グラマンJ2F-6 ダック
お正月期間中のロータス49B/C製作の合間に作ったのがコチラ。
カーモデルは塗装やデカールの乾燥に
数日間の時間を置かなければならないタイミングがあるので、
そのあいだの「箸休め」として製作。
古いキットなので部品は少ない。
たぶん発売は1970年ころ、あるいはもっと前か。
説明書も大雑把な感じ。
それにしても、ヘンな形のヒコーキです。
なんと、機内は2階建て。
下の座席はどこから乗るのだろう。
とりあえずキットに付属する2名のパイロットは塗装。
一人は上半身のみ。
どうせロクに見えないし。
そしたら、パイロット氏の座高が高すぎで、
キャノピーの天井につかえちゃうので、
ケツを削ります。
ついでに脳天も。(^_^;)
まあ、細かいところは気にしないでサクサク完成。
塗装ガイドは大戦中期のトライカラースキームと、
戦後のアラスカの沿岸救助隊のしかなかったのですが、
どうしても箱絵のネイビーブルーがつくりたかったので。
普通水上機は機体からフロートをぶら下げてるものですが、
コイツは機体と一体になってる。
しかもそこに座席がある。
しかも、フロートから脚が出るので離着陸もできる。
着艦フックもついていますが、
滑走路ならまだしも、
こんな腰高で視界も安定性も悪そうな機体を
狭い航空母艦に着艦させることができたのだろうか。
たぶん、着水してからクレーンで引き揚げるのが安全だと思いますが。
いかにもグラマン、といった無骨で頑丈そうな機体です。
やはりネイビーブルーの単色塗装が似合います。
グラマンは艦上戦闘機の名前はネコシリーズですが、
水上機は海軍の習わしでどの会社も水鳥です。
シーガル、キングフィッシャー、シーホークなどがありますが、
コレはスタイルからしていかにもダックのネーミングがピッタリハマってます。
今回張り線は釣り糸でなく0.2mmの真鍮線を使いました。
荒っぽいりペット表現が、いかにも昔のキットらしくてイイですねー。
かつてのレベルやアオシマの72キットを思い出させます。
こういう「お気楽な」キット好きだわー。
張り線たわんじゃったのあとで直しておこう。
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