ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.10.16

アウェイゴールで勝ち抜け、ナビスコ決勝進出!!


 気持ちのいい「さいたまダービー」から1週間。
 週末はリーグ戦では無く、ナビスコカップの準決勝第2戦、
ホームに川崎フロンターレを迎えての戦いだ。
 今期川崎とは3回目の戦いになる。
 ブログで書いたようにリーグのアウェイ戦では
「和幸」のとんかつを食べて0-4のボロ負け。
 ナビスコ準決勝第1戦では「かつはな亭」に変えてみたが、
2-3の逆転負け。
 もう、チェーン店ではダメだ、
という事で地元の大衆食堂「豊田屋食堂」
「カツライス(上)」でいってみる。
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 中学の同級生の接骨院やってるI君に偶然会う。
(こいつとはよくここで会うのだ。)
 さて、準備は万端。
 いざ、決戦の舞台へ。
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 2013年ヤマザキナビスコカップ 準決勝第2戦
 浦和レッズ    1-0     川崎フロンターレ  (埼玉スタジアム2002)
     (前半   0-0)
     (後半   1-0)


 さあ来い、川崎。
盛り上がるゴール裏。
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 一方、いまだタイトルのない川崎も相当の気合のはず。
おや、何やらヴィジュアルが。
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 よく見ると、ちょっとフォントがゆがんでます。
(鹿島よりは上手かな・・・・。)
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 さて、初戦敗れたレッズだが、
アウェイゴールが2点あるので
1-0、または2-1ならばアウェイゴールルールで勝ち抜けとなる。
 川崎はともかく攻撃のチームだ。
 第1戦も2点先取してから、3点取られている。
 ワタシなりに考えたこの試合のプランは、
なるべく0-0でいって、最後に1点取って勝ち抜け、であった。
 引き分けなら川崎の勝ちだが、
このチームの性格を考えると、
レッズが早い時間に1点を取った場合、
カサにかかって攻め続けおそらくレッズは守り切れずゴールを許すであろう。
 ともかく、オープンなゲームにしてはいけない。
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 ゲームはレッズのポゼッションで進むが、
スコアは0-0のまま。
 でも、これでいいのだ。
 しかし、もちろんこのまま点が取れなければ勝ち進むことはできない。
 そんな、後半35分、関口からのクロスを
興梠が例によって難しいタイミングで合わせゴール!
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 まさに絶妙のタイミングで試合を動かす。
 引き分け、勝ち抜けが常に頭にあった川崎は
攻めに転じるが、前半の守備的サッカーで体力を消耗し、
持ち前の攻撃力を発揮できず、
1-0でレッズが勝ち、トータルスコア3-3だが、
アウェイゴールルールによりレッズの勝ち抜けが決まった。
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 トータル180分で決するこのホーム&アウェイのカップ戦。
 第1戦の2-3の敗戦は、ある意味レッズにとって有利なスコアだったのかもしれない。
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 そんなわけで、11月2日はナビスコカップ決勝です。
 チケット争奪戦はおそらく激烈だが、
運良くチケットをゲットできた場合、
患者様の皆々様には大変申し訳ありませんが、
11月2日(土)は臨時休診となりますので、
何とぞご了承ください。
 11月3日文化の日なので祝日だから、
どうせならそこでやれよと思うのですが・・・・・。
 ご迷惑おかけし、スイマセン。
 でも、もし優勝すれば久々のインフルエンザ予防接種割引セールがあるかも?
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2013.10.13

好きな歌、キライな歌


 
 昨日、栃木県宇都宮で31.3℃の真夏日で
98年ぶり の10月の記録更新だという。
 ああ、まさに暦の上ではオクトーバーなんだけど(笑)
 それにしても「あまちゃん」終わっちゃってサビシイ。
新しい連ドラが、ストーリーも、キャストも、主題歌も
まったくベタ(ある意味王道?)で、まったく面白くない。

 まあ、それは置いといて、暑いけど、秋である。
 裏の織姫山のチャイムは朝7時と、夕方6時に音楽が鳴る。
 季節ごとに少しづつ曲が変わるが、
最近「小さい秋見つけた」がよくかかる。
 ワタシこの歌、大きらいな歌の一つだ。
 だって、サビシイじゃないすか。
 今まで、夏で楽しくて浮かれていたのに、
見つけたくもない小さい秋なんか見つけちゃって、
床屋に行って
「お客さん、最近、髪、だいぶ薄くなってきましたね。」
とか、
病院で
「○○さん、この間の検査で肝機能とコレステロール、
だいぶ上がってきてますね。そろそろ血圧も薬飲まないとヤバいね。」
とか、
友人と撮った写真を見て
「あら、ワタシ、最近、小じわ増えたかしら。」
 などという事を連想してしまう。
 曲調がさびしそうなのもキライだ。
 ちなみに、ワタシがロックなどに目覚める前、
小学校時代に好きだった歌のベスト3をあげてみましょう。
 第3位 「富士山」
あーーたまーーをくーーもおおのーーーー
音楽の歌のテストでほめられた覚えがある。
 第2位 「線路は続くよどこまでも」
ドライブ感がいいです。
現在の「乗り鉄」はここにルーツがあるのか。
「汽笛一声新橋を~」の「鉄道唱歌」も、好きだったなあ。
 第1位 「こいのぼり」
これはめちゃくちゃ好きでしたねー。
「屋根よーりー高ーい」ではなく「い~ら~か~の波と~」の方です。
 ただ小さい頃は「タチバナカオル」ってヒトの名前かと思っていた。
 なんとなく、趣味嗜好がわかりますね。
 「里の秋」とか「夕焼け小焼け」「どんぐりころころ」などは嫌いではないが
秋の歌はどうも、気性に合わない。
 あっ、秋の歌で、好きな歌、ありました。

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2013.10.11

耳垢の話のついで


 耳垢といえば、よく外来で
「子供の耳垢はどれくらいのペースで取ればいいんでしょう?」
などと尋ねられることがよくある。
 答えは
 「しなくて、イイです。」
 などというと、たいていのお母さんはビックリした顔をする。
 耳垢は汗腺、皮脂腺、、耳垢腺のある外耳道の入り口付近で
作られるため、ほっておいても自然に出てくる。
 見た感じ相当たまっていても、聴こえには支障が無いし
あえて取る必要はない。
 むしろ取ろうとして、奥へ押し込んだり、外耳道や鼓膜を傷つけてしまう場合もある。
 きれいに取れたとしても皮膚のバリアである皮脂層を除去しちゃうと、
かえって外耳道の皮膚で細菌が繁殖して外耳炎の元になる。
 そもそも耳垢は弱酸性で殺菌効果があるのだ。
 そんなわけで、ほっておく、が正しい。
 さて、人間を含めてほとんどの哺乳類の耳垢はほっとけば勝手に出てくるが、
唯一そうでない動物がいる。
 さて、何か?
 答えはクジラ類である。
 彼らの耳垢は年齢とともに堆積し、
年輪のようになるのでクジラの年齢はその耳垢からわかるそうだ。
 博物館で見たことあるが、なかなか立派なものである。
 ところで、クジラは耳垢つまって困らないの?
 これは、全然困らないはずだ。
 次のうち、鼓膜がある生物¥はどれか
1.フナ 2.カエル 3.ワニ 4.スズメ 5.ネズミ
 答え、1以外すべて。
 そもそも、鼓膜というのは生物が進化の過程で陸上に上がったことにより、
空気を伝わる音を聴くために進化したものだ。
 だから、両生類以上にあり、魚類にはない。
 水中は空気中に比べてはるかに音がよく伝わるが、
それをとらえるのに鼓膜は無効で、
頭の骨に伝わる振動が直接内耳に伝わる。
 これを、医学用語で気導聴力に対し骨導聴力という。
(看護学生諸君、テストに出すよ。)
 クジラはいったん陸に上がった哺乳類が再び水中に戻ったモノなので
鼓膜も中耳もあるがつかわれることはなく外耳道は耳垢でふさがれてるわけだ。
 ところで、サーファーなど、通年冷たい海水に入るヒトの外耳道は
骨増殖によって狭小化しこれを「サーファーズ・イヤー」と呼ぶ。
 冷たい水から鼓膜を守るため、といわれてるが、
海洋哺乳類への進化なのだろうか?
 あまちゃんは、どうなのかなあ?
(ちなみに「進化」とは世代を超えて情報が伝達されなければならないので
一代限りの形態的変化は「進化」と呼びません。念のため。)
 
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2件のコメント
2013.10.08

乾いた耳垢、湿った耳垢



教えてください。
幼い頃から、耳垢が湿っています。中耳炎などは患った事がありません。
なので、耳鼻科にお世話になった事がないのですが、
これは一生このままなのでしょうか。
お忙しいところ、すみません。ご教示いただけますか?


 いろんなご質問いただきますが、
これは答えやすいです。
 耳垢には2種類あって、カサカサした乾いたタイプと、
べとべとした湿ったタイプがあります。
 前者は粉耳とか、後者はヤニ耳などと呼ばれることもありますが、
これは遺伝的、生まれつきのもので通常は一生変わりません。
 日本人では乾いたタイプのヒトが多く、
湿性のタイプは15,6%といわれていますが、
中国・韓国ではさらに少なく湿った耳垢は5~7%程度といわれています。
逆に欧米では90%以上、特に黒人では99.5%が湿性耳垢です。
 英語で耳垢を「Ear Wax」と呼ぶのもこの辺のイメージです。
 ヒトの汗腺にはエックリン汗腺という全身に分布し、
サラサラの汗を出す汗腺と、
アポクリン汗腺といって腋の下などの体の限られた部分に存在し
脂肪たんぱく質を含んだ汗を分泌する2種類の汗腺があります。
 このアポクリン汗腺は外耳道内にも存在し、
それが多いヒトとほとんどないヒトがいます。
 アポクリン汗腺が多く、活発なヒトは湿った耳垢になります。
 腋臭の原因もアポクリン汗腺といわれており、
この2つは合併します。
 日本人に比べ欧米人は体臭がキツイのはこの事が原因です。
 日本人ではいわゆる「縄文人」の系統がアポクリン型、
「弥生人」が非アポクリン型ということらしいです。
 だから、湿った耳垢はDNAに刻まれた情報なので、
一生変わることはありませんし、
ご両親やお子様に同じ耳垢のヒトがいるはずです。
 ちなみにワタシは「湿ったタイプ」です。
 ヒト以外の哺乳類はアポクリン優位なので、
湿った耳垢のヒトはケモノに近いのか。
 でもアポクリン汗腺は、いわゆるフェロモンとしての機能なので、
湿性の耳垢のヒトはセクシーだ
といえない事もない?
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2013.10.07

さいたまダービーホームで7年ぶりの勝利で首位に勝ち点差2

 
 そぼ降る霧雨が肌寒さを感じさせる秋の午後、
久々の埼玉スタジアムである。
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 8月の最後にアルビに1-0で勝って以来、
結局なんだかんだで9月は現地参戦できず、
その間、天皇杯2回戦をのぞけば、
ナビスコ、リーグ戦2分け2敗と勝利なし。
 今日は勝たねば。
 しかもさいたまダービー、観客も多く、
コンコースもにぎわっている。
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 2013年J1第28節
 浦和レッズ     4-0     大宮アルディージャ
       (前半  1-0)
       (後半  3-0)


 今季前半は負けなしで勝ち点を積み上げて首位を独走した大宮。
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 しかし、魔法が解けたか、夢から覚めたか
この12試合で1勝11敗と絶不調。
 馬車はカボチャに、ドレスはぼろに、
エクボはすっかりあばたになってしまったようだ。
 このチーム相手に何としても勝って勝ち点3を手にしたいところで気合も入る。
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 その一方、さいたまダービーでは
なぜかレッズは大宮相手に
ホームゲームでは2006年以来勝ってないという気になるデータも。
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 開始早々は大宮決定機をつくられ危ない場面もあったが、
前半9分に興梠がPKをゲット、倒した相手DFが一発退場となる。
 これを阿部ちゃんがきっちり決めて先制。
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 その後レッズはペースをつかむが追加点をあげられないままハーフタイムへ。
 ハーフタイムにマッチデープログラムを読んでいると
元レッズの「大将」こと福田正博氏のコラムが。
「レッズは1-0で守り切るサッカーはない」
 そうなのだ。
 甲府戦、湘南戦は降格争いをしているチーム相手に
先制しながら勝ち切れていない。
 後半果たして大宮は捨て身で攻めてきた。
 何度か危ない場面あり。
 それにしても前のヒトのアタマでかいなあ・・・・。
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 今日はほぼ満席なので横に移動できず(泣)。
 しかし後半27分待ちに待った追加点が原口のシュートによってもたらされる。
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 これを機にがっくり着た大宮から、
興梠の3点目、関口の4点目が生まれ、
結果的にさいたまダービーとしては7年ぶりの勝利を
4-0の大勝で飾った。
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 これで、1,2位の広島、横浜の勝ち点52に対して
射程内の勝ち点50になった。
(甲府、湘南に勝ってれば、もう首位独走だったのに・・・・。)
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 しかし、すぐ下には勝ち点49の鹿島がいる。
 次節は、この1,2位の広島と横浜の直接対決と、
3,4位の浦和、鹿島の直接対決が同日に行われるという、
まさにシビレル超好カードとなった。
 試合後のインタビューでの元鹿島の興梠くんの気合もわかるが、
その前にあるナビスコ準決勝第2戦も忘れないでね。
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医療系をまとめました。
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