ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.11.30

結婚式、サイコー!

 かねてからの予告どおり、日曜日は午前中臨時のインフルエンザ外来を行う。
 そして、お昼過ぎ、式場のバスで岩谷家、川島家の結婚式で宇都宮へ。
 新婦のアヤちゃんは
言わずと知れた我がロックバンド「CRP」のキーボード兼「まえはらクリニック」のナース。
 一方新郎の岩谷君は当院に出入りしてた製薬会社のヒトで、
いわばオレが「縁」となってるわけだ。
 開場は宇都宮モノリス。
 結婚式直後の二人。
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 いい感じですね。
 続いて披露宴に移ります。
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 二人を結びつけたのは「ピアノ」。
新郎新婦の連弾です。
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 恒例のケーキカット。
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 実は食べることは2人ともピアノより得意です。
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 そして、待ってました(?)、なんと「CRP」の演奏だ。
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 どこに行っても「爆音ライブ」。
演奏曲は「Basket Case/Green Day」「The Locomotion/Grand Funk Railroad」。
ついでにアンコールももらっちゃったので「20th Century Boy/T-Rex」
まで、やっちまったぜ。
 その後、2次会に。
 ナゼカまたまたケーキカットしてる2人。
よっぽどケーキ食いたいか。
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 そして酔っ払いになっていくヒト達
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 こちらやはり最近結婚した新婚夫婦とその父(?)
「オメーラ、仲良くやってっか?ダメだぞ、オメ、かみさんにサービスしねっと。」
「いや、ちゃんとやってますよ。」
「お父様、もっと言ってやってください。」
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 僕らも、早く結婚したいでーす。
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 といいながら2人を出し抜いて「婚活」する奴。
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 ともかく、がっちり掴んだこの幸せ、みんなが祝福しています。
とっても素敵な結婚式でした。
ガンちゃん、アヤちゃん、ホントにおめでとう。
いつまでもお幸せに。
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2009.11.28

やっぱり・・・・。

 Jリーグもあと2試合。
 毎年最後の頃になると、インタビューでどのチームの選手も
「あと、残り試合、全部勝ちます。」
なんて事を言うが、これは政治家の公約と同じくらいあてにならない。
インタビューもマニュフェスト作ってもらおうか。


 2009年J1第33節
 京都サンガFC   1-0    浦和レッズ  (西京極競技場)
    (前半     0-0)
    (後半     1-0)


 でも、今日は、勝てたよなー。
 午後2時土曜京都ではスカパー観戦だ。
 連勝、しかも前節の劇的勝利で波に乗りつつあるレッズ。
4位キープならACLも見えてくる。
 一方、ここのとこパッとしないサンガ。
ただし今日勝てば残留確定とか。
 試合はほぼレッズが支配。
パスもかつての横、後ろ、足元へのゆるいパスではなく、
緩急のある効果的な崩しもけっこうあり、
実況の八塚さんも(このヒト好き、ほんとサッカー好きなんだろうなー、ってのがいつも伝わってくる)
解説の福西も(コイツはキライ、現役時代の汚いプレーを見てると、きっと善人ヅラしてワルイ奴なんだろうなーと思ってしまう)
レッズのパスサッカーの完成度を評価していた。
 しかし、サッカーは点をとらんとイカンのよ。
 今日の高原のコースを変えるヘッドや、ディフェンダーに体を預けて反転して打つシュートは
彼の持ち味だが、昔はみんなあれがゴールに入ってたはずだ。
 前半が終わった時
「何となく、負けるかも。」
という思いが、過去の経験から頭をよぎる。
多分、選手にも・・・・?
 そして、負けるならこの形しかない、という
カウンター、サイドチェンジ、マークずれる、ウラ取られる、のパターンから失点。
 結果にすごく納得してしまう自分がカナシイ。
 ああー。
 さて、試合中に何回か病院の電話なりましたが、
深夜は取っても試合中は電話取らないのが当院の方針ですのであしからず。
急患の方は試合終了を待ってお電話してね。
 試合後には1人、インフルさん診ましたが。

2件のコメント
2009.11.26

今度の日曜日、インフル外来します。


 緊急連絡です。
 先日の休日の患者さんの話、またまたブログ読者の方からのご連絡により
休日診療所が大変なことになってるようです。
 んー、このままではイカン。
 そのため、急遽、今度の日曜日当院もお手伝いすることにしました。
 医師会休日診療所の担当の方と相談した結果、
休日診療所に問い合わせがあった患者さんのうち、
インフルエンザ疑いの発熱患者さんをこちらにまわしてもらうことにしました。
まあ、問い合わせはほとんどがインフル疑いのヒトでしょうが。
 ただし、今度の日曜日は午後からCRPのアヤちゃんの結婚式のため、
お昼過ぎにはバスに乗って(しかもギター持って)
宇都宮まで行かなきゃならないので、
11時~11時半くらいで受付は打ち切りになっちゃうと思いますが、できるだけやります。
 朝、9時半からです。
 日曜日はインターネット受付は「なし」ですので、
状況をお電話で確認いただけるとよろしいかと思います。
もちろん、直接来ていただいてもけっこうですが、
インフルエンザ疑い以外の通常の初診、再診は受けませんのでご理解ください。
耳が痛い子は、もちろん診ます。
 熱が出てから数時間たってからの方が検査の正確性が出ます。
土曜の夕方、夜から、あるいは日曜日朝からの発熱の方は、
日曜の午前中にお越しください。
 日曜のお昼、午後からの発熱の方は、月曜日の受診で間に合いますから、
熱が多少高くても、なるべく夜間救急を受診しないようにしましょう。
本当に重症な方がきちんと診られなくなります。
 昨日のブログで述べたように、新型はそれほど恐れることはありません。
 この提案に対し、
二つ返事で引き受けてくれた薬局の小峰君、
そして、当院のスタッフの皆さん、
感謝です。
 やはり、今回のインフルエンザは一つの「社会的災害」ではあります。
 常々思っていることですが、医療機関は個人経営でもやはり公的な役割があります。
かつてのブログ「やり残した事」で書いたことがすこーしだけできるかも。
アフリカやアフガニスタンはそう簡単には行けなくても、
ここでは多少、役に立てるでしょう。
1分で行けるし。

3件のコメント
2009.11.25

季節性とパンデミック、どっちが怖い?


 さて、皆さんは従来型の季節性インフルエンザと
いわゆる新型インフルエンザ(パンデミック・インフルエンザ)では、
どっちが怖いと思いますか?
 「そりゃ、新型が怖いに決まってんだろ。」
 と、思ったあなた、間違いです。
 「だって、テレビで言ってたけど、死んだ人だってけっこう出てるじゃん。」
 なるほど、でもそこに情報の落とし穴があるのです。
 従来の季節性のインフルエンザで毎年何千人もの方が亡くなってます。
何百人もの子供が脳症になってます。
 でも、それは一般には報道されません。
 なぜって、当たり前だから。
肺がんや胃がんで何人死のうとニュースになんないでしょ。
健康なヒトがただの風邪で運悪く肺炎になって死んじゃっても、それもニュースにはなりません。
 もちろんインフルエンザが老人健康施設や老人病棟なんかで集団発生して、
死亡があった場合はニュースになります。
 しかし、それ以外はいわゆる「ニュース・バリュー」がありません。
 一方、新型の方は最初は「感染疑い」だけでもニュースになりました。
続いて、患者が確認され過剰な報道がありましたね。
 死亡例も最初は大々的に騒ぎましたがだんだん減っています。
 マスコミは(特に日本は)そんな体質です。
 食品の偽装問題があったときには次々にニュースで出てました。
しかし、今は全く話題になりません。
 急に無くなるわけはないので、日本のどこかでは
産地や賞味期限の偽装くらい、今でも小規模ながらあるでしょうが、
今は「ネタ」としての価値がないので報道されないだけです。
 確かに推計で感染者900万人ともいわれる新型インフルエンザは脅威ではありますが、
実は今のところ重症化は少ない。
 インフルエンザの病原性は
(毒性という言葉はやめましょう。インフルエンザは毒素を出しません。)
感染力とは別のものです。
 ウイルスがどれだけ急激に体内で増殖し、それが宿主に影響を及ぼすかです。
 「新型」インフルエンザは多くの人が免疫を持ってないので、
とりあえず罹りやすい。
 しかし、ウイルスは細胞の中でしか増殖できません。
 新型は、まだ人間の細胞で増殖した経験が少ないのでまだそのテクニックが未熟です。
もたもたしてるうちに感染した人間の作った抗体に捕らえられてしまう。
 一方、従来からある季節性のインフルエンザは、何年も流行を繰り返してきました。
人間の体の中で生きていく術(すべ)を知り尽くしているといえます。
 新型インフルエンザの症状が比較的早く改善するのはこのためです。
すぐに熱が下がるヒトが多いです。
(これはもちろん喜田先生から聞いた話を元に私が推測したものです)
 もちろん、H1N1なので、年長者が何らかの抗体を持っている可能性や
流行がまだ若年者に限られているので、
毎年インフルエンザの大半の死亡例となる高齢者の感染が少なく、
死亡率に関しては厳密な議論ができないとは思いますが。
 また、将来的にこの「新型」がヒト細胞での増殖力を増した型に変異していくことは
充分考えられますし、おそらくそうなっていくでしょう。
 かかるんなら、今のうち?
 いや、無理にかかることはないすけど。
どんな危険があるかもわかんないし。
 まあ、理想的には新型ワクチン打ったあとで軽くかかっとく、
ってことができたらベストでしょうな。

1件のコメント
2009.11.25

(ベルリンの壁崩壊とは関係のない)ソ連の消滅の話

 新型インフルエンザワクチンの予約を開始しております。
 今回対象者は未就学児童(1歳以上)です。
 実際問題として一体、何本入荷するかわかんないですが、
とりあえず希望者は木曜日までに予約してください。
 もちろん「新型」にもうかかっちゃったヒトは必要ありません。
 さて私が10月19日付で書いたブログ「従来型インフルエンザと新型インフルエンザ
を覚えておられるでしょうか。
 ここで、疑問として
今回「新型H1N1」が出たので今までの「Aソ連型H1N1」と「A香港型H3N2」は
今シーズン以降どうなるんだろうということを書きました。
 マスコミでも全く触れられてなかったもので。
 この疑問について、この間の専門医講習会で講師の先生2人がコメントしてました。
 現段階では推測の域を出ないが、従来のAソ連型H1N1は消えるだろう。
B型はもちろん残るが、A香港型H3N2は、消えるかもしれないし、残るかもしれない、
とのことです。
 まあ、私の予測もそうでした。
 病院でやってるいわゆる「簡易検査」はA型とB型の区別はできますが
ソ連型と香港型の区別はできません。
まして同じH1N1であるソ連型と新型の区別もできません。
 しかし、私はこのA型は全部新型ですと患者さんに説明してきましたが、
この間の講習会で提示されたPCR検査のデータを見ると、やはりほぼすべて新型でしたね。
 わずかにB型も出てましたが。
実際に足利市でもB型の報告がありました。
 じゃあ、今年はB型も流行ってるの、っていうとそうではありません。
 実はAにしろBにしろ、インフルエンザは一年中出てるはずです。
 でも流行期で無いといちいち検査をしないので、
普通の風邪として処理されてるわけです。
流行期でなければ、重症化も少ない。
 今年は、こんな形で新型インフルエンザが流行ってるので
検査をすると、たまたまB型がひっかっかって来る、ということに過ぎません。
 そして毎年、B型や香港型に先行して流行するソ連型が殆ど出てないとすれば
新型にとって変わられる可能性は高いでしょう。
 「Aメキシコ」っていう名前になるのかしら。
 だから、このままソ連型が新型に取って代わられれば
今打ってるワクチンのAソ連型の成分はまあ、意味が無い。
でもA香港はビミョーとしても、少なくともB型に関しては大いに意味があるわけです。
 つまり今年の予防接種はB型とA型が別になっちゃったわけですね。
 メンドクサイ。

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