ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

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2019.11.22

土曜日は祝日、火曜日は健診

 先週土曜日は、専門医講習会で休診でしたが、

明日、23日土曜日は

勤労感謝の日のため休診です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 月曜日の振り替え休日は、

みなさん分かっていらっしゃるのですが、

土曜日は小中学校や多くの会社、企業が休みだったりする関係で

「連休」という意識がイマイチ浸透していないので、

間違って来院されたりする方がいらっしゃるので、

一応ご注意申し上げておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それとは別に、来週火曜日26日ですが、

医師会健診事業における、

健診担当医当番に当たっておりますので、

朝から11時ころまでは院長のみ不在、になります。

その間、診察は副院長のみ、になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年度から医師会の健診事業の担当医当番が

年1~2回まわってくるということになっています。

健診終わり次第戻ってきますので、

もうちょっと早くなるかもしれませんし、

逆に遅れることもありますのでご了承ください。

 

 

 

 

 

 

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2019.11.19

恵比寿講

 11月も後半に差し掛かると、

北日本(気象庁分類)では雪の便りがきかれ、

当院のある足利市でも朝晩の冷え込みや、

木々の紅葉が少しずつみられ、

季節の歯車が、また一コマ進む感じがする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシが子供のころから、この辺のヒトにとっては

11月19~20日に開催される、西宮神社の恵比寿講が、

冬の幕あけの「季語」であり、

「もうすぐ恵比寿講だからねえ。」

とか、「恵比寿講の時期になるとねえ。」

という挨拶は、

「もう秋も終わって冬になるわねえ。」

とか

「朝晩、寒くなってきたわねえ。」

と、ほぼ「同義」である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシの通っていた足利市立西小学校と、

足利市立第一中学校のちょうど中間に西宮神社はあり、

恵比寿講の日は、ワタシの家の先から西小学校を経て、

西宮神社の石段の下までは、ずらりと露店が並びます。

イカ焼き、焼きそば、綿菓子、バナナのたたき売り、

射的や、あてくじや、お面屋さん、唐辛子売り、

そして「おたから」と呼ばれる縁起物の飾りを売る露店が

華やかに参道に並び、夜通しにぎわっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供たちは「えびすこ」と呼び、

その日は学校も早じまいになったので

家に帰ってからお小遣い持って友達と待ち合わせて出かけました。

ただし、学校の先生が巡回しており、

あまり遅い時間までうろついていると「指導」を受けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「えびすこ」は子供のころの楽しみだったけど、

ワタシが子供のころは、まだ道端に

白装束で、包帯を巻いて腕や脚がなく

軍歌を流して物乞いをする「傷痍軍人」が座り込んでいて、

あれは毎年怖かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もともと、織物の町として栄えていた足利市の恵比寿講は

1603年から始まり、関東では最古といわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今は往時の賑わいほどではないのが、やや残念で、

気候もムカシに比べて「温暖化」したので、

「今年の恵比寿講は暖かいね」と、毎年口にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年は11月19日は火曜日です。

夕方から当院周辺の交通規制がありますので

午後から夕方に受診される方はお気を付けください。

 

 

 

 

 

 

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2019.11.15

インフルエンザ2019–20

 明日から学会ですが、本日いきなり始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午前、午後でインフルエンザA型4名、B型1名陽性。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2週間くらい前に大人の人でA型陽性者が1名でましたが、

以後ずっとゼロでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、ここにきていきなりA、B同時に陽性。

しかも、A型は同じ保育園のつながりからの感染と思われ、

今後、流行の恐れがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここにきて明日臨時休診というのは、

まことに申し訳ないところでですが、

疑わしい方は、他の医療機関や休日急患診療所に受診してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで先ごろ、本年度のインフルエンザの治療指針が、

日本小児科学会から提示されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それによると以下の如くです。

一般名なので分かりづらいですね。

オセルタミビルはタミフル。

ザナミビルはリレンザ。

ラニナミビルはイナビル。

ベラミビルはラピアクタ、

バロキサビルはゾフルーザです。


 

 

 

 

 

 

 昨年出た新薬ゾフルーザは、

使用経験症例数が少ないことと、

耐性ウイルス誘導の問題から、

小児には推奨されないことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 基本的に昨年、当院で行なっていた方針と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今後の流行の動向に注意したいと思います。

 

 

 

 

 

 

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2019.11.13

11月16日(土)は休診です。

 今週土曜日は日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会のため休診です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年は、名古屋開催なので、やや近いかな、と思いましたが、

土曜日の早朝に出たのでは開始時間に間に合わないことが判明。

昨年、一昨年に続き前泊が必要なことがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年2018年は福岡、羽田空港のホテルに前泊して朝4時起き、

羽田発6時15分の飛行機で福岡に行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一昨年2017年は神戸。

東京駅前のホテルに前泊し、始発の新幹線で神戸まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その前の2016年は広島だったので、金曜日午後から休診にさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年、タイトなスケジュールで西村京太郎か鮎川哲也かというような

時刻表トリックを駆使してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、もともと、この専門医講習会は土曜日の午後からの講習でした。

ムカシのブログを見ると、名古屋に早めに着いて

まずお昼のひつまぶしを食べてから会場入り、なんて書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それが大きく変わったのが、

悪名高き(?)新専門医制度が導入された2015年から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とくに、この2015年は11月開催の札幌市での学会が、

あとから決まった「嵐」のコンサートのため、

12月に吹っ飛ばされた痛恨の、もとい、思い出深い講習会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく新専門医制度導入後、

講習の入退室チェックが厳しくなり、

単位制のため受講者数が激増、会場は満杯で、

講習の時限は朝から晩まで目イッパイになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前々回の神戸では近くに昼食をとれる施設があまりないため、

主催者側からおにぎり配給1人2個まで、

という被災者並みのあつかいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年は会場周辺に飲食店があったので、

お昼はラーメンが食べられたが、

今年の会場は、たしか、あまりなかったような・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、プログラムを見ると、なんと昼食休憩は無く、

2日間ともランチョンセミナーになっています。

つまり、弁当を食べながら講習を聴くという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、いうことは朝9時にスタートして、昼休みもなく、

夕方6時過ぎまで、ほぼ缶詰め状態で講習を受けることになる。

まるで、予備校でやる受験生の試験直前集中講習みたいな・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、お医者さんたるもの、

かつてはキビシイ受験戦争をみな勝ち抜いてきたわけだが、

この歳になっても、こんなことしなきゃならんのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、今年は名古屋市。

東京駅前泊で早起き、という手も考えましたが、

寒い時期の早起きはツライのと、

ランチョンセミナーの弁当が朝8時から受け付けで早い者勝ち、

という情報を得て、

金曜日のうちに名古屋駅まで行く、という

十津川警部のウラをかくようなプランを立てました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 20時4分の特急に乗れれば、

23時49分に名古屋駅に着く、はずなんですが。

皆さん、できれば木曜日午前午後か金曜日の午前中に受診して、

金曜日の午後にかかる場合はなるべく早めの時間に受診してくださいね。

 

 

 

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2019.11.07

オペの手袋

 外科医は手術の時はラテックス製のいわゆる「ゴム手」をはめます。

ちなみに呼び方は「ゴム手」でも「オペ手袋」でもなく単に「てぶくろ」です。

一個一個滅菌されて包装されており、使い捨てです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 滅菌された手袋が2重の紙のパックに入っており、

中の紙は装着時に清潔が保たれるよう特殊な畳み方をしています。

これを開き、自分ではめるわけですが、

手袋も手首のところから折り返しになっており、

一人でも手袋の外側に一切触れずに装着できるようになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この畳み方は、メーカーに限らず共通で、

おそらく地球上どこに行ってもオペ用の手袋はこの包装になっているのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 外科医はまず医者になると、この手袋の装着法を習います。

ちょっと特殊なはめ方なので、

これが、正しく、スムーズに、はめられない医者は「もぐり」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシが最初に勤務した大学病院などでは、

朝9時に各科の手術が一斉に始まりますから、

手洗い場のところに、ずらっと手袋が並べてあり、

それをつけてオペ室に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手袋にはサイズがあり、

6半、7、7半、など自分に合ったサイズを用います。

これが、だぶだぶでは糸結びができません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1年目の研修医のころ、何回目かにオペ室に入ったとき

手袋を準備してくれるオペ室の看護助手のオバサンが、

「あ、センセイはロクハンだったね、そこ置いといたよ。」

と、ワタシの顔と手のサイズを覚えていて、声をかけてくれたときには、

ああ、オレも医者になったなあ、と感激したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 病院によっては看護師さんが手袋をはめてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワタシが開業前に勤務していた群馬中央総合病院では、

手洗いをしてオペ室に入ると、器械出しの看護師さんが、

手袋をもって広げてくれて、そこに手を突っ込んではめてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、決まるとカッコいいのですが、

慣れないと、他のところに指が入ったり、

ひとつの穴に指が2本はいったりして、

極めてカッコ悪いことになります。

最初のうちは何回か失敗しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コツは指を広げて一気にツッコむことで、

これがキマると、よっしゃあ、手術やったるぜ、という気分になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者になってこのかた、いったい何千回、

この使い捨て手袋をはめたことだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開業してからは、オペ室は無いが、

鼻内手術や、鼓膜チューブ留置術では、

いまだに手袋をはめて行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日も、午前中に8カ月の男の子の鼓膜チューブ留置術。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手術が終わって、または術野から離れるため手袋をはずすことを

「手をおろす」といいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今も昔も、手術が終わって、手袋を引っ張って、

パチンパチンと外すときの快感は、たぶん外科医にしかわかりませんね。

 

 

 

 

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2019.11.02

インフルエンザ予防接種受付中

 昨日、当院で初のインフルエンザ患者さんが出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すでに山梨、広島、岩手、熊本などでは流行期に入った、ということですが、

この辺ももうすぐかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワクチンの接種を受け付けておりますが、

今年は、出足が悪いのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日も、土曜日なのにインフルエンザ予防接種予約の方はゼロでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日は何人かいましたが、

何年か前、土曜日に接種してなかったので、知らない方もいるのかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 土曜日は予約が少ないので穴場かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただし、土曜日の場合には予約をされた方は

遅くとも10時半までに受付をお済ませください。

 

 

 

 

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2019.10.17

インフルエンザの予防接種を開始します

 10月17日よりインフルエンザの予防接種開始します。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 10月より消費税が10パーセントに値上げされましたが、

接種料金は据え置きで昨年と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも病院は消費税を徴収しないのに、

薬や注射器、注射針などの購入には増税した消費税が

上乗せになってるわけで‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それらがいくらで納入されているか

ワタシは知らないのですが、

事務員さんはギリギリ大丈夫だから、

昨年と同じでいきましょう、というので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホントに大丈夫かなあ。

新たなチラシを書くのがメンドクサイからだけじゃないでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、ご希望の方は電話または受付窓口でご予約ください。

インターネットからは予約出来ませんので

ご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.10.07

メマイの診断

病気の診断法には

視診、打診、聴診、問診、血液検査、画像検査、組織診など

様々な手段があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この中で耳鼻咽喉科は内視鏡を含めた視診による診断が、

もっとも多く用いられる診療科です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常的に多く遭遇する

外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎、咽頭炎、扁桃炎、

などはもちろん、

舌がん、咽頭がん、喉頭がんなどの悪性腫瘍についても

確定診断は組織診断ですが、ぱっと見で大体わかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中で、唯一の例外といってもいいのが

「メマイ」関連の疾患で、

これは「問診」が最も大きな比重を占めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メマイを起こす疾患のなかには

内耳に原因がある耳性メマイはかなりの比率を占め、

聴力検査や、画像診断も行いますが、

診断のよりどころは「問診」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を訊けば、多くの場合はそれだけでほぼ診断がつくことが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、その話の訊き方がムズカシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらが最初に知りたいことは、まず、

いつ、何をしている時にメマイがおきたか、

それはどれくらい続いたか、

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 患者さんは自分の困ってることや、心配なことをまず訴えます。

なかなか、こちらの質問にストレートに答えてくれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「最初はいつどんな時にめまいがおきましたか」、と尋ねても

「昨日メマイがひどいので夜になって救急車を呼んで日赤で点滴をしてもらいました」

などという答えです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 救急車を呼んだとか、病院に行ったとか、点滴をした、

などということは診断にはちっとも役に立たないのですが、

患者さんにとっては重大なことなので、まずそこから話したいわけです。

ともかく、自分が救急車が必要なほど、

また点滴が必要なほど重症なメマイであった、

ということをわかってほしい、という心理が働くのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのあと、耳鳴や難聴などの耳の症状はあったのか、

メマイは回転性か浮動性か、

初めてのメマイか、以前にもあったのか、

意識消失や、手足のしびれ麻痺などはあったのか、

などなど訊いていくわけですが、

これもなかなかスムーズにいきません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一番困るのは、先に書いたように

質問したことと関係ない答えをされることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、Yes,Noで答えるフローチャート式の問診票ならばうまくいくのでは、

と考えたこともありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相手が紙ならば患者さんはYesかNoかの2択しかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だがこれも実際には困難です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たとえば、良性発作性頭位めまい、という

大変頻度の高いメマイの病気があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 内耳の平衡機能のセンサーである

耳石の異常によって起こるこのメマイの特徴は、

寝たり起きたり頭に位置を変えたときに起きる回転性めまい発作が典型的で、

その持続は数秒から数十秒です。

5分も10分も続くことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、メマイはすぐ止まりますか、

もしくは、そのメマイの持続は5分以内ですか、

という質問を設けても正しい回答が得られない可能性が高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 というのは、一回の回転性メマイ発作の持続時間は数十秒でも、

また頭の位置が動くと同じようなメマイがおきます。

このような場合、患者さんは数十秒でメマイが止った、

とは言わない場合が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも、メマイには余韻がありますから、

随伴症状としての悪心や嘔気は持続しますので、

患者さんの訴えとしては半日メマイが続いた、

というものになる場合もあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく最初は、自分がどうかなってしまったんじゃないか、

というようなパニックに陥る方も多いので、

実際には数十秒のメマイ発作の反復でも、

いつになっても止まらない、という認識になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、こちらは患者さんの見た目、態度や話し方などから、

患者さんの性格や心理状態を推測して、

それにあった訊き方をしないと、

なかなか真実にたどり着くことができないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、問診票ではもちろん、

AIでもこういう問診はムズカシイだろうなあ、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 個人的には、謎解き探偵みたいなので、

メマイの初診患者さんを診るのはそれほど嫌いではないんですが、

忙しいときには、マイッタな、と思うこともありますね。

中耳炎や扁桃炎ならばパッと見て診断がつくので、

この時間的ギャップが・・・。

いっそ、メマイ患者さんばっかりのメマイ専門外来ならば、

ストレスはないような気がしますが・・・。

 

 

 

 

 

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2019.10.01

10月の診療体制について

 けっきょく、消費税増税に備えて

何も対策、買いだめなどはしいまま

10月になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 10月は毎年恒例の人間ドックによる診療内容の変更があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今月の水曜日は第1、第3の2日、16日は院長であるワタシが不在、

第2、第5の9日、30日は副院長がドック受診で不在になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 よって、その日は水曜日なので午前中だけですが

一診になりますので、受診の際お気を付けください。

また、待ち時間も長くなるかと思われますが、ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それとは別に21日からの第4週は、休診等があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、22日火曜日は天皇即位礼正殿の儀がおこなわれるため、

祝日になるので、終日休診です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌23日水曜日と24日木曜日午前は、学会参加のため休診。

24日の午後に戻りますので、午後3時からの診察は行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、その週の土曜日、26日は姪の結婚式があるため、

朝から休診になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まとめますと

21日(月)午前・午後診療

22日(火)祝日のため終日休診

23日(水)休診

24日(木)午前休診、午後診療

25日(金)午前・午後診療

26日(土)休診

ややこしくてスイマセン。

もともとの診療時間や、祝日の休診を除けば、

イレギュラーな休診は水曜午前、木曜午前、土曜午前

ということなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 待合室には以前から掲示してありますし、

当院はインターネット受付なので間違って来院される方は

そう多くはないと思いますが、

ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

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2019.09.30

急性乳突洞炎へのコメントについて

 ムカシの記事「急性乳突洞炎の話」に今朝コメントが入りました。

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大変参考になりました。ありがとうございます。

実は一週間前から左側の耳後ろの腫れに気づき様子を見ていましたが、

一日一日腫れが広がり始めたので、

今日urgent careで医師に診察してもらったところ、

乳様突起炎ではないかと。

早速処方された抗生物質を飲み始め、

耳の専門医へは明後日に既に予約を取っています。

実際のところ、いつ頃から腫れ始めていたのかはわからず、

左首に湿疹ができそれを鏡でチェックしていたところ

偶然気付いた訳です。

昨日から右耳の後ろも腫れてきているようです。

両方の耳に感染しているということでしょうか?

これはかなり重症であるということでしょうか?

手術は避けられないことになるでしょうか?

診断後でかなり動揺して不安になってますので、

一方的な質問で大変申し訳なくと思っております。

アメリカロスアンゼルス在住の女性です。

宜しくお願い致します。。

………………………………………………………………………………………………………….

  ロサンゼルスとの時差はマイナス16時間。

投稿されたのは午後2時半ということですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 診察しなければわからないとはいえ、

印象としては「急性乳突洞炎」の可能性はあまり高くないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、文脈からご本人の症状と思われますが、

急性乳突洞炎は、ほぼ小児の病気です。

乳突洞の発育が進んだ大人には、

真珠腫性中耳炎がある場合を除き、通常起こることはまれで、

しかも両側に起こることはあまり考えられません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 乳突洞は骨の奥の無菌的な部分ですから、

感染経路は中耳から乳突洞口経由ですから、

かならず中耳炎が先行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳痛、耳閉塞感、あるいは耳漏などの中耳炎症状なく、

耳の後ろの腫れから始まることはありません。

コメントには中耳炎症が一切記載なく、

いつから腫れたかわからないようなご様子ですので、

やはり、急性乳突洞炎の疑いは低いのではないのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳の後ろの腫れで、最も多い疾患、病態は、

外耳炎あるいは慢性外耳道湿疹による耳後部リンパ節腫脹です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 綿棒や、耳かきを多用していませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳掃除をし過ぎると、外耳道皮膚が炎症を起こし、

慢性になると耳の後ろのリンパ節が腫れます。

耳の後ろの皮膚は皮下組織が少なく薄いので、

リンパ節の腫脹が目立ちやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 頭皮内のおできや、虫刺されなどでも

この部のリンパ節が腫れる場合があります。

首の湿疹があったとのことなので、

この炎症が関係している可能性もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、その他思わぬ病気のこともありますので、

専門医に診てもらうことはよろしいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 えーと、ロサンゼルスは今は午後9時ころかなあ。

 

 

 

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