Another year over, and a new one just begun.
Jリーグの最終節。
話題は、最終節の組み合わせ。
優勝を争う横浜Fマリノスと、FC東京が直接対決。
そして、残留争いでは、降格圏の湘南は
最下位ですでに降格の決まった松本山雅と戦うが、
そのすぐ上の清水エスパルスとサガン鳥栖が直接対決をするため、
順位決定はギリギリまでわからない。
3チームはともに勝てば残留が決まる
上2チームが引き分けた場合、
湘南が勝てば逆転で残留圏に飛び込むことになるからだ。
誰か、神がかった未来のみえる人がこの日程を決めたのか、
または、神様があらかじめ決めた運命の糸に導かれて、
チームの勝敗が決まっていったのか、
J1、18チーム、各節9試合×34節の306試合目にこのような結末を持ってくるのは、
どちらにせよ「神の技」といったところである。
そんな中で10点差で負けなければ、残留、
勝っても順位大して変わらず、
というこのカードは緊張感に欠ける。
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2019年J1最終節
浦和レッズ 2-3 ガンバ大阪 (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-1)
(後半 2-2)
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最終節のホームガンバ戦というと、
2006年のリーグ初優勝の時のことを思い出さずにはいられない。
首位浦和と、2位ガンバ大阪の直接対決となった最終節。
最終節での直接対決は、Jリーグの長い歴史の中でも
この時と今年の2回しかない。
2点差で負けなければ優勝決定、という試合で、
ガンバ大阪マグノ・アウベスに先制されるが、
ポンテのゴールで追いつき、
最終的に3-2で勝って、Jリーグタイトルを手中にした。
あの時は、まだ子供も小さく、医院は臨時休診にして
当時リーグ最多動員の62,241人の観客とともに、
家族4人で埼玉スタジアムで喜びを共にしたものだ。
・・・・・・何もかも、懐かしい。
その同じカードで、
レッズはちょうどひっくり返しの2-3のスコアで負け、
順位を一つ落として14位となり、今シーズンの全日程を終えた。
まあ、降格しなくて良かった。
リーグ優勝は横浜Fマリノス。
日産スタジアムにつめかけた63,854人はリーグ新記録だそうだ。
(そもそも埼玉スタジアムはキャパが63,700人)
FC東京はやはり前節、浦和に引き分けたのが痛かった。
サガン鳥栖は清水エスパルスに敗れ、
一時的に降格圏に入ったが、
後半40分に得点し1-0でリードしていた湘南ベルマーレが
後半45分に失点し、土壇場で立場が入れかわった。
そんな、悲喜こもごもの最終節、テレ玉は浦和レッズ社長の挨拶まで中継。
まあ、大ブーイング、やむなし。
やっぱりアジアチャンピオンズリーグに間違って優勝しなくて良かった。
事実を受け止め、反省と、立て直しを。
そして、退団する森脇。
優勝カップをかかげてブーイングをもらう愛されるキャラだったが、
それも懐かしい思い出になった。
来年の最終節は、また医院を休診にするようなチームの活躍を期待します。
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