生きた化石
新学期が始まり、学校検診のシーズンも始まりました。
昨年は新型コロナウイルスの影響で、
学校検診は延期になり、秋に行ったが、
新型コロナウイルスは子供には感染しにくい、
との研究結果を踏まえて、
今年度はどの学校も対策を取りつつ
春から通常どおり健診を行う予定です。
学校検診シーズンの皮切りは例年通り足利高校。
この間の山火事では、この近くまで火の手が押し寄せ、
我が母校も危ないところでした。
母校の校医を引き受けて早や四半世紀。
もちろん学生は3年で卒業だが、
教員も転出や退職があります。
この25年間に校長先生はもう何代かわったかわからないし、
事務職等の職員もおそらくすっかり入れ替わっており、
他の科の校医も代替わりしたので、
ワタシが最も長くこの学校に携わっているのは間違いない。
足利高校が男子校なのは今年度まで。
来年度からは足利女子高と合併することになっています。
まずはこちらに足女からの生徒が来たあと、
足利女子高の校舎を取り壊し、そこに新校舎を建てる
という段取りのようです。
合併後も校医をやることになっているので、
ますます、オレは長老ってことになっちまうなあ。
今日、検診の手伝いをしてくれた足利高校の先生は、
年齢的にはおそらく20~30代のようでした。
それがなんか、先生なんだけど
すごく若く、学生みたいな印象を受けたのですが
そう感じたのはは自分がジジイになったからだと気づいて、
少なからずショックを覚えました。
この校舎はワタシが在学中からのものなのですが、
これも数年で取り壊されることになるわけで、
するとオレもいよいよ歴史の生き証人っちゅうか
生きた化石みたいな存在になっちまう・・・(゚Д゚;)
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