2012.12.02
前日のスタッフミーティングで、
「明日は、Jリーグ最終節なので、なんとか1時半までには診療を終えたいので、
みなさんの協力をお願いしたい。」
との院長のコメントに、スタッフが
「1時終了をめざしましょう!」
と、温かく励ましてくれた。
(自分が早く帰りたいためじゃないよね。)
かくして、総員の努力の甲斐あって、
1時半前に脱出に成功♪
2012年J1最終節
浦和レッズ 2-0
名古屋グランパス (埼玉スタジアム2002)
(前半 1-0)
(後半 1-0)
ゲートでいつも配られるマッチデーカードを見てドキリ。
今シーズンでチームを去る達也である。
しかもコアなレッズファンなら、この写真が
いつ、どこで、どんな状況で撮られたショットか知っている。
これだ。
2003年、レッズが初タイトルを獲得したナビスコ決勝。
田中達也が後半、試合を決定づける3点目を、
自らのドリブルシュートで決めた後、雨の中ゴール裏のサポの前に滑り込んだシーンである。
なんとなく、センチメンタルな気分になる。
さて、感傷にふけってはいられない。
現在5位の浦和レッズ、今日の試合に勝てば、
3位鳥栖、4位柏がともに引き分け以下という条件付きで、
3位以内のアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる、
という、かすかな望みがある。
ここのところ最終戦はいい思い出が無い。
昨年は優勝の柏に1-3と負け
その前は神戸に0-4で負け神戸の残留を助け
2009年は鹿島に0-1で負け、リーグ3連覇を決められてしまう。
2008年は横浜マリノスに1-6のボロ負け
2007年は忘れもしない降格の決まった横浜FCにまさかの0-1で負け、
ほぼ手中にあったリーグタイトルをフイにする。
2006年、最終戦でガンバ相手に歓喜のリーグ優勝を決めたのを最後に、
最終戦は涙と屈辱の連続なのだ。
期待を胸にスタジアムも5万越えは久々か。
バックアッパーの上まで良く入ってる。イイねー。
そういえば前原先生のとこの看護婦さんのチヨちゃんも来てるはず。
ここは一発、気合入れねばとスタジアムでお昼がわりの
ウラワドッグにかぶりつく。
今日の相手、名古屋を「喰う」ために今日のウラワドッグは「味噌カツ」と「エビサラダ」
さて、名古屋はなんと闘莉王を最初からトップにおいてきた。
最近はこいつフォワードなのか?
しかし、高さの闘莉王、速さの永井、ゴールゲッターの玉田の連携が
いま一つで、名古屋は攻撃にチームの一貫性が出ない。
一方、今日の浦和は球ぎわやルーズボールへの反応が良く、
やはり中盤に柏木がいるといないのとでは攻撃の選択肢が格段に違う。
マルシオ一人だと3色刷りくらいなのが、
柏木が加わると一気にフルカラーになる感じ。
柏木のヘッドは楢崎の「らしくない」守備で先制ゴールとなり
試合がぐっと楽になった。
もっともその後、気合を入れなおした楢崎は
スーパーセーブで2,3点は救ってるが。
槙野の「ズドン」も良かったねー。
で、2-0で見事完勝!
試合終了直後、場内アナウンスで
な、なんと、3位、4位の鳥栖、柏がともに負け、
あきらめかけていたACL出場権が転がり込んできたー!
(久々にスタジアムで目がうるっとしてしまった。)
試合終わって、最終戦のセレモニー。
こんなに気持ちのいい最終戦、久々だー!
すると、何やらゴール裏でビジュアルが・・・・。
こっ、これは、あのマッチデーカードの田中達也の姿だ!
しかし、スゴイことやってくれますね。
(みんなわかったかなあ。)
その田中達也のインタビューで、またシンミリなる。
・・・・・・・さて、ともかく、
ACL出場権を獲得し、
これで、来年は韓国旅行があるかも!
ついでに天皇杯も、獲っちゃえー!
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2012.12.01
こなさん、みんばんは。
(おー、これ知ってるヒト古いわあ。)
「とりあえず、おぐぐ先生に訊いてみよ」のコーナーです。
こんかいは、これ。
ちょっと教えてください。
急にスイマセン。小児副鼻く炎で検索してたら見つけちゃいました
4歳の子供が副鼻腔炎と診断されて早半年以上
黄色いドロッとした鼻が出たり出なかったりという感じなので
酷くなる時にだけ病院へと言った対応をしています。
あまり私に知識がなく、薬が終われば(7日分)終わりと思っていて
後は、自然に任せて…
最近鼻水でないね♪あぁ治ったのかな?といった具合です
風邪ひきになると、一日目から黄色い鼻水が出だすと言った感じです
一時期は副鼻腔炎が気になり、鼻水が出るとすぐに病院へいっていたのですが
行きつけの先生は副鼻腔炎には触れず、
「はい!風邪だね。たんと鼻水、
咳の薬出すね」
私「あの~前に副鼻腔炎っていわれたんですが…」
と言うと
「ちゃんとその薬に副鼻腔炎にも効くの入ってるからね♪」
という感じで軽い対応だったので、私があまり深刻には考えていないんですが…
また鼻が出だして酷くなったら連れていくと言う対応でいいのでしょうか?
それと、お義母さんから通っているプールはもう辞めた方がいい!副鼻腔炎の原因だと言われたのですが
プールとの関係ってあるのでしょうか?子供も楽しみで行っているので、出来たら辞めたくないんです
実は、小児の副鼻腔炎の取り扱いは、
この投稿のあったブログ「
小児副鼻腔炎の治療について 」(←クリック)に詳しく書きましたので、
それをお読みいただくとして、
今回の質問に絞ってお答えしますね。
まず、どういうタイミングで受診するか、
いつまで治療を続けるか、
という点です。
そりゃ、まあ、青パナドロドロで大変なら来てください、
ですが、副鼻腔炎を心配するなら、
痰がらみの咳が続く時は要注意です。
ハナが(前には)出てなくても、
のどにまわって咳の原因になることはきわめて多い。
昼間はそれほどでもなくても、寝入りばな、起きぬけ、
走った後などに咳こむのは重要なサインです。
お母さんが「ハナは全然出ないんです。」といっても、
吸引してみると奥の方に濃いハナが充満、なんてことはざらです。
逆に、ハナが止まっても咳や痰が続いていたら、
副鼻腔炎は治ってないかも、ということです。
そこで、いつまで通院するかですが、
レントゲンで副鼻腔炎が確認されたヒトは、
もう一度レントゲンを撮り、陰影が無くなっていることを確認するまで、
というのが常道です。
もちろん、中断したけど、あとで確認したら治ってましたー、
なんてことは多いんだけど、
本人や家族は治った気になっていたが、
実は治って無かった、なんてことも間々あるので。
以前レントゲンで副鼻腔炎だったなら、
どこかで治っているかどうか確認する必要があります。
以前も書いたけど、子供のうちは治りやすいが、
中学生以上の副鼻腔炎は慢性化するとなかなか治らない場合も多く要注意です。
さて、次に水泳に関してです。
実はこの問題は専門家の間でも意見が分かれるところです。
ワタシは、基本的にはスイミング肯定派ですが、
中にはプールいかんという先生がいる事も事実です。
はっきりしたエビデンスは無いのが現状です。
ワタシとしては、スイミングにより
呼吸器系が鍛えられ、風邪をひきにくくなれば、
副鼻腔炎にかかりにくくなり、また治りも早いと考えています。
喘息の子にスイミングが推奨されるのと同じ理由です。
それに温かい湿度の高いスイミングプールでの環境は、
寒風の中、あるいは花粉がイッパイとんでる中のサッカーに比べると
鼻やのどに対して行って帰ってくるほどプールの方がいいわけです。
ただし、青っパナで完全にふさがってしまうような急性期は、
中耳炎を誘発する恐れも高いのでプールお休みしてもらいます。
寒くなってきて、外来にも急にこの手のお子さんが増えてきました。
何より、風邪をひかない、ひかせない事が、
一番のポイントです。
ま、注意しててもひくときゃ、ひくんだけど。
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