ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2012.06.25

明日、明後日は休診です。


 当院に通院されている患者さまの皆様には
大変ご迷惑をおかけしますが、
明日6月26日(火)および、翌27日(水)は臨時休診となります。
 えー、学会ではありません。(汗)
 もちろんサッカーでもありません。(汗汗)
 昨年、股関節の置換手術を受けた副院長の
術後検診のため、北海道に行ってきます。
 副院長一人で行って、オマエが一人で仕事しろ、
というご意見もございましょうが、
(当初はそういう予定だったのですが)
ワタシもカバン持ちで行ってくることになりました。
 大変恐縮ですが、そういう事ですので、
何とぞご了承ください。
 院内掲示が「学会のため」となってるのは、
事務員が間違って書いちゃいました。
(その後、まあ、そう書いちゃったんならいいか、
とあえて訂正の指示をしなかったのはワタシですが・・・・。)
 水曜夕には戻ります。
 ふふふ、サッポロクラシック(北海道限定)が待っている・・・・。
 あ、いや、なんでもないです。
 お気になさらないように・・・・。
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2件のコメント
2012.06.24

大一番を戦う器


 久々の埼スタに向かう道、
高速を降りて側道を進むと、隣の車線で何やら赤いものがチラチラ。
 運転しながら横を向くと、
窓から手を出してこっちに振ってるのは、
いつもコメントでお世話になってる
あのsuzukiファミリーじゃあないですか!
 途中のしかも一般道で会うとはすごい偶然。
 そういや、行くって言ってましたね。
 今日はがんばりましょう。
 埼玉スタジアムでの開催は5月19日の清水戦以来、
ワタシはその時北朝鮮飯店のライブでしたので、
個人的には5月3日の横浜Fマリ、VIPルーム以来かあ。


 2012年J1第15節
  浦和レッズ     0-0     べガルタ仙台  (埼玉スタジアム2002)
        (前半  0-0)
        (後半  0-0)


 久々に来てみると、サイスタ北ゲートへの道は
新しくなり大きく迂回させられていた。
 車はともかく、歩行者を迂回させんなよ(怒)。
 そんなわけで、以前よりちょっと余計に歩いてスタジアム到着。
004_20120624084631.jpg
 暮れゆく埼玉スタジアム。
 沈む太陽が、屋根の間を通過。
 ふと、この間の日食の事などを思い出すが・・・。
010_20120624084630.jpg
 ん?これ、なんかに似てない?
 これかー。
img_700582_6396014_0_20120624085435.jpg
 そんな、アッガイな埼玉スタジアムにて、
今節、最も重要なカードが行われる。
 首位と3位の直接対決。
 おお、こんなシチェーションでリーグ戦を戦うのって、マジ何年ぶり?
 仙台のサポの応援はわりと歌(ちゃんと歌詞がある)が多い。
 名前のコールや、手拍子、アレアレ~などの掛け声を中心にした
浦和のチャントとはずいぶん趣が違う。
 他にこういう応援をするのはFC東京が有名である。
 はっきり言ってダサいと思う。
 そのためではないが、ゲームの入りは先のFC東京戦を思わせるような、
ガチな展開になった。
 レッズはガンバ戦の入りよりははっきり動きも良くアタリも強い。
 しかし、上位対決という事をお互い意識しすぎた結果であろう、
試合は次第に、なんとしてでも勝つ、というよりは、
負けたくない、つまり
ここで相手に勝ち点3を与えたくない、
という展開になっていく。
 その点、かえってつまらない試合になってしまった。
 選手はハードワークしてるんだが、
最終的なリスクを避けるため、スリリングな展開に乏しいのだ。
 ワールドカップも準決勝が一番面白くて、
決勝は凡庸なゲームが多い、とよく言われる。
 なんか昔、アントニオ猪木とモハメドアリの
プロレスとボクシングの格闘技王座対決が、
負けたくない、という意識が強すぎで、
つまらない試合になったことをふと思い出した。
(古すぎ!)
 でも、まだまだ、早すぎだぞ。
 レッズもそうだが仙台にしてもまだ「大一番」に慣れてないから、
こんな展開になったんだろうなあ。
012_20120624084629.jpg
 まあ、首位の仙台にすれば、勝ち点差がある以上
アウエイ埼スタで引き分けならまずはオッケーなわけで、
この試合、実質的には仙台の勝ち、というところでしょうな。
 さあ、次は、セレッソ戦、
清武のラスト・ゲームをブッツブさなければ!
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2012.06.21

続・スポーツ紙の一面


  引き続きスポーツ紙の一面の記事の話である。
 そんなわけで野球もゴルフも競馬も、ましてAKBも興味のない私だが、
先日、久々に一面から読みたくなる記事があった。
  松田聖子さん、再々婚!
  おお、そうなのかあ。
  聖子さん(ちゃん、ですかね)は、一世を風靡したスーパーアイドル。
  特にワタシの大学時代が全盛期で
彼女は私の2コ下の生まれ年なので
まさに青春時代がシンクロしている。
  女の子のタイプとしてはワタシのアイドルでは無かったが、
彼女の楽曲はおおいに男の子の願望、妄想を刺激したものだった。
  特に元はっぴいえんどの松本隆氏が作詞した一連の作品は
ヨット、デッキシューズ、ゲレンデ、コテージ、などの単語をちりばめ
当時の雑誌「ポパイ」あるいは「ホイチョイプロダクション」の映画などを
イメージさせて、
ああ、オレも彼女ができたらこんなデートをしたい!
などという気になるわけだ。
 夏休みや冬休みに友人と車で海やスキーに行く時は
必ず聖子ちゃんの最新アルバムをカセットにいれて
聞きながらモチベーションを高めたものだった。
  残念ながら行きも帰りも男ばっかりだったのだが…………(T_T)
  そうですか、再々婚ですか。
  しかもお相手は歯医者さん!
  そして何と前橋高校出身らしいです。
  ワタシも長く前橋住んでましたし、
そう聞くと、何となく親近感ある感じ。
  ところで、このニュースはスポーツ紙一面の価値があるんだろうか。
  妻に訊いたら
「やはり、国民が明るい話題に飢えているんじゃないの?」
 との答え。
  なるほど。
 ところで、そういえばうちの奥さん聖子ちゃんと同い年、
誕生日は2、3週間しか違わないのだ。
  そう考えるとまたなかなか感慨深いなあ。
 いや、特に深い意味はないですが、
(大学勤務の歯科医と、開業医では生活は随分違いますが、)
単純に、もし、オレの奥さんが松田聖子だったら大変だろうなあ、かと。
 そんなわけで、歯医者の先生、
いろいろと大変そうですが、末長くお幸せになっていただきたいもんです。
 今度一度松田聖子さんのライブ見たいです。
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2012.06.20

スポーツ紙の一面


 浦和レッズ関係の記事が読みたいために
一応スポーツ新聞を取っている。
 そもそも、最初は埼玉スタジアムに行ったら、
スポンサーの日刊スポーツが
「今、この場で申し込むと浦和レッズグッズプレゼント」
なんてのがあって、その場で申し込んでから、
その後ずるずると契約更新してもう10年近いです。
 しかし、ワタシは野球には全く興味ないし、
ゴルフも同様、もちろん競馬、競輪なんかは論外、
なので、あまり読むとこないのだ。
 それでも、レッズがリーグ優勝したり、アジアチャンピオンになったり、
なんて号は、しっかり「お宝」として保存してある。
 そういや、最近は、めっきり少ないなあ。
  この間、Jリーグナビスコカップの他会場の結果をみようと
新聞受けからとってきて紙面を開いてビックリした。
一面から二、三面、そして裏面とその見開きも
全部AKB総選挙の記事ばっか。
それほど重大事なのか。
ついこの間、やっと前田敦子さんの顔を覚えたのだが、
もうやめちゃったのね。
あとは、板野友美さんの顔が分かるが、
他の子はもう全く区別がつかない。
その板野さんだって、髪型変えたら判別する自信はない。
みんな、ウチの娘とかその友人とかみたいにしか認識できない
オレも年取ったもんだ。
某バンドのメンバーとの話でAKBのおしメンは誰か、
という話題で、全く付いていけず。
 そんなわけで、ワタシのイチオシアイドルはいまだに森高千里さんなのだ。
001_20120620204123.jpg
 これ最近の写真らしいけど
なんか、森高さん、また活動再開してるみたいですね。
(指板のポジションマークからするとこのギターはエピフォンだなっ。
以前はリッケンバッカー使ってましたね。)
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2012.06.19

急性喉頭蓋炎という病気

 ちょっと前に「ペリトン」すなわち「扁桃周囲膿瘍」のお話をしました。
読んでない人はクリックして参照⇒「扁桃周囲膿瘍の話
 いわゆるのどの痛みで、もう一つ重要な病気が
「急性喉頭蓋炎」です。
 喉頭蓋とは、のどの奥にあり口から飲みこんだ食物が
気管に入らないように蓋をする、
靴べらみたいな形をした軟骨板です。
 ここに感染がおきて腫れあがると、
患者さんは激しいのどの痛み、特に嚥下痛といって、
物を飲み込む時に強い痛みを感じます。
 通常は扁桃周囲膿瘍と同じく風邪症状から始まりますが、
やはり扁桃周囲膿瘍と同じく、手遅れになると死に至ることのある疾患です。
 ただ、扁桃周囲膿瘍との大きな違いは、
口をあーんと開けただけではワカラナイ、という点です。
 扁桃周囲膿瘍はその口の中の所見を見て、
内科の先生があわてて耳鼻科を紹介すると書きました。
 一方喉頭蓋は、のどのやや奥になるので、
普通に内科の先生がみても、そこまでは見えません。
 ちょっとのどが赤い位だなあ、
このヒトはおおげさなヒトなんだなあ、
と思ってしまう場合があります。
 で、適当に薬を出してそのまま帰すと、
数時間のうちに腫れあがった喉頭蓋が気道をふさぎ、
呼吸困難になったが救命間に合わず死亡、
などという事例が時々起きます。
 状態が悪化するまでの時間はペリトンよりさらに早い。
 扁桃周囲膿瘍が気道のスペースが広い部分での疾患であるのに対し、
喉頭蓋炎は気管のすぐ上の狭い部位での腫脹をきたすので、
短時間のうちにあっという間に窒息し致死的状況になってしまいます。
 救急外来でも耳鼻科の医師がいないと発見が困難なので、
しばしば医療訴訟になることの多い疾患です。
 耳鼻科医がみると外来ですぐその重症度がわかるので、
大事に至ることはありませんが、
内科の先生が診断するのは大変だろうなあと思います。
 この間来た患者さん。
 のどの痛みで内科の病院を受診し、風邪と言われ
点滴もしたが、嚥下痛が強く翌日朝、自己判断で当院を受診。
 普通にしゃべれるし、熱も高くなく全身状態も良好。
 大したこと無いのかな、と喉頭を見ると、
おお、急性喉頭蓋炎じゃあ。
 すぐ患者さんに説明し、紹介状を書いてその足で日赤に行ってもらう。
 即入院し、治療を開始してもらった。
 その晩、ちょうどカンファランスで日赤に行く用事があったので、
日赤の先生に、
「どうだった?」
 と、尋ねると、
「点滴でかなり強力に薬を入れたんですが、
腫れが強くて、やっぱり午後キセツしました。」
 との返事。
 「キセツ」は「気切」と書き「気管切開」の事である。
 ああ、やっぱりね。
 気管切開は窒息を防ぐためにのどを切って気管に呼吸路を確保する手術である。
 つまり、そのまま帰宅させたら死んじゃってたかもしれないわけだ。
 危ないところでした。
 よかったですね。
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