2015.12.20
年末のクソ忙しい合間を縫って映画見てきました。
これではない、こっちはその日はまだ、公開前だったので今度見ます。
今回見たのはコレ。
我々世代は「ダブルオーセブン」ではなく「ゼロゼロセブン」の方がなじんでいる。
1964年の日本初公開当時は「ドクターノオ」の邦題は
「007(ゼロゼロナナ)は殺しの番号」であったこと、覚えてます。
ポスターに「メクラ」とか書いちゃってる時代だったんだなあ。
ボンド映画といえば、メカと、美女と、レスラーみたいな悪役と、世界各国のロケと、アクションシーンである。
今回映画館に足を運んだ理由の一つはランドローバーが活躍するという情報があったから。
13年乗ったワタシのランドローバーもそろそろ買い替えかと思っており。
しかし、残念ながらボンドカーではなく敵の乗る車であった。カッコよかったけど。
今回、ボンドカーはやはり、アストンマーチン。かっこイイ。
ボンドカーといえば何といってもアストンマーチン。
大英帝国のMI-6の「公用車」ともなればやはりこれ、ロータスエスプリはまだしもBMWはさすがに違和感があった。
しかもメカ付き。
そして、メカといえば腕時計。
ワタシなどはこのイメージにあこがれ、大人になってからサブマリーナを手に入れもう四半世紀愛用しいる。
だが、1990年代からオメガに代わり、今回もシーマスターであった。
ベルトのデザインに過去作品に対するオマージュが感じられる。
(ネタバレになるが文字盤が赤く光るシーンも)
そして、ボンドガールは今回このヒト。
なんか、目が離れてるし体格も良くちょっとワタシのボンドガールのイメージとは違うが・・・。
やはりボンドガールのイメージといえば第一作、ウルスラ・アンドレス。
(以前はアーシュラ・アンドレスと表記されていたと思う。)
そして、ベストは「ロシアより愛をこめて」のこの方。名前知らないけど。
(「ロシアより愛をこめて」の公開当時の邦題は「007危機一発」
映画会社が「危機一髪」をあえて「一発」とシャレたことでこちらが浸透し
我々世代には「五里夢中」(正解は霧中)、意味慎重(正解は深長)とならんで
受験漢字テストの間違いやすい設問リストに加わっていた。)
まあ、イマドキの美人なのかも。
だが、ボンド映画といえば
クルマと美女を所有したい、といったかつての男子のあこがれや欲望を具現化してみせた映画であるが、
最近の若者はクルマには興味ないし、時計はスマホで時間みるし、
彼女いなくてもAKBやアニメでいい、なんていう男子が多いみたいなので、
ひょっとすると007は前世期の遺物なのかもしれない。
もうひとつ、ワタシを映画館に導いたのはタイトル。
「スペクター」といえばかつての「悪の組織」。
スペリングが「SPECTRE」で米国式の「~ER」ではなく英国綴りの「~RE」
になってることに納得。ヤハリ「女王陛下」の007なのだ。
かつては「ショッカー」や「死ね死ね団」や「虎のあな」のような「悪の組織」があって
ヒーローはこれと戦ったものだ。
今回それを期待したが、ちょっとイマイチであった。
そういえば、ジェームズ・ボンドも渋すぎて何となくセクシーさにかけるっちゅうか。
ちょっと、ジジイすぎですかね。
まさか、007マニアの高齢化に対応している?
まあ、なんだかんだ言いましたが面白かったです。
師走の毎日の忙しさをしばし忘れて
安心してハラハラドキドキできる娯楽映画の王道でした。
ところで同時上映で気になったコレ。
これって、「0011ナポレオンソロ」のリメークでは。
1960年代半ば007を皮切りに空前のスパイブームがあったわけだが
映画の007シリーズに対してテレビでは「スパイ大作戦」とこの「0011ナポレオンソロ」が大人気であった。
「スパイ大作戦」は原題の「ミッション・インポッシブル」で映画化され、
オリジナルとは、全然違う内容になり賛否両論であったが、こっちはどうなんだろうなあ。
この際、ちょっと見たいかも。
2015.12.12
昨夜は、お世話になってる赤ペケ病院耳鼻科の忘年会。
2次会は例によってE-1グランプリと称す演芸大会。
昨年の覇者T先生から審査委員長へチャンピオンベルトの返還。
今年も各選手が様々な芸を披露。
ワタシもゲストで歌わせていただきました。
実は、毎年STのあすかちゃんと「コクレア」というユニットで演奏をしてましたが
今年は彼女がなんと学会のためメッセージビデオのみを残し宴会には不参加。
コノヤロヽ(`Д´)ノプンプン
ピンでやらせていただきました。
曲は先週「王様」を聴いてやりたいと思った「Smoke On The Water」。
日本語ではなく英語バージョンですが。
キング・クリムゾンの「エピタフ」も考えたが、曲調、知名度でパープルに。
1曲だけのつもりが、Y氏のリクエストでもう1曲「Happy Xmas」もやっちゃいました。
なんか手前の人ノッてますね。
さて、演芸の方は去年よりレベル上がったような印象。
準優勝はE先生のテーブルクロス・パフォーマンス。
先輩のM先生の衣服をはぎ
その胸にいわゆる「スッポン」を圧着
その上に板とクロスとグラスを置き
お見事!
これは、新婚のご主人で練習したという。
結婚してまもないご主人を実験台にし、
本番では上司を脱がせて道具に使うという彼女、ナカナカです。
そしてグランプリはそのテーブル台になったM先生のビヨンセ!
コレは、グロイ。(>_<)
昨夜は酔っぱらっていたが、あらためてみるとスゲエ。
なにはともあれグランプリ返り咲き、おめでとうございます。
審査を無事終えホッとする審査員グループ。
そんなわけで、楽しい年の瀬はずんずん進むのであった。
それにしても、このショット、はまりすぎですね。
2015.12.11
日曜日に「王様」観た後は、今度は別の「王様」。
「キング・クリムゾン」といえばロックの大御所中の大御所。
今まで、たくさんのロック・マニアと話してきて
「ガンズ・アンド・ローゼス」「ジュ―ダス・プリースト」といった若手バンドはもとより、
「クイーン」や「ディープ・パープル」を批判する人もいるが、
「レッド・ツェッペリン」と「キング・クリムゾン」を否定する人にあったことがない。
ところで、今回はチケットは公演によって違うピクチャーチケットなのだという。
最近は、ぴあやローソンなどの切符的チケットばかりなのでこういうのはちょっとウレシイ。
これは、おそらく化学の「周期表」をモチーフにしてますね。
ところが、調べてみると他の公演日はこんなチケットで、それに比べるとオレのはなんか地味で外れだなあ。
銀座で妻とショッピングのあと一人渋谷のオーチャード・ホールに向かう。
シャツは「太陽と戦慄」にしてみました。
オーチャード・ホールはクラシックのコンサートでは何回も来た。
でも、ロック・コンサートで来るのは初めてですな。
たしかにロックの雰囲気ではない。
さて、場内は写真撮影禁止、
しかし、講演終了後ベースのトニー・レヴィンがカメラを構えてこのポーズを取ったら撮影OKというルールであったので
ここからの写真はすべて講演終了後です。
このショットではややわかりにくいが
ステージには前に3台のドラムセットが置かれ3人のドラマーが叩き、
その後ろに段があってサックス&フルート、ベース、ギター&ボーカル、
そして一番右手にロバート・フリップ御大がレスポールを抱えて
コンピューターと電子機器の横に座ってる、という構図。
そう、これはマエストロ・フリップ氏の「オーケストラ」なのである。
だから、「オーチャード・ホール」で全く正解なのだと思った。
最近はインターネットで前日のセットリストなども知ることができる。
オープニングの「Peace-An End」は、同じ。
だが前日は2曲目で「21世紀の精神異常者」をやってたので2曲目の時に、お、違うな、と。
3曲目の「エピタフ」は同じ。
いわずとしれたロック史に残る名曲中の名曲である。
オリジナルのボーカルは美声のグレッグ・レイクだが、このボーカルも雰囲気でてます。
先月のエルトン・ジョンはラジオから流れる曲に親しんだナンバーだが、
キング・クリムゾンはともかくレコードで聴きこんだアーチストである。
ただ、ワタシにとって「Red」(もしくはライブアルバム「USA」)までが、
いわゆる本当の「キング・クリムゾン」であり、
再結成の「ディシプリン」からの3部作も好きでアルバムも買ったが、まあ、別物。
その後の作品はほとんど聴いてない。
だから、知らない曲もあるが、会場に来ているファンも
おそらく、ワタシと同じタイプのファンが多いのでは。
新曲が数曲続いたあと「Easy Money」のイントロが始まった時の会場の盛り上がりがそれを感じさせた。
そして、そのあと「Red」。
代表曲のひとつでありワタシの大好きなナンバーだが、
実は昨日、一昨日のセットには、コレはいってなかった。
ラッキー、と思った反面、
ひょっとするとその分、何か重要なナンバーがカットされるのでは、と一抹の不安が。
しかし、その後、ラストにかけて
「太陽と戦慄」「クリムゾン・キングの宮殿」「21世紀の精神異常者」と怒涛の名曲の数々。
ああ、もう感動で、泣きそうだ。
21世紀になって「21世紀の精神異常者」をナマで聴けるとは。
(今はこの曲の邦題は「21世紀のスキツォイドマン」らしいけど。)
アンコールのラストが「スターレス」だったのも良かった。
フリップ王(翁?)に、感謝。
さて、9時半前に終わったので終電間にあったが、この時間の急行は館林どまり。
普通列車の乗り換え、ギリギリ今日中に帰宅しました。
2015.12.09
この間の日曜日は、宇都宮はかぼちゃ亭まで。
今回はコレなのだ。
「王様」といえば直訳ロック・アーチストとして孤高の地位を築いている。
ワタシが持ってるこの初期3部作は1995~6年の発売、もうそんなにたつのか。
オープニング・アクトは先週、ワタラセ・ソニックで共演したD医大S教授率いる「Kazzfest」。
実はベースのK氏がエフェクターボードをまるごと足利に忘れてきたことがなんと当日になり判明し、
ライブ観覧がてら我々が届けたのだった。
エフェクター・ボード丸ごと、しかも当日まで気づかないってのもなかなか。
「Kazzfest」相変わらずの安定ぶり。カッコイーっす。
奥様も応援♡
そして、王様登場。
実はナマ王様は初めて。
ともかくそのギターテクは「超絶」である。
前半は聴いてて、もう、ギターやめたくなっちゃうほど巧い。
そして、最後は「Kazzfest」と「王様」の共演。
これは、オジー・オズボーンがリッチー・ブラックモアのギターで歌うような夢の組み合わせだ。
ウラヤマシイ。
そんな感動を胸にラーメン食って帰りました。
ウマかった。
もちろんこれも。
2015.12.06
昨日は午後から太田へ。
夏にGODO音楽祭をおこなった
ここ、北部運動公園での「おおた食と光の祭典」野外ライブにC5-dipsが出演。
天気も冬にしては暖かく、風も弱くてヨカッタ。
最初のステージは「ポテトマンズ」。爽やかなポップス。
我々の出番は16:00~の予定だが、なんとこのバンドが予定より30分も早く終了。
あわててセッティングを始めるが、実はベースの前原先生が仕事終わらず到着していない。
やきもきする司会のお姉さん。
この方ラテンシンガーでこのあと今日のトリのステージを務められる。
しばし、漫談(?)で場を持たす。(^-^;
なんか、夏の時もアンプの関係でベースの音が出ず、似たような場つなぎをした記憶が・・・・。
やっと、到着。
いそいで、セッティング。
お待たせしました。
冬の野外は初めて。
多分、ことしのC5-dips、シメのステージ。
振り返れば今年はたくさんライブやりました。
9月を除けば、毎月ライブ。
様々な会場、ライブハウスも野外もホールもやりました。
場所も、前橋、太田、足利、佐野、藤岡そして仙台まで。
いまや、追っかけもいるし(笑)
それもこれもこの素晴らしいメンバーと音楽をつうじて知り合った数多くの貴重なお友達のおかげです。
ステージの途中で日没というのもなかなかできない経験だ。
来年はどんな楽しいことが待ってるでしょうか。
とりあえず、1月10日(日)に太田、2月7日(日)の佐野でライブ予定がすでに入っております。
さあ、日が暮れた。
来年も、跳びます!
そして、イルミネーション点灯式。
公園一帯が幻想的な光の海にかわります。
一方、われわれメンバーは打ち上げを兼ねた忘年会、泡の海におぼれていくのでした。
セットリスト
1.American Idiot
2.Jesus Of Suburbia
3.Holiday
4.All The Small Things
5.Honky Tonk Women
6.Basket Case
7.The Pretender
8.Gimmie Shelter
9.Brown Sugar
アンコール
10.Letterbomb