48年ぶりの寒波
サムイ、サムイ。
関東地方は最高気温が3℃とか4℃とかで、48年ぶりの大寒波だそうだ。
48年前というと、1970年、昭和45年。
とするとワタシは小学4年生であったか。
通学していた足利市立西小学校の新校舎が落成したのが、
昭和45年の春だったと思うので、
1月はまだ、以前理科室とか音楽室とかとして使用した教室で
授業を受けていた仮校舎だったはず。
ということは、石炭ストーブの最後の冬だったわけだ。
家庭のストーブはずっと石油だったし、
新校舎になった時には石油ストーブが設置されたが、
それまでは教室では石炭で燃焼するいわゆるダルマストーブ。
石炭当番の日直が毎朝バケツもって裏庭にある石炭置き場から石炭を運んできた。
鋳鉄製のストーブはなかなか温まらなかったが、
温まってくると、シューシュー音を出してきて、
熱くなると時にキンキンという金属音が教室に響いたものだ。
ストーブの前の席の子は顔がかっかと暑くなっちゃうわりに、
教室の後ろの方は寒かった。
本体に触ると火傷しちゃうので
周りには鉄のさくがあって、
雪合戦のあとはそこに手袋を載せて乾かしたものでした。
今どきの人たちには、想像つかないでしょうね。
自分は、生まれたときからテレビも冷蔵庫もある
文明化された時代に生まれ育ったと思っていたが、
こう考えるとオレもすげージジィってことだなあ。


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