新型コロナウイルスワクチンの有効期限
ワタシを含め当院のスタッフは先週日曜日に2回目の
新型コロナウイルスワクチンの接種を受け
その後1週間たちましたので、
一応得られる免疫は最大値に達しているはずです。
ファイザー社のワクチンは95%の有効率だといいますが、
果たしてこの効果はどれくらい持続するのか。
で、ちょっと調べてみますと、
まだよくワカラナイらしいが、
半年後でも92.5%の有効率を保つ、
との論文がありました。
ただし、これはアメリカでのデータです。
一般にワクチンによる免疫というものは、
抗原に接触することにより強化されます。
時間経過とともに落ちていく獲得免疫は
抗原、すなわち病原体に接触することで
また活性化させられるのです。
過去にはしかのワクチンを打った人が、
その後、麻疹ウイルスへの接触がないため抗体価が落ち、
そのため、はしかに感染してしまう、
ということが実際にあります。
世界一のコロナ感染国であるアメリカでは
日本に比べてはるかに市中に新型コロナウイルスが存在していたと考えられ、
このデータはその中で免疫が強化され続けた結果なのかもしれず。
日本では大阪、東京はまだしも、
ここ足利市では新型コロナウイルスの数はかなり少ないと思われ、
実際に接触する可能性はあまり考えられない。
ということは、
ワクチン接種をしたヒトは、
新型コロナウイルスワクチンの効果を持続させるために、
むしろ感染地域に行った方が良いのか。
理論上はアリだけど、
実際問題としてはそうはいかないだろうなあ。(^_^;)
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