ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.12.25

年末年始休診のお知らせ

今年の年末年始のお休みは、原則的に例年と同じ、

12月30日(月)の午前中まで診療を行い、

1月4日までお休みです。

 

 

ただし今回は1月5日が日曜日のため、

診療開始は6日の月曜日になります。

 

 

急患はこの限りではありませんが、

外出等で電話がつながらない場合もありますので、

その場合は少しおいていおかけ直しください。

 

 

でも、なるべくかけないでね。

 

 

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2013.12.19

ホームページをリニューアルいたしました。

ホームページをリニューアルいたしました。 今後も皆様のお役にたてるよう最新の情報を掲載してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

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2013.12.19

反復性中耳炎についてのご質問


 寒くなって濃いハナが出る子供が増えて
それによって中耳炎も増えてきましたね。
 忙しい外来の中、電子カルテで
「ミドリの濃いハナに」
と、記載しようとしたら
「緑の恋は何?」
 といきなり昭和アイドル歌謡曲のタイトルチックな変換されて
ちょっと肩の力が抜けました。
 そんな中、またまた中耳炎についてのご相談ですね。
********************
こんばんは。
中耳炎について調べていたところ、こちらのブログをみつけました。お忙しいとは思いますが、ご相談にのって頂けると助かります。
現在10ヶ月の息子が中耳炎を繰り返しています。10月からすでに5回切開しています。
2回目の時に先生に次に中耳炎になったらチューブをいれた方がいいかもしれないと言われました。しかし、3回目の時は待ち時間がつらくて予約ができる違う病院に変えており、チューブの件を相談したら、まだ入れなくてもよいと言われました。
しかし、それからまた2回切開して、ほぼ毎日病院通いをしているのに中耳炎を繰り返すのが不思議なのと、痛がる子供が可哀そうでチューブを入れた方が良いと言っていた最初の病院に戻った方がいいのか悩んでいます。
それと、最初の病院ではオゼックスをほぼひと月近く処方されていました(うち5日はオラペネム)
2件目の病院ではワイドシリンです。
オゼックスがとても強い薬だと知り、驚いています。
抗生剤の服用を終えるたびに切開しているようで不安です。
こんなに中耳炎の切開を繰り返してもチューブを入れない方が良いのでしょうか…
またオゼックスをひと月以上の長い期間服用していて大丈夫だったんでしょうか…
お正月を前に、また急に中耳炎になってしまったらどうしようと不安です。メールでのご相談で申し訳ないのですが、答えて頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
********************

 しかも、これはかなり重症。
 診察してないのでわかりませんが、
0歳の子で、10月から5回切開とはかなりのものです。
 ご質問のうち、オゼックスは大丈夫って言えば多分大丈夫ですが、
それだけのんだとすると
もう崖っぷちで後がありませんね。
 多分、ワタシならチューブ入れます。
 ただ、あくまで状況証拠だけなので、
最終的には主治医の先生とよくご相談なさってください。
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5件のコメント
2013.12.18

他覚的耳鳴りについて


ちょっと前にいただいたご質問です。
********************
初めまして。
耳鼻科医さんのブログを見つけて少しお答え頂きたいと思い、コメをしました。
他覚的耳なりの治療法の事ですが答えられる範囲でお願いします。
蝦牛形メニエールの後遺症と思われますね。と耳鼻科医に言われました。治療法はないですとも言われました。
24時間バキバキやボキボキと鳴っております。
はや1年になります。
一般的に、他覚的耳なりの治療法はないのでしょうか?
もし、治療法があるようならば、どういった病院で通院したらよいですか?
なにか、アドバイスがあれば、頂きたいです。
お答え、宜しくお願いします。
********************

さて、他覚的耳鳴りとは一般の方には耳慣れない言葉かもしれません。
耳鳴り自体はポピュラーな現象で
多くの難聴の方が悩まされていますし、
大きな音を聞いたあとなどには健常耳の人でも「キーン」という耳鳴りを経験することが
しばしばあります。
しかしそれらは自分では聞こえても、
周囲の人にはわからない感覚です。
これに対し、他の人にも認識できるような耳鳴りを
「他覚的耳鳴り」と呼ぶことがあります。
多くの耳鳴りはこれに対し「自覚的耳鳴り」と言えますが、
耳鳴りは本来「自覚的」なのであえてこの言い方はしません。
「他覚的耳鳴り」を他人が聴く方法は、
その人の外耳道に耳を寄せて聴きとりますが、
耳鼻科では耳管通気に使うオトスコープというゴムのチューブがありますので、
これを患者さんと自分の耳に入れて確認します。
「自覚的」耳鳴りはキーン、ジーン、ゴーゴー、ジージーなどさまざまな音ですが
一般的には金属音にしろモーター音にしろ「連続的」な音です。
これに対し「他覚的耳鳴り」としては、
パキパキ、ピチピチ、サッザッ、などの断続音、クリック音がほとんどです。
多角的耳鳴りは耳の周囲の音が
外耳道経由でも聞き取れるわけで、
その原因はいくつか考えられます。
一つは筋肉由来。
口の開け閉めや、嚥下による耳管の開閉音が
鼓膜に反響して聴こえるもの。
これらは多くは「随意的」で自分で鳴らすことができます。
ただ、鳴らしたくないのに鳴っちゃうわけで、
不快に感じる方もいらっしゃいます。
また、耳管周囲筋や顔面筋、耳小骨についているアブミ骨筋の
「けいれん」でもカチカチ音、クリック音がします。
こちらは「不随意的」で24時間連続の方もいますし、
なったり治ったりという方もいます。
しゃっくりとか、疲れるとまぶたの筋肉がピクピク痙攣する、
あの現象を考えてもらうとわかりやすいです。
もうひとつのメジャーな要因は「血管性」です。
耳の近くには動脈が走っており、この血管雑音が聞こえる場合があります。
心臓の鼓動と同期していればそれと確認されます。

これは、自覚的にとどまってる場合が多いですが、
他覚的に感知できるほど大きい場合は、
心臓や脈管の異常がないか内科で調べてもらう必要があります。
その他、以前ブログで紹介した「耳管開放症」でも
まれに他覚的耳鳴りが聴取できる場合があります。
さて、他覚的耳鳴りの治療ですが、これは難しい。
そもそも、自覚、他覚を含めて耳鳴りの薬というものはありません。
自覚的耳鳴りはそのほとんどが内耳性難聴によるものなので
内耳性難聴が改善すればそれにつれて耳鳴りは改善します。
他覚的耳鳴りのうち、筋肉性、血管性のものはほとんど治療されていないのが現状でしょう。
ご質問の方の場合、どういったものが原因か不明ですが、
蝸牛型メニエールの後遺症で他覚的耳鳴りが起こる、
というのはワタシは聞いたことがないのでさらによくわかりません。
蝸牛型メニエールは内耳の病気なので、
普通、後遺症としての耳鳴りは「自覚的」なものですが。
耳鼻咽喉科で鼓膜の状態、難聴の有無等を調べてもらっているのなら
あとはさしあたって脳内CT,MRI等の画像診断でしょうか。
動静脈瘻や血管性腫瘍などは一応除外しておく必要があるでしょう。
あまりお役に立てずスイマセン。

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2013.12.15

森高千里さんのディナーショー


 いやあ、年末、年末。
 忙しいったらありゃしない。
 今週は
9日(月)クリスマスパーティーのためのバンド練習(2個掛け持ち)
10日(火)さらにそれとは別のバンド練習
11日(水)東京にコンサート出かける
12日(木)クリスマスパーティー会場と現地打ち合わせ
13日(金)赤ペケ病院耳鼻科忘年会
14日(土)また東京へ
という怒涛のスケジュールで。
 でも、これは遊んでばっかしかあ。
 いやいや、その間に准看護学校の試験採点やら、
雑誌の原稿依頼やら
モチロン外来診療も、年末進行になってきてるし。
 で、昨日土曜日はここでした。
(水曜日のコンサートの話はまた後日。)
2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 005
 ここは東京丸の内の「Cotton Club」というお店。
 実は森高千里さんのディナーショーに行ってきました。
images_20131215142821960.jpg
 「Cotton Club」は食事をしながらライブが見られるライブスペース。
 100人ちょっとのキャパで4回のショーのうち1回が運良く当たった。
2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 008
 夫婦ともに森高さんファンの我々、今年2回目の
ナマ森高千里。(ワタシはなんと3回目。)
2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 002
 ただし、当たった席は舞台ソデなので、
マイクスタンド越しに横顔しか見えないのがちょっと不満。
2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 011
 まあ、でも、距離近いし、当たっただけでも超ラッキー。
(しかし、最前列の数人はまた2回目のショーも見るって言ってたけど
どうやってチケット取れたんだろう?)
special_moritaka2.jpg
 コンサートとはまた違った選曲、雰囲気で
すごくヨカッタヽ(;▽;)ノ
 料理も美味しかったし、夫婦して楽しめました。 
 2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 016
 我々も森高さんもディナーショーは初体験。
 お互い大人になって良かったね、ということだ。
 
 また来年もやらないかなあ。
(今度は正面で見たいぞ。)
 さて、これはなんでしょう。
2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 023
 「Cotton Club」は東京駅丸の内口から歩いてスグ。
 帰りがけに名物のドーム天井思わず撮っちゃいました。
(周りでみんなが上向いて写真撮ってたもんで。)
2013-12-15 森高千里ディナーショー コットンクラブ 024
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