2014.04.01
先月、デビューライブにこぎつけた「ザ・ドランカーズ」であるが、
いよいよ次の活動を再開することとなった。
実は、諸般の事情でギターが一人抜け当面スリー・ピースとなった。
新曲の選定に当たり今回は民主的に「総選挙」の形をとることになった。
今や、「総選挙」は音楽界の常識である。(らしい?)
そこで、メンバーがそれぞれ3曲づつの候補曲を選定し、
日時を合わせて候補曲を公開、各自がその曲を聴いて
1位3点、2位2点、3位1点の勝ち点を投票し
その結果次回演奏曲が決定するというもの。
もちろん、連立や談合、買収などは認められない。
約2週間の選挙戦の末、昨日がその選挙開票日であった。
会場は某大衆居酒屋チェーン店。
マスコミ等外部に漏れるとまずいので個室で、とお願いしたら
オヤジ4人が通されたのは、何とキッズルームつきの部屋であった。
最近の居酒屋はこんな部屋があるんだなあ。
(そういえば店内やけに幼児と若いママが多かった。)
結果はあらかじめリーダー兼マネージャーのエビス・ドランカー氏が集計し、
封筒に入れたものをプレゼンターに渡す。
結果にドキドキし、震える手で封筒にハサミを入れ中を開くと・・・・・
「トキヨー」w
うーむ、オヤジのやることはムダに手が込んでいる。
その後順調に開票が進み、その都度一喜一憂はあったが、
混乱やケガ人もなく無事新曲3曲が決定した。
さあさあもう選挙は終わったんだから、仲良く飲んでくださいよ。
と、パイナポー絞り名人のおねえさんに促され、あらためてカンパーイ。
もちろん、我々はそのまま怒涛のドランカーズになっていくのだった。
2014.03.31
幸い今年の花粉は予想通り少な目で、
心配された土曜日の外来もシーズンオフと同じくらい早く終わった。
トンカツもきちんと食べて15時キックオフのアウェイ神戸戦である。
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2014年J1第5節
ヴィッセル神戸 3-1 浦和レッズ (ホームズスタジアム)
(前半 0-1)
(後半 3-0)
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前節で無観客試合を「消化」しアウェイ席にはたくさんのレッズサポがつめかけていた。
しかし、週半ばにゴール裏の主要なサポーターグループの自主解散が発表され
相変わらず、フラッグもダンマクもない奇妙な雰囲気は引き続き感じられた。
そんななか、前半、ゲームの主導権を握り、
先制ゴールを奪ったまでは良かった。
ゴール自体も素晴らしい形だったと思う。
しかし、後半失速、無残な逆転負けを喫してしまう。
それにしても、デフェンダーがボールとられてそっから失点、
って、いったい何回やったら気が済むの?
しかも、今回は一試合で2点。
この「病気」を治さないと優勝どころじゃないでしょ。
2014.03.30
先週金曜日はいつもお世話になっている足利日赤耳鼻咽喉科の歓送迎会でした。
ここ足利の地で耳鼻咽喉科医としてのキャリアをスタートさせた馬場先生が、
3年間の修行ののち横浜の病院に転勤することになりました。
ワタシも病院勤務時代はこのような歓送迎会は毎年のことでしたが、
医局を長く離れると若い先生の新たな旅立ちの会は
非常に懐かしく、また新鮮な気持ちがよみがえっていいものです。
後任にはまたフレッシュマンの都築先生が4月から着任。
耳鼻咽喉科医としての第一歩を踏み出します。
大学時代はアメフト部主将だったというスポーツマンだそうです。
数年後には馬場先生のようにたくましく育って巣立っていくのでしょう。
是非、頑張ってもらいたいものです。
馬場先生お元気で。
(まあ、彼のことだからどこでも元気だろうけどww)
2014.03.26
はじめまして。 4歳の娘の症状、薬のことで質問させてください。
現在、蓄膿(副鼻腔炎?)のため10日ほど薬を飲んでいます。
3月3日・・・しばらくでていた鼻水を放置していたところ、だんだん色がつき始め、詰まりだし、夜寝苦しそうになってきたため、鼻吸いをしてもらおうと耳鼻科を受診。『フロモックス、サジテン、ムコダイン』を処方される。自己判断で、服用させず。 3月8日・・・耳の聞こえが悪いような気がして、受診。「鼓膜がパンパン。中耳炎一歩手前」と言われ、『クラリシッド、サジテン、ムコダイン、オノン』処方。鼻を強くかみ過ぎたのが悪かったようです。6日間服用。この間、鼻吸いにたびたび通っています。 3月14日・・・鼻は出るものの、詰まりや鼻水の色はだいぶマシになってきていました。「もうひと押ししておこう」と、抗生剤をメイアクトに変更し処方。 3月17日・・・鼻詰まりがまたひどくなり、受診。(寝る時に少し咳き込むことも)耳の方は心配なさそうだが、鼻が良くないとのことで、抗生剤をオラペネムに変更し処方。帰宅後、調子が良くないようで、珍しく昼寝をして、今3時間近く寝ています。「寒い」「暑い」と言って元気もあまりなかったのですが、熱はないようです。(オラペネムはまだ飲んでいません)
このような経緯なのですが、いくつか質問させてください。
①オラペネムですが、先生のブログの中に最終手段とあったため、娘の場合、中耳炎というわけでもないですし、そんなに強い薬が必要なのかな・・と心配になっています。 この薬の処方は妥当なのでしょうか? 実は、抗生剤がこんなに頻繁に変更されるものだとは知らず、最初のフロモックスを飲んでいないことを伝えていません。 やはり、フロモックスを先に試してみるべきでしょうか?
②娘はあまり病気をしない方で、風邪をひいてもあまり熱が出ることもないのですが(出ても元気で、一晩で回復することがほとんどです)、鼻にきやすいです。 3ヵ月か4ヵ月に1回くらい、鼻水に色がつき始め、鼻づまりになり、夜寝づらくなり、耳鼻科受診というパターンです。 今まで、けっこう素直に出される薬を飲ませていたのですが、今回は治りが悪いです。 今までは、4日か1週間くらい飲めば治っていました。 抗生剤が効かなくなっているのでしょうか? 抗生剤が効かないというのは、娘の体のほうの問題でしょうか? それとも菌が強すぎてどうしようもないということもあるのでしょうか?
③鼻水がドロドロネバネバの色つきになってしまった場合、抗生剤を飲んで治すしかないのでしょうか?
④出来るだけ抗生剤にかかわらず薬を飲ませたくないなあと思っているのですが、鼻水が出始めた段階ですぐに受診するのが一番いいのでしょうか? 鼻水が出たから病院、というのもどうなんだろう・・と思いますし、病院にいけばなんらかの薬は出されますし・・。 どの段階で病院に行こうか、いつも迷います。
質問ばかりで、申し訳ありません。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
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忙しくてご返答が遅れました。
しかも、長いし(汗)。
順にお答えしますね。
まず①抗生剤の選択の件ですが、これは、この段階では答えようがありません。
何となく、ころころ変えすぎの感はありますが、何かエビデンスや考えがあってのことかもしれませんので。
中耳炎なくてオラぺネム使う状況もないとは言えないし。
ただし、一般にお医者さんは過去に出した薬を患者さんが飲んでるもの、
として、その反応を踏まえて次の手を考えますから、
飲まなかったことを伝えなかったのはマズいです。
フロモックスを飲んでて鼓膜がパンパンなので、
例えばセフェム耐性インフルエンザ菌の感染を疑って
マクロライド系のクラリシッドに変えた可能性はありますから。
②も難しいですね。
抗生剤が効かないのは菌側の問題の場合と、宿主側、すなわち患者さんの問題があります。
菌側の問題は、菌の種類と菌量の両方の問題がありますが、
一般に菌の種類、抗生剤に対する感受性の問題が多いです。
間違えないでいただきたいのは「菌が抗生剤に対して強い」と「菌が強い」は全く別の話です。
むしろ一般には
「抗生剤に対して強い」薬剤耐性菌は、
増殖力や毒性などの侵襲性は薬が効く菌より弱い、
ということがいえます。
患者側の問題としては免疫低下状態がありますが、
がん末期やステロイド使用中など重篤な問題のほかに、
疲れ、寝不足、病後などの一時的な問題も作用します。
③については「NO」です。
鼻水がドロネバの状態はたしかに細菌の増殖ですが、
鼻腔は「体の外」ですのでいわゆる細菌感染の状態ではありません。
体力を維持して鼻をかんだり、吸引したりしてあげて、
せいぜい消炎剤、去痰剤などの投与でコントロールできます。
ただし、小さい子で自己での鼻腔管理がなかなかできない場合は
抗生剤を使って菌量を減らしてあげることもありますし、
副鼻腔炎になれば副鼻腔は「体の中」ですので、
細菌感染として抗生剤の使用はあります。
しかし、副鼻腔炎なら必ず使う、ということはもちろんありません。
④については状況次第です。
鼻水だけならばほっておけばよいという考え方はあります。
ただし、副鼻腔炎になってしまうと後に後遺障害を残す場合があるので
どろどろのハナが長く続く、
タンが絡んで咳き込みが多い、
などの場合は耳鼻科を受診した方がいいでしょう。
注意すべきは急性中耳炎が治った直後は
ハナが出ると再発の可能性大ですから
特に症状を伝えられない小さいお子さんの場合は
早めの受診がよいと思います。
2014.03.25
朝、いつも通院されてる73歳の女性の患者さんに
「あれ、センセイ、浦和?」
「あ、はあ。」
「いろいろ大変だわね。」
などという、普段サッカーとは全く関係なく暮らす人々の間でも話題になってしまった浦和レッズ。
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2014年J1第4節
浦和レッズ 1-1 清水エスパルス (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-1)
(後半 1-0)
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天気もいいし、今日が個人的開幕戦となるはずだったのだが。
やむなく、この件で加入者が増えたかも、のスカパー観戦である。
観客も歓声もフラッグもバナー広告もなく、
入場テーマの「First Impression」も流れない埼玉スタジアム。
報道陣の連写のシャッター音がやけに響き、
上空を飛ぶ取材のヘリコプターの爆音と思しき音が時に聞こえる。
キックのインパクトの音と監督、選手の呼び合う声。
ピッチサイドから「ゲンキー。」
の掛け声は、ミシャ監督が原口元気にかけたものか、
ゴドビ監督が大前元紀にかけたものか。
ともかく、不気味に過ぎた90分。
スタジアムはもっともっと奇妙だったに違いない。
1-1のスコアがこの試合のやりきれなさの最後の仕上げとなった。
もう、見たくないですね。