2016.03.10
この間の病院からの支払明細書が届いた。
封筒にはこんな切手が。
最近はいろんな切手があるなあ。
形も珍しいが星のところだけ反射してキラリと光る。
周りギザギザのミシン目だが、どんなシートになってるのかと思ってネットで調べたら
シール切手でギザギザは飾りなのであった。
最近はこんな切手らしくない切手が多い。
こんなのもあるから、切手のデザインは今や無限ということだ。「オリジナルフレーム切手」
なんか、適当なシール貼って、82とか書いても配達されそうだ。
でも、それってやっぱ犯罪になるんだろうか。
どんな罪になるかは知らないが偽札の罪は重いらしいから、厳しいのかも。
ただ罪の軽重よりも何よりニュースで報道されてハズカシイ。
57歳医師、82円切手を偽造して逮捕。
ダセー、金ねえんかよ、セコ過ぎ!!
なんてネットで格好のネタになりそうだし。
2016.01.21
いま、ラストアルバム「ザ・ロングラン」を聴き終えました。
デビッド・ボウイに続いてのグレン・フライの訃報である。
イーグルスはデビッド・ボウイに比べ活動期間が短いので、オリジナルアルバムはすべて持ってます。
1枚目から順番に全曲聴いてみました。
イーグルスとの出会いは1975年。当時高校1年生。
ニューアルバム「呪われた夜」の発売に合わせて、FMラジオや音楽雑誌でイーグルス特集が組まれ
過去の曲も多くオンエアされたのでそれを録音しまくってイーグルスの概要を知った。
「呪われた夜」は誰か友人のレコードを借りてカセットに入れたような。
エクソシスト以来のオカルトブームのイメージのジャケットですが、このアルバムは良かった。
何回聴いたことか・・・。
当時ウェストコーストの3大バンドといえば、
「ドゥービー・ブラザース」「スティーリー・ダン」とこの「イーグルス」であった。
(もともとウエストコースト・サウンドは日本だけの呼称らしいが
今や日本でも若いヒトはウエストコーストといってもわからないだろうなあ。)
だから、ワタシにとってのグレン・フライは上の写真よりはこっちのイメージ。
イーグルスとしてももちろんベースランディ・マイズナーで
ジョー・ウオルシュはまだ加入しておらず
バニー・レドンの印象が強い。
(バンジョーってちょっとあこがれました。)
「テイク・イット・イージー」はずっと大好きな曲だ。
あちこちで演奏した。
ところで、実はワタシ、グレン・フライのシグネチャー・モデルを所有しています。
シグネチャーモデルといえばクラプトンのストラトとか、ザック・ワイルドのレスポールとか、
マイケルシェンカーの白黒フライングVなんかがパッと浮かぶけど、
グレン・フライのギターって何?タカミネ?マーチン?
コレです。
なんとリッケンバッカー、しかも普段なかなか見ないレアモデル。
このギター、リッケンバッカー230GFといい、GFはグレン・フライのイニシャル。
ソリッド・ギター、ボルトオンネックでレスポールで言えばジュニア、メロディメーカー
フェンダーで言えば、ムスタング、ミュージックランダーのような
スチューデントモデル的な位置づけらしい。
だが、このギター、当のグレン・フライ本人が使ってるのを見たことがない。
噂ではリッケンバッカー社からシグネチャー・モデル製作の打診があった時、
シンプルなモデルを、というグレン・フライの希望があったとかなかったとか。
アコギ主体であまりエレクトリック・ギターを弾かないグレン・フライだが
(一番上のタカミネのアコギはグレン・フライのシグネチャーモデルがあるらしい。)
このジャケットではバインディングなしの真っ黒のレスポール・スタジオ(?)を持っており
リッケンのこのモデルは、このギターのイメージに近いので好みのタイプなのかも。
で、リッケンバッカー社からシグネチャー・モデルとしてグレン・フライに渡されたこのギター、
本人が弾いてるのは見たことないが、イーグルスのギタリストであるジョー・ウオルシュが気に入っちゃったらしく
しばしば拝借してステージで使っているらしい。
エリック・クラプトン主催のクロスロード・ギター・フェスティバルでも弾いてた。
ちゃっかりしたヒトだ。
ワタシも入手後何回かライブで使ってみた。
写真を比較するとジョー・ウオルシュのデカさがわかる(笑)
シンプルでカッコよく、コンパクトなんで取り回しが楽である。
ところで、このギター、中古で買ったわけだが鑑定書付きである。
それによるとワタシのギターは1000本製作されたうちの48本目。
最初の100本にはグレン・フライが鑑定書に直筆でサインしたとあるので、
このサインは本物らしい。
ギターのサインは無論刻印だが。
ワタシはコレクターではなく、使ってなんぼのヒトですので、鑑定書なんかは実はどうでもいいのです。
そもそもリッケンバッカーのこのモデルは高校生の時雑誌で偶然その存在を知り
カッコいいなあと思いずっと探してたギターなので
グレン・フライのシグネチャー・モデルだったというのはタマタマなのです。だって、本人使ってね―し。
(ファンのヒトに怒られそうだなあ。)
ただ、青春時代、ことあるごとに聴き、歌ったイーグルス、大好きなバンドであることに違いはない。
グレン・フライ氏への追悼の意味を感じて今度のライブで使ってみようかなあ、と。
もちろん、演奏する曲は全く関係ないんですけど。(^^;)
2015.01.02
今年もたくさん年賀状をいただいた。
年賀状を見つつフト思う。
年賀状には世代的流行がある。
年賀状はそもそも「大人の」慣習であるから、
面白がって書いた小中学校の時は別にして、
高校、大学の時はほとんど書いたことも、もらった覚えもなかった。
まあ、皆さん、社会人になって、
特に結婚して家庭を持つようになってから慣例的にやり取るするモノでしょう。
よって最初のころは「結婚しました」「○○に新居を構えました」
なんていう内容が多く結婚式でのキャンドルザービスやケーキ入刀の写真が多かった。
そして、やがて子供が生まれると赤ちゃんの写真から、
やがて七五三の写真や、家族で遊園地、テーマパークに行った時のスナップ
が、過半数を占めるようになる。
(ディズニーランド、多かったなあー。)
そして、子供たちが大きくなり大学生、社会人になると
やがて、年賀状から子供の写真は消えていく。
今まで、子供だけだったのが夫婦の写真になって初めて奥さんの顔を知った、なんてところもあるし、
文字とイラストだけの簡素なスタイルになる家も多い。
しかし、ここ数年、やたら目につくのが
「○○山頂/標高****m」なんていう立札の横でにっこり笑ってる写真である。
山頂からのパノラマや、雪渓を写した写真なんかもある。
写真はなくとも「百名山踏破を目指しています」とか「最近、山登りにハマっています」
なんちゅうコメントは多いし、同窓会行ったときにも山登り始めました、なんてやつ多かったなあ。
何故か、人間、歳とると高いところに登りたくなるらしい。
そういえば、イヌの散歩で山に行くと登山スタイルの中高年をよく見かけるし
最近山で遭難する人のニュースを聞くとほぼ例外なく、中高年である。
子供が親元を離れ、遊んでくれなく(?)なると
ヒトは、自分を見つめなおしたり、社会の喧騒から逃れようとするためか山に登るようだ。
だんだん、天国に近づいているのか・・・・。
あと、走る人も多いですね。
フルマラソンとか、トライアスロンとか。
ワタシにしても、もともと、登山は好きではないし、
マラソン大会なんかチョーキライだったわけであるが
最近になって、そんな同年代のヒトビトの気持ちが何となくわからなくもない。
しかし、へそ曲がりなワタシとしては、
ここまでみんながやってると素直には始められないかも。
やっぱ、バンドの方が楽しいし、まだ。
2014.01.13
土曜日に東京で感染症関係の研究会があったのでその晩は一泊し、
翌朝、娘と待ち合わせてお出かけ。
やってきたのは両国。
おりしも初場所開幕でお相撲さんもフツーに歩いているが、
お相撲を見に来たわけではない。
目的地は国技館の東、江戸東京博物館。
これである。
絵画、美術関係にはとんと疎いワタシであるが、
浮世絵はちょっと好き。
一番好きなのは超有名なこの絵だ。
葛飾北斎「神奈川沖浪裏」。
実はそのルーツはココにさかのぼる。
小学校高学年、おりからの「切手ブーム」にまんまと乗ったワタシは、
切手コレクターであった。
中でも、浮世絵を題材にした切手趣味週間シリーズの美人画、役者絵と、
国際文通週間の東海道五十三次、富嶽三十六景は切手マニアの間でも人気が高かった。
確か右上の安藤広重作、雪の「蒲原」は2000円以上したような。
(いまは歌川広重というようだ。)
それはさすがに手が出なかったが、
どうしてもほしかった北斎の「神奈川沖浪裏」を
近所のデパートで500円近く出して買った覚えがある。
時の小学生にとってはそれこそ大変な散財であった。
もちろん、親にはナイショ。
今回も、切手になった絵は名前も作者もはっきり覚えていて、懐かしかったです。
そうそう、同級生の「切手博士」石井君が
宝物のように見せてくれた東洲斎写楽「市川海老蔵」
(これは確か当時1000円以上)
も、ついに本物を見ましたぞ。
他にも、たくさんの浮世絵が時系列で展示されていて、
歴史的資料としても大変興味深かったです。
浮世絵、何となくお正月っぽいし。
(でもチョー混んでた。)
帰りにこんなものを発見。
別にお相撲さんでなくても誰でも駐められるらしい。
横綱、ってくらいだからどでかいのかと思いきや、
こじんまりした駐輪場でした。
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