4バックのレッズ
さて、時間はさかのぼるが6月2日(土)はルヴァンカップであった。
プレーオフステージ第1戦がヴァンフォーレ甲府相手に
アウェイの山梨中銀スタジアムで15時キックオフ。
横浜から向かうことも考えたが、時間的にムリなので、録画観戦ということに。
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ルヴァンカッププレーオフステージ第1戦
ヴァンフォーレ甲府 2-0 浦和レッズ (山梨中銀スタジアム)
(前半 1-0)
(後半 1-0)
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プレーオフステージとは予選リーグの各組上位2チームが組むトーナメント。
グループリーグ1位のチームが別のグループ2位と当たるという、
ぶっちがえトーナメントである。
レッズはC組1位。
相手はB組2位のヴァンフォーレ甲府。
他の2位チームを見ると、
A組2位が横浜、B組2位が甲府、C組2位がガンバ大阪、D組2位が湘南と、
リーグ戦では今年、甲府を除いて負けた相手ばかり。
その中で、現在J2の甲府、しかも7年間負けなしの相手との対戦は、
レッズにとって、もっともラッキーなカードだったはずだが・・・・。
代表の西野監督は4バックを廃し、3バックを試してうまくいかず、
そして今回、オリヴェイラ監督はレッズ伝統の3バックから、
自身が信奉する4バックにシステムを改める模様。
この3バックと4バック、サッカーマニアの間では、
常に議論の種であり、解説者、記者、指導者についても
みな一家言を持っているが、永遠に結論の出ないテーマである。
ただ言えることは、センターバックはさておき、
サイドバックのキャラクターが4バックのキャラクターを決定づけるということだ。
1999年、ワールドカップ日韓大会を控えたトルシエジャパンが
ブラジルと対戦した親善試合を国立でナマで見たが、
その時のブラジル代表右サイドバック、カフーの動きが忘れられない。
右サイドを何回も何回もアップダウンし、
相手ゴールラインから抉るクロスを上げたかと思うと、
自陣のコーナーフラッグまで下がって身体をはった守備をする。
その動きは機関車が開かずの踏切を行ったり来たりするような感じであった。
要するに、攻撃では得点につながるラストパスを送り、守備では最後の砦となる。
ワタシのサイドバック理想形はこのカフーやかつてフランス代表だったリザラズ、
日本ではむろん長友選手ですね。
ちなみにカフーがセレソンの右サイドバックやってた時代には、
左サイドバックにはロベルト・カルロスというこれまたキャラの立ちまくった名選手がいましたが、
やっぱ、ワタシの理想形としてはもっとドリブルで持ち込む選手ですね。
レッズにいるか、といわれれば宇賀神がビミョーなんですけど、
代表から戻ったら槙野がやるんでしょうか。
その中で今年注目ルーキーの橋岡選手は
サイドバック、ハマるのではないかと大いに期待してるんですが、
現在はU-21日本代表でトゥーロン行ってます。
ふと、気づくと、今回の試合のこと何も書いてないや。
だって良いとこなしのレッズは格下ヴァンフォーレ甲府に
わずかシュート5本に抑えられ完封負け、
何を書く気も起こらない。(ーー;)
オリヴェイラ監督は最初からホームでの2戦目を加えた180分のゲーム、
という点を強調していたというが・・・・。
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