2023年小児耳鼻咽喉科学会で別府へ 第2日目
さて、今日からは学会です。
昨日はよい天気でしたが、今日は曇り。
あさイチに間に合うように学会場へ。
ここは別府国際コンベンションセンターですが、
通称「ビーコンプラザ」というそうです。
別府のBとコンベンションで「ビーコン」らしいが、
医者にとっては「ビーコン」とは医学生時代の再試験の意味なので、
このネーミングはちょっと引っかかる。
それにしても人影がない。
事前登録がしてあったので参加受付をして
ネームカードをもらいます。
このあと、午前中3コマ。
この小児耳鼻咽喉科学会は
第9回アジア小児耳鼻咽喉科学会(Asia Pediatric Otolaryngology:APOG)との
共同開催となっていたので、
講演の半分近くは英語によるもの。
英語力がないので
日本人の英語はまだわかるが、
シンガポールや中国の人の英語は聴き取りにくい。
スライドが頼りです。
3コマ聴講し、単位も取得。
お昼ご飯に関してはプランがあったので、
4コマ目のお昼からのランチョンセミナーは無料で配られるお弁当は辞退して、
聴講だけしました。
そして、その後タクシーを呼んで向かったのが、
ここ東洋軒は大分名物「とり天」の発祥のお店。
しかし、それだけに超人気店で
平日の午後だというのに60分待ち。
シートに名前を書いてほどなくこのボードは
80分待ちになっていた。
まあ、店内で本など読みながらのんびり待ちます。
タレント、有名人のサインがいっぱいです。
外にも多くの人が待っていました。
実は東洋軒は別府駅東にも支店があり、
駅に近いそっちでもいいかなと思ってたのですが、
なんと前日のニュースでこんなことになっちょりました。
なので、わざわざ遠いこちらの本店に来たわけですが、
さらに、翌日、つまり今日のスマホの画面では
つまり本日営業してるのはこの店舗のみ。
うーむ、これは、長く待つのも仕方がない。
結局、席に着くまでに74分49秒かかった。
さて東洋軒は大正15年に創業。
ということは間もなく創業100年になる老舗。
しかもワレワレが宿泊している亀の井ホテルの初代司厨長であったか。
その割には飾らないカジュアルな食堂であった。
むろん注文するのは本家とり天定食。
ただし柚子とり天も気になるので、
別々にとってシェアすることにしました。
これが本家柚子とり天定食。
こっちが本家とり天定食。
シェアしていただきました。
まあ、味はとり天なので美味しいに決まってる。
そこそこ予想のつく味です。
背後に立っているのは中京テレビの人で、
カメラ取材をしていました。
オモウマい店という番組だそうです。
なんだかアバウトなカメラアングルですが、
どんな番組になるのでしょうか。
美味しかったのと、有名店を制覇したので大満足。
しかし、料理がくるまでにもだいぶかかったので
とり天も食ったが、
だいぶ時間も食ってしまった。
すっかり日が傾いて夕方になってしまいました。
しかも、タクシーが呼んでもなかなか来ない。
ようやくタクシーが来たが、
夕方の単位講習に間に合わないかもなので、
ここで行く先を変更。
せっかくなのでロープウェーに乗ってみます。(^^;)
100人乗りのゴンドラ、鶴見岳山頂まで10分。
平日夕方ですが、結構混んでました。
もう、日が暮れてしまう。
山頂は標高1300メートル。
紅葉はすでに終わりかけ。
そして、寒い。
だが見事な眺めでした。
山の形が別府の町に影になっています。
帰りは路線バスで帰るため、山頂に4時10分に着き、
4時20分の下りロープウェーに乗ります。
忙しいスケジュールですが、
この16時34分のバスを逃すと、次は1時間近くあとなので。
このバスアプリ、便利でした。
バスが来ました。
Suicaが使えるので助かります。
これで別府駅まで。
別府駅で土産物を買いました。
ここに顔出す勇気がなかった。
温泉に入った後、
今夜の夕食はホテルの1階にある
郷土料理のお店で。
例の地獄めぐりの発案者、この亀の井ホテルの創業者の
油屋熊八氏にちなんだお店です。
このヒト、いわば別府を有名観光地にした功労者で
駅前には銅像がありました。
万歳してる銅像も珍しい。
このキャッチコピーもなかなか。
海は瀬戸内なのか。
エビスビールでは常にえびす顔。
地元の関アジ、関サバもいただきましたが、
大分の郷土料理、だんご汁、初体験。
実は「だんご汁」といっても、入っているのは「だんご」ではない。
丸く見えるのはサトイモで、これは関係ありません。
この太いうどん状のものを「だんご」と称するらしい。
山梨の「ほうとう」群馬の「おきりこみ」に近いものだ。
詳しい解説はこちら。
おこりこみとほうとうの違いはこちらにありました。
おや、いつの間にか、また抹茶アイスを食べている。
そして、大分といえば「西の関」。
九州を代表する銘酒です。
油屋熊八の偉業に敬意を払いつつ。
明日、最終日。


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