったウチのディスカバリーのモデルチェンジ版ということになる。
昨年のクルマ購入時、すでに旧ディスカバリーは生産が終わって、
特別仕様車以外は注文できないということで、新古車を購入したことはすでに書いた。
その時に、今度のディスカバリーはどうなるだろうかと気にはなっていたが
蓋を開けてみるとこんな感じであった。
やはり予想通りの「丸っこい」イマドキスタイルであった。
ディスカバリーは「5代目」だが、
初代と2代目、3代目と4代目はそれぞれ同じスタイルイメージを踏襲している。
この写真、歴代ディスカバリーで奥から初代、2代目・・・・で、一番手前が今回のニューモデル。
ワタシはこのうち2代目と4代目を乗り継いだわけだが、
どちらも角ばったスタイルは共通していたのに、
今回は全く違ったクルマになりましたね。
ワタシはクルマはまずカッコありきなので、今回のニューモデルを見て
旧ディスカバリーにしといてヨカッタとホッとしました。
ワタシの好みが「時代遅れ」なのかも知らんが・・・・。
でも、新しいディスコ、なんか
「ミツ〇シ・〇ウト〇ンダー」っぽくないすか?
まあ、このニューモデルがどんなスタイルになるか気になってたので、
何となく安心したのでした。
さて、わが家の新ディスカバリーもちょうど1年目。
先代は13 年乗ったが、これにあと12年乗るするとオレはもう70歳になっちまうなあ。
2017.02.12
先日のデイトナの記事書いてて思い出したんですけど、
デイトナ24といえば、思い出されるレースが2つ。
一つは1967年、フェラーリの1,2,3フィニッシュ。
のちに「デイトナ・フィニッシュ」の語源となったこのゴールである。
当時、ワタシは小学1年生の3学期、
レーシングカーブームもあってこの頃よりレースカーに興味を持ちはじめたところだったが、
このニュースは後追いで知った。
クルマは史上最も美しいスポーツカーともいわれるフェラーリ330P4。
このモデルはもう20年近く前にワタシが作った1/24。
引っ張り出してホコリを払ってみた。
ただし、コレは同年のルマン24時間で2位になったマシンである。
この頃、フォード対フェラーリの対決は最高に盛り上がっており、
1966年のルマンでフェラーリの連続優勝を抑えたのがフォードGTマークⅡ。
そのリベンジがこの1967年のP4のデイトナ・フィニッシュなのだが、
同年のルマンではまたフォードに後塵を拝し、フェラーリは2位、3位に甘んじるのであった。
この辺はリアルタイムで知っている、
といってもテレビもインターネットもないから、月遅れの雑誌情報なのであるが。
子供の頃、金魚のじょうろに似てると思っていたこのクルマ。
雑誌に書いてあった「12気筒」が、何のことだか全くわからなかった。
そして、もう一つのレースは1991年、
日本人ドライバーによる、日本車の初優勝である。
マシンはニッサンR91CP。
これは、本当にビックリした。
日産は1980年代後半から本格的にルマンに「勝ち」に行っており、
1990年はルマンの公式ポスターにそのマシンが描かれた。
だが、結果は惨敗。
写真はタミヤのニッサンR89cで前年の1989年のルマン参戦。
一時4位まで上がったがリタイアしたマシン、昨年暮作りました。
トリコロールの塗りわけはメンドクサイわ、
キットが古いためデカールがかなり「死んで」いるわ、
で難儀しました。
ちなみに「23号車」は「ニッサン」の語呂から日産のレースカーの「エースナンバー」で
デイトナで優勝したのも「23号車」。
こちらはホンモノ、
デイトナ24でルマンのリベンジを果たしたニッサンR91CP。
結局、日産はルマンでは勝てず、その1992年のルマンでは
ナント大穴「マツダ787B」が大金星を挙げて優勝したのですが。
これは4,5年前に作ったかな。
やはりこうしてみるとルマン出場車に比し
デイトナではたとえ優勝してもモデル化されてない、
ってのは格差、温度差を感じますね。
2017.01.31
この間の週末はデイトナ24時間レースでしたね。
スカパーで生中継してたのでダラダラチラチラ見てました。
今は何でも見られるのでアリガタイ。
優勝はなんと「キャデラック」!
「キャデラック」というブランドにレーシングカーのイメージはないし、
市販車のデザインともほぼ関係ないのでビミョー。
なんかイメージ的にトランプ新大統領とかぶるのもマイナスイメージ?
オレだけかな。
そのそもこの最近のプロトタイプカーのデザインは好きじゃない。カッコ悪―。
ちなみにこのキャデラック、シャシー製作はあのダラーラらしいです。
マツダも同じトップカテゴリーで参加してましたが煙ふいてましたね。
GTLMクラスはフォードがポルシェを抑え優勝。
このクラス、フェラーリもいてデッドヒートを繰り広げ、実は一番面白かった。
しかも、夜、雨が激しくなるとプロトタイプクラスよりGTクラスの方がインフィールドでは断然早く、
なんと、オーバーテイクしちゃうというのもすごかった。
そして応援していたGTDクラスのNSX。
しばらくクラストップを走っていたので期待していましたがクラス5位でした。
まあ、レクサスのふがいなさに比べて上出来ではなかったでしょうか。
途中、ボンネットとんでたけど、中はああなってるのか、とモデラー的には興味。
そのうち出るかなタミヤから。
しかし、日本では注目度低いデイトナ24。
今日のスポーツ新聞、どこ探しても載ってなかった・・・・・。
2016.08.26
ついにホンダNSXが国内発売開始。
ほ、欲しい!
しかし、2370万。(゚Д゚;)
これは、ちょっと・・・・
今、乗ってるS2000は300万円台後半だったので、
なんとか妻を説得し(それでも3年ほどかかった)
購入したが、これは説得うんぬん以前の問題だな。
もう、10年乗ってます。
初代NSXは衝撃的だった。
発売はバブル真っ盛りの1990年。
ワタシは研修医であった。
当時の価格が800万円。
しかも、バブルの関係で納車に時間がかかる新車価格を
中古車価格が上回るという現象が起きた記憶がある。
当時ワタシが乗っていたのがホンダのCR-X。
130万円くらいだった。
この車、良かったなー。
800万は当時のワタシにとって、全く雲の上の値段であったが、
小金持ちになった今なら、ムリすれば手の届かない値段ではナイ。
しかし、新型のNSXは、さらに天上高くかすんでしまった。
S2000がかつてのCR-Xの3倍の値段だから、
新型NSXが先代の3倍の値段というのは妥当なのかも。
さて、この新型NSX。どんな人が買うんでしょうか。
日本はいまやバブルではない。
先代NSXの時もバブル崩壊後に納車待ちのキャンセルが相次いだという。
新型NSXを見たら、乗ってる人の顔も見てみたい。
2016.07.08
先日のル・マンみてて思ったのだが、
我々世代は「流線型」「デルタ翼」「ロケット型」的な時代に育ったので、
先がトンガっているほどカッコイイ、というイメージがある。
最近のレーシングカーは、どうも・・・.
特に今年のアウディR18、あれはナイ。
逆スラントなタイヤハウス。電車か船かみたい。
いかに空力的に正解といわれようが、コレは許せねえ。
一方、GTクラスのフォードのカッコいいこと。
コレは50年前ル・マンを制したあのフォードGT40のイメージでフォードが開発したクルマで
ターゲットは多分我々、当時のフォードの活躍を知ってる50~60代。
ナツカシイ、コレは来るわ。
ちなみに最も美しレーシングカーだと思うのは、このフォードとチャンピオンを争った、
フェラーリ330P4.
イメージは、金魚のジョウロ。
ついでにワタシが最も好きなのは「テキサスの怪鳥」チャパラル2F。
でも、こういうのも「刷り込み」で、最近の若者は今のクルマをカッコいいと思うのだろうか?
どうもオジサンは「ポルシェ962C以前」「スーパーカー世代以前」のヒトなので・・・。
ポルシェ、っつったら断然906だよなー。
わかる人は、わかる。
これわかる人いたら、もっとスゲエ。
もしいたら、コメントしてください。
2016.06.23
ご存知のようにこの春15年乗ったクルマを新調した。
先日、仙台まで遠乗りしたが、同じ車種なのに乗り心地、使い勝手、燃費等々、
やっぱ、15年たつと違うわー、新車はいいわーと改めて思った。
さて、同じころ、こちらも15年以上使った当院の医療用レーザーを新調。
こちらも基本的に前機種と同じCO2レーザーである。
コレが、使い勝手がすこぶるいい。
このチップが細く、軽量。
焼灼能力も格段に良く、短時間で手術が終わる。
やっぱ、新しいモノはそれなりに進化してるのだなあ。
(やってる医者は老朽化しているが・・・)
そんなわけで鼻腔レーザー焼灼術、アレルギー性鼻炎で鼻閉にお困りの方、
また、重度の花粉症でクスリではコントロールが難しい方にお勧めです。
保険適応、日帰り手術です。
後ろでポーズとっている受付嬢にご相談ご予約ください。
2016.06.21
6月の夏至に最も近い週末といえば、言わずと知れたル・マン24時間レース。
以前も書いたことがあるが、毎年この時期は妙にソワソワ。
今年はスカパーで中継アリ。
そんわけで、日曜日は朝からテレビつけっぱなし。
耐久レースなのでずっとテレビの前にはりついてるわけではなく、
他の事をしたり、食事をしたり、外出したり、その合間にテレビをチェック。
総合優勝にからむLMP1クラスは、今年はトヨタ、ポルシェ、アウディが2台づつエントリーし、
ここがレースのメインである。
スタート時は結構な雨が降っていて、ペースカー・スタートだったが、
一仕事終えて、戻ってみると晴れていた。
それにしても、日本車が過去優勝したのは1991年のマツダ787Bのみ。
これは感動した。
トヨタも、日産も、莫大な資金と時間をかけたが、いまだに総合優勝は無い。
日産は1989年、デイトナ24時間を制してル・マン制覇に期待が高まったが、リタイア。
トヨタに至っては2位どまりが4回ある。
今回、トヨタは相当の覚悟をもってル・マンに臨んだらしい。
夜を迎える前にトップに立ったが
残り4時間、依然、トップを走っている。
今回は、行けるか?
おそらく、ワタシを含め全モーター・ファンが考えていたのは1994年、1998年のル・マン。
1994年、最後のCカーのレース終盤、2位ポルシェに6分の差をつけて首位を快走するサードトヨタ94C。
しかし、残り3時間となったときまさかのトラブル。
ピットにはたどり着いたものの作業に12分を費やし優勝を逃す。
だが、残り3時間は切った。
しかし、まだ、安心できない。
1998年、ル・マン必勝の決意のもとに怪物マシンTS020を持ち込んだトヨタだったが、
トップを走っていた車がなんと終了30分前に、リタイア。
コレもテレビで見てて、絶対勝ったと思ったが、なんてこった、という結末であった。
しかし、今年は、その30分も切った。
どこにもスキはない。
おお、ついにトヨタ30年目にして悲願の初優勝か。
解説の由良拓也さんが、あと6時間走っても大丈夫ですね、なんて言った矢先。
あとワンラップ、残りわずか6分で「ノー・パワー!」の車載無線。
ナニ、なんだって!!
のんびりビールを飲んでいたワタシも、その横でスマホなんぞをいじっていた妻も、
思わず画面にくぎ付けに。
パワーダウンのトヨタ、しばらくよろよろ走ったが、路肩にスルスルと止まる。
同ラップのポルシェが迫る。
止まったトヨタの横を走り抜けていくポルシェ。
世界中が凍り付いた。
一体、何が起きたのだ!?
トヨタはまたしても勝者になれなかった。
優勝は大逆転のポルシェ。
残酷な結末。
ワタシはトヨタファンではなく、どちらかというとアンチトヨタであるが、
これは、カワイソウすぎるなあ。
ここまでやっても勝てないのか。
ポルシェはこれで18勝。最多を更新。
しばし、我が家もボ―ゼンとしていた。
ここまで、毎回勝利をほぼ手中にしながら、ついに勝てない。
あれ、どこかのサッカー・チームみたい、ですか。
2016.06.05
昨夜、ライブ・パーティー後の打ち上げでしこたま飲み、
さらにその後も飲み歩いてシメのラーメンまで行ってしまった。
で、今朝は・・・
そして、帰路につくわけだが、やはりこれを食べなければ、帰るに帰れぬ。
クルマなのでモール内の牛タン屋へ、開店の11時を待って入る。
コレだ― (≧◇≦)
行きは、そんな事情でわき目もふらず突っ走ったので、
帰りはノンビリと、SAにちょこちょこ寄りながらドライブを楽しむ。
新ディスコの乗り心地は快適だ。
福島県国見SA。見晴らし処も行ってみよー。
なるほどねー。
なんと福島だが、ここのレストランでも牛タンが食べられるらしい。
続いて寄った安達太良SA。おや、アレは・・・・
ウルトラセブン!?
ナゼ、ここにいらっしゃる?(@_@)
宇宙人から自動販売機を守っているのか?
メトロン星人が変なもの入れないようにww
この文章はなかなか味わい深い。
そんなわけで、「みちのく一人旅」、無事帰ってまいりました。
2016.04.28
報道されている三菱自動車の燃費偽装問題。
相当に深刻です。
以前リコール隠し問題で企業の隠ぺい体質が問題視されたが、
結果改善されなかったということで、
企業のブランドに対するダメージは計り知れません。
フォルクスワーゲン社の問題も相当ヤバイが、
あちらは巧妙なソフト操作で不正を働いたが、
こっちはもっと深い企業体質に根ざしているとこが致命的かも。
浦和レッズ、大丈夫か?
三菱自動車といえばかつてはワタシも乗っていた。
前回、今度の車が7台目と書いたが、
うちわけはランドローバーが2台、ホンダが3台、三菱が2台。
最初にバイトして買ったのは三菱のランサーセレステGT。
色は「白」でした。
当時排ガス規制でトヨタ、日産の2台メーカーが苦しむ中、独自の技術で排ガス規制をクリヤーして躍進したのが、
ホンダのCVCCと三菱のMCA-JETであった。
ともかくよく走った。ガソリンハイオクで高かったけど。
当時の広告は「純アリス」さんの「妹は20歳」♥
(ちなみにライバルのトヨタ「スプリンターLB」の広告はあの「アグネス・ラム」さんであった。)
この広告でも燃費の良さをうたってるけど、この当時は「実測」だったんだろうなあ。
そして、ホンダを2台乗り継いだ後、子供が生まれて購入したのが三菱の「パジェロ」。
この2代目「パジェロ」は当時大人気で納車に半年もかかった。
偽装問題は25年前からというからこの車が出たころか。
当時の我が家のパジェロの写真が電子化してないので以下の写真は、
当時ワタシが作った「ほぼ小倉家仕様」のプラモデル。
棚から引っ張り出してきてホコリを払って写真撮ってみました。
このメタリック・グリーン、気にいってってました。
(この後、浦和レッズができてから「赤い車」しか買わなくなったが(笑))
ナツカシー。
こういう「アニマルガード」つけるのが流行ったんですよねー。
洗車に邪魔なんだけど。
ナンバーもこのナンバーでした。(当時は自分では選べなかった。)
13万キロ乗ったんだよなあ。ディーゼルだったので燃費はヨカッタ。
残念ながら、このパジェロ以降、ここ25年の三菱自動車には
ワタシが乗りたくなるような車がなかった。
でも、セレステ、パジェロ、はワタシにとって、ともに忘れられない「名車」です。
2016.04.27
そして今日26日は、旧ディスコの引き取りの日。
2000年、13万キロ乗ったパジェロのあとに購入。
時代的には下の子が6歳、上の子が10歳くらい。
以後16年、キャンプへ、カヌーへ、文字通り日本中をこの車で駆け回った。
北は北海道、釧路川から、南は四国、四万十川まで。
一家4人で北へ南へ。
カヌーを積んで、キャンプ道具を満載し、
たくさんの思い出を積んで帰ってきた。
浦和レッズの試合で埼玉スタジアムはもとより、アウェイは新潟や、仙台まで。
2002年のワールドカップ決勝も息子とこの車で横浜まで行きました。
雪道にも抜群のこの車で、スキーも一時はワンシーズン10回以上行きました。
はるばる安比高原まで行ったのも良い思い出。
遊園地や動物園、このラダーをのぼって屋根の上で富士スピードウェイで子供とレース観戦したこともあり。
おそらく、ワタシの人生の一番充実した時期をともに共有したクルマ。
次世代に席を譲ります。
思い出も受け継がれる。
また、新たな歴史を刻みます。
サヨウナラ、アリガトウ。