ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.10.11

ストライク

1年前から楽しみにしていたこの週末。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年、ひさびさに鈴鹿のF1の日本グランプリに行って楽しかったので、

今年も行こうと早くからチケットも確保しておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、よりによって・・・・(@_@)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年365日、時間帯といい場所といい、

なぜ、今、ここに来る、というような

まさに宝くじ当選的な確率でのストライク。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビーワールドカップは順延らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛行機も新幹線も止まってしまうらしく、

高速道路もおそらく閉鎖されそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車中泊目的で予約したサーキット脇の駐車場はすでに閉鎖が発表された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、どうしましょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 テレビでは台風が来ない今日のうちに対策を、

と盛んにいってますが、

さすがに金曜午後から、明日土曜日も休診にして鈴鹿入り、

というわけにもいかないからなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.10.10

ロスタイム

 10月9日は母の、10月10日は父の命日である。

母は10年ほど前、父はもう亡くなって40年以上になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者である父が亡くなったのはワタシが高校2年生の時、

急性心筋梗塞で緊急入院して半日で亡くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当時10月10日は体育の日で祝日、

入院した日は、その早朝。

今日と同じようなひんやりとした抜けるような青空だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、収入がまったくなくなり、

また父が一切の生命保険をかけていなかったこともあり、

多額の相続税を払った一家三人は耐乏生活に追い込まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校と塾は通ったが、予備校の夏期講習、冬期講習はあきらめ、

趣味で購読していた音楽や、模型の雑誌はすべてやめて、

食費や光熱費も切り詰めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 食費節約のため、近くのパン屋さんに

よく「パンの耳」を買いに行かされた。

サンドイッチの時に切り取られたパンの耳は

大きなビニール袋で10円くらいで分けてもらえた。

恥ずかしかったので「金魚の餌です」といってたけど、

そんなにたくさん金魚飼ってるわけないですよねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 兄弟2人、ともに一浪はしたけれど、

なんとか、国立医学部に入り、

奨学金と授業料免除で医者になることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その弟が、フェイスブックで父の写真とともに

記事を書いていました。

当時中学3年生だった彼も、

今年、父が亡くなった歳と同じ

57歳の10月10日を迎えたそうです。

これは、旧小倉耳鼻咽喉科の玄関と、

当時父が乗っていた日産サニー1200。

父は晩年、ラバウルで軍医やっていたころの

海軍の帽子を愛用していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、父が亡くなった年の夏休み、

この年はまだ、ワタシは予備校の夏期講習に

行かせてもらうことができたので、

残った弟と父が2人で出かけたときのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワレワレ兄弟にといっては、人生の「ロスタイム」。

健康に気を付けて、大事に使いたいものです。

 

 

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2019.10.09

一人外来。

 本日は副院長が人間ドックのため、一人で診察。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前もって、お知らせしていたので患者さんはそれほど多くありませんでしたが、

来院された方については待ち時間が長く、ご迷惑をおかけしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、単純に考えても倍かかるわけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それに加えて、普段副院長が診ている方だと、

いつも来ているのにどんな患者さんかよくわからないわけで、

過去のカルテを見かえす分、お待たせしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、今月10月の水曜日につきましては、

来週は逆に副院長のみ、

再来週は学会休診、

でその次の週は、またまた副院長が不在となりますので、

ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、ムカシ、勤務医時代は患者さんを診るスピードは超早かった。

医局内の他の先生に比べても、多分相当回転早かったと思います。

その方が看護婦さんにも喜ばれるし、患者さんの待ち時間も少ないので

良いことだ、と思っていましたが、

今思えば、けっこう雑な診かたをしていたような気もします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、今のところ、スピードの衰えは、

体力、運動神経や思考力のスピードの減退ではなく、

思慮深さと、知識経験の増加による診療内容の高度化、

だと思っていますが、

そのうち、

あらこのセンセイ、動きがスローモーで、ずいぶんとヨボヨボね、

などということになっていくやも知れず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうなったら、医者を辞めるべきだろうなあ。

あと、何年かしら・・・・。

 

 

 

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2019.10.08

ドイツ語由来の俗語

日本の近代医学はドイツをお手本にした部分が多いので

ワレワレ世代より前のお医者さんはドイツ語を多用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院で使われる用語にはドイツ語由来が多い。

オペもそうですが、

白血球数はワイセ、

これはドイツ語のWeiße Blutkörperchenに由来します。

英語だとWhite Blood Cellなので、

WBCと記載する場合もあります。

世界ボクシング協議会と混同します。

最近はワールドベースボールクラシックなんてのもあるらしいですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血液はブルート、血圧はドゥルック、脈はプルス、

看護師さんもよく使ってました。

おしっこはハルン、ウンチはコート、

ハルンちゃんとコウトくんのきょうだいがいたらちょっと、ハズカシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、電子カルテにはある程度この変換がプログラムされているらしく

「ワイセ」とうって変換すると「白血球数」が一番上に変換されます。

「ローテ」は「赤血球数」で変換されますが、

「ドゥルック」は出ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死亡するがsterbenステルベンなので

ステる、ステった、ステりそうなどと使います。

こうなるともはやドイツ語ではありません。

たぶん、全国の病院共通。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 組織が死んでしまう「壊死(えし)」のことは

ネクローゼnekrose(独)から、ネクロったといいますが、

東京医大から来た先生はネクったといってましたので、

大学によって「方言」があるのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、かつては、ドイツ語は若者言葉、というか

旧制高校や大学生の間で流行しました。

明治から昭和初期にかけてのことです。

美人のことを「schön:美しい」から「シャン」といったり、

派生語で後ろから見て美人を「バックシャン」。

お金が「Gel」なので、お金がないことを「ゲルがピンチだ」ということで

「ゲルピン」といったりしました。

バックやピンチは英語由来なのでいい加減、といえばいい加減ですが、

病院でよく使う「マーゲンチューブ」も

ドイツ語の「Magen:胃」と英語の組み合わせですね。

サッカーのダブルボランチも英語とポルトガル語の組み合わせだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドイツ語俗語はほとんどすたれたが、

そんななか、唯一残ったのが「アルバイト」でしょう。

Arbeitはもともとドイツ語では「仕事」という意味で、

「非正規雇用の労働」という意味はないですが、

日本語として定着しました。

オトナリの韓国でも「アルバイト」を同じ意味で使うそうです。

日本から輸出されたものでしょうが、

略語は「バイト」ではなく「アルバ」らしい。(笑)

大阪では「マクドナルド」のことを「マック」ではなく

「マクド」というそうだが・・・(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.10.07

メマイの診断

病気の診断法には

視診、打診、聴診、問診、血液検査、画像検査、組織診など

様々な手段があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この中で耳鼻咽喉科は内視鏡を含めた視診による診断が、

もっとも多く用いられる診療科です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常的に多く遭遇する

外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎、咽頭炎、扁桃炎、

などはもちろん、

舌がん、咽頭がん、喉頭がんなどの悪性腫瘍についても

確定診断は組織診断ですが、ぱっと見で大体わかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中で、唯一の例外といってもいいのが

「メマイ」関連の疾患で、

これは「問診」が最も大きな比重を占めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メマイを起こす疾患のなかには

内耳に原因がある耳性メマイはかなりの比率を占め、

聴力検査や、画像診断も行いますが、

診断のよりどころは「問診」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を訊けば、多くの場合はそれだけでほぼ診断がつくことが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、その話の訊き方がムズカシイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらが最初に知りたいことは、まず、

いつ、何をしている時にメマイがおきたか、

それはどれくらい続いたか、

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 患者さんは自分の困ってることや、心配なことをまず訴えます。

なかなか、こちらの質問にストレートに答えてくれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「最初はいつどんな時にめまいがおきましたか」、と尋ねても

「昨日メマイがひどいので夜になって救急車を呼んで日赤で点滴をしてもらいました」

などという答えです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 救急車を呼んだとか、病院に行ったとか、点滴をした、

などということは診断にはちっとも役に立たないのですが、

患者さんにとっては重大なことなので、まずそこから話したいわけです。

ともかく、自分が救急車が必要なほど、

また点滴が必要なほど重症なメマイであった、

ということをわかってほしい、という心理が働くのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのあと、耳鳴や難聴などの耳の症状はあったのか、

メマイは回転性か浮動性か、

初めてのメマイか、以前にもあったのか、

意識消失や、手足のしびれ麻痺などはあったのか、

などなど訊いていくわけですが、

これもなかなかスムーズにいきません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一番困るのは、先に書いたように

質問したことと関係ない答えをされることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、Yes,Noで答えるフローチャート式の問診票ならばうまくいくのでは、

と考えたこともありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相手が紙ならば患者さんはYesかNoかの2択しかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だがこれも実際には困難です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たとえば、良性発作性頭位めまい、という

大変頻度の高いメマイの病気があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 内耳の平衡機能のセンサーである

耳石の異常によって起こるこのメマイの特徴は、

寝たり起きたり頭に位置を変えたときに起きる回転性めまい発作が典型的で、

その持続は数秒から数十秒です。

5分も10分も続くことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、メマイはすぐ止まりますか、

もしくは、そのメマイの持続は5分以内ですか、

という質問を設けても正しい回答が得られない可能性が高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 というのは、一回の回転性メマイ発作の持続時間は数十秒でも、

また頭の位置が動くと同じようなメマイがおきます。

このような場合、患者さんは数十秒でメマイが止った、

とは言わない場合が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも、メマイには余韻がありますから、

随伴症状としての悪心や嘔気は持続しますので、

患者さんの訴えとしては半日メマイが続いた、

というものになる場合もあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく最初は、自分がどうかなってしまったんじゃないか、

というようなパニックに陥る方も多いので、

実際には数十秒のメマイ発作の反復でも、

いつになっても止まらない、という認識になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、こちらは患者さんの見た目、態度や話し方などから、

患者さんの性格や心理状態を推測して、

それにあった訊き方をしないと、

なかなか真実にたどり着くことができないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なので、問診票ではもちろん、

AIでもこういう問診はムズカシイだろうなあ、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 個人的には、謎解き探偵みたいなので、

メマイの初診患者さんを診るのはそれほど嫌いではないんですが、

忙しいときには、マイッタな、と思うこともありますね。

中耳炎や扁桃炎ならばパッと見て診断がつくので、

この時間的ギャップが・・・。

いっそ、メマイ患者さんばっかりのメマイ専門外来ならば、

ストレスはないような気がしますが・・・。

 

 

 

 

 

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2019.10.06

ようやくリーグ戦でも勝ち点3

日曜日の夕方でしたが、バンドメンバーの前原先生が足利市内でライブ、

ということで、現地観戦はあきらめ、テレビ録画観戦になりました。

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2019年J1第28節

浦和レッズ  2-1  清水エスパルス (埼玉スタジアム2002)

   (前半 1-1)

   (後半 1-0)

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水曜日のアジアチャンピオンズリーグ準決勝第1戦で

広州恒大を2-0と破り、決勝進出に大きく躍進したと同時に、

公式戦2か月ぶりの勝利をした浦和レッズである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、リーグ戦の未勝利は続いているわけで、

残留争いから早く脱出することも、極めて重要な問題である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選手、監督も、そこは重く受け止めていたようで、

先発メンバーも気合の入ったラインナップであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前の試合で鬼神のごとく活躍したDF鈴木をセンターに置くのは当然だが、

やはりワントップは興梠慎三で、

故障がちで休ませたいところであるが、替えのきかない絶対的エースなので

まあ、やむを得ないところ。

このあと、代表戦によるリーグ中断もあるので、ここはもう一回無理してもらう、

といったところか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな乾坤一擲の思いで臨んだ試合であるが、

19分、相手ロングスローからドタバタした守備で失点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだよ、やっぱ国内では勝てないのかよ、と思った前半ロスタイム。

橋岡からのクロスに横っ飛びに相手ディフェンダーの前に飛び込んだ興梠。

これぞストライカーという見事なヘッドで

前半のうちに同点に追いついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この1点は大きかった、

ていうか、やはり興梠が出てくれてよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、後半30分。

FKの流れからのこぼれ球をワントラップで振り抜いたのは1点目アシストの橋岡。

これが、相手ゴールに吸い込まれ、逆転弾となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かくして2-1の逆転勝利で、レッズは10まで浮上。

まだ、残留確定ではないが、ちょっとホッとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、Jリーグ公式チャンネルではカットされているが、

後半相手ディフェンダーがボックス内で明らかなハンド

これをまたも審判が見逃し、誤審。

そのあと、橋岡のゴールで勝ったからいいようなものの、

VARはどこ行っちゃったんだっけ・・ヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

 

 

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2019.10.05

コレラと豚コレラ

 豚コレラが問題になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 豚コレラというと、人間のコレラのブタ版かと思うが、

病原体的にはまったく関係ないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人間のコレラが「コレラ菌」という「細菌」を病原体とするのに対し、

豚コレラは「豚コレラウイルス」という

「ウイルス」によって引き起こされるものなので、

これはもう、全く縁もゆかりも無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コレラ菌は学名をVibrio choleraeというので

これ見ただけで、食中毒を起こす

「腸炎ビブリオ」の仲間なのだな、ということがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いっぽう「豚コレラウイルス」はclassical swine fever virusなので、

直訳すれば「古典的ブタ熱ウイルス」。

じゃあ、なんで豚コレラというかというと

アメリカでこの病気がHog Choleraと呼ばれるためらしい。

swineとpigとhogはいずれも「ブタ」であるが、

swineはイノシシなども含めた「種としての豚」、

pigとhogは家畜の豚だが、hogは大きいオス豚をさすらしく、

pigのほうが比較的小さい豚、ブタちゃんで、可愛いイメージ、

丸焼きの豚もpigらしい。

hogはでかいので、ブタのように喰らう、とかブタ野郎、はこっちだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話がそれましたが、

消化管がやられて発熱下痢でヒトが死んじゃう怖い感染症が

コレラなので、その病態のブタ版、ということで

症状からつけられた病名、ということになるようです。

あとから、病原体がウイルスであることがわかったということで、

紛らわしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワレワレとしては、感染症と聞くと、

まずその原因となる病原体はナニか?

というところにすぐ関心が行くのですが、

一般のヒトは、そこまでは考えないのかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 医者としては病原体が

ウイルスか細菌か、寄生虫か、はたまたプリオンか、ということは

まず、知りたい点なので。

それによって、取り扱いの注意点や対応の仕方がかなりわかっちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 牛はレアでもいいが

豚肉は充分加熱する理由のうち、もっとも重要なものは

ウシに寄生する無鉤条虫は、人間にはほぼ無害だが、

ブタに寄生する有鉤条虫は筋肉内に潜み、人間に重篤な感染症を起こすため、

と大学の寄生虫学の授業で習いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もっとも、病原体が細菌かウイルスかなどということには一切関心が無く、

「のどが赤いから風邪ですね、抗生物質出しときますね。」

となどという、アタマの悪い医者もけっこういたりするのですが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、万一、豚コレラに感染した豚肉を食べても

人体には全く問題ないそうなので安心ではあります。

加熱によりウイルスは死滅しますし、

そもそもウイルスは細胞に侵入するために種を選ぶので、

豚コレラウイルスが人間の細胞に入ることはできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 豚肉しょうが焼きが、あらゆる食べ物の中で一番好きだ、

というワタシにとっては、アリガタイことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あ、そもそも国産肉は高いので、

オレはスーパーで買うのはほぼアメリカ産かカナダ産なので、

そこは全然関係なかったっす。^_^;)

 

 

 

 

 

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2019.10.04

遠足シーズン

運動会シーズンとともに遠足シーズンでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日かかった患者さんの情報で、

最近は少子化により児童数が減少しており、

小規模校の場合、観光バスをチャーターする都合上、

他の小学校と合同の遠足があるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワレワレのころは1学年は100人くらいいたので

各クラスごとに大型バスを1台ずつ、

1号車から3号車まで連ねていったものだが、

1学年が10人前後では、たしかに小型バスでもガラガラだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、他の学校と一緒なのはどんな雰囲気なんでしょうね。

まあ、小学生なら和気あいあいと持ち上がりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと思い出したのが自分の中学時代。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時の公立中学は一般にあまり素行のよろしくない連中の集まりで、

ワタシの通っていた学校もそんな感じであった。

年中警察のお世話になっている友人もいた。

ワタシはそこまではないが、何回職員室に座らされたことか・・・・。

一応、ずっと学級長だったんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともかく学校の内外で、年じゅういたずらやケンカが横行していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一度は、トナリの中学と、全面戦争だ、ということで、

ケンカの準備をして空き地に10数人で集合したこともあり。

その時はけっきょく、相手は来なかったのだが。

何やってたんだか・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなワレワレなので、

遠足は、学校単位のバスチャーターなので問題はないが、

修学旅行となると、電車を使っていくので、

その途中や行った先で、他の中学とのニアミスが起きないように、

先生方はずいぶん注意を払ったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すれ違っただけで「ガンをとばした、とばされた」で、

いざこざやケンカが起こる恐れが大いにあったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんせ、ボクタチ、アホでしたから。

今の子たちは、こんなことはないんだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019.10.03

アジアでは別の顔

2年前は試合に遅刻したが、今回は大丈夫。

過去の失敗経験は常に次回に生かされる。

人生において大事なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼間は10月とは思えないほど暑かったが、日が暮れるとひんやり秋の風。

秋の宵、ススキと月と埼スタと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待と不安を抱いてスタジアムに向かう人の波。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーグ戦の優勝、ACL圏内の3位以内はすでに遠く、

いまだ残留争いからは、脱出できず、

ルヴァンカップも、天皇杯も敗退した今、

粉々になりそうな浦和サポーターのプライドをかろうじてつなぎとめているのが、

このアジアチャンピオンズリーグである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中北千住駅で買った、レンコン包み揚げフライ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選手入場に合わせて、バックスタンドでは大旗展開。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシの席より下層のお客さんはすっぽり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その間にゴール裏ではコレオグラフィーを披露。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、大旗の下の人は見られない。

展開したサポーターグループのスタッフは写真撮ってるけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 円陣が解けたころやっと旗が下がります。

プハーッて感じ?

 

 

 

 

 

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2019アジアチャンピオンズリーグ準決勝第1戦

浦和レッズ   2-0    広州恒大 (埼玉スタジアム2002)

    (前半 1-0)

    (後半 1-0)

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 準決勝の相手は、準々決勝と同じ中国の広州恒大。

準々決勝で鹿島アントラーズを破って勝ちあがってきた。

レッズが勝った上海上港はアジアチャンピオンズリーグの優勝経験はないが、

この広州恒大はレッズと同じく2度のアジア制覇を成し遂げている。

しかも今も中国の国内リーグは首位らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上海上港よりかなり多くのサポーター。

アウェイユニは黄色だが、チームカラーはこれまた赤らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、試合はともに失点をしたくない両チームの様子見で始まるが、

次第にレッズの気迫が広州恒大を圧倒していく。

相次いで、得点をにおわせるシーンを作る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんななか、19分にファブリシオの見事なミドルシュートが決まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 欲しかった先制点でゲームの流れを更に引き寄せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以前から思うのだが、この埼玉スタジアムのサポーターが醸し出す雰囲気は、

海外のチームにとってはかなりのプレッシャーになるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 国内では浦和レッズが、応援はすごいけれど

実は勝負弱いことは相手チームも知っているので、

サポーターのこけおどしにはビビらないが、

海外のチームに対しては、ヨーロッパのトップチームのような強豪、

という(誤った)印象を与えると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、後半。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後半もレッズは集中を切らさず、押し気味にゲームを進める。

なんでこれが国内リーグでできないのかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ピンチもあったが、しのいで75分、待望の追加点が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コーナーキックのこぼれ球を回収した関根が、思い切りよくシュート。

鋭い弾道のミドルシュートが相手ゴールに突き刺さった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前節のような後半の失速もなく、守り切るかと思ったが、

カウンターから失点。

ああー、またか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、思ったら、これがオフサイドでノーゴール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合はこのまま終了し、準決勝第1戦は2-0で勝利。

これは公式戦11戦ぶりの勝利、となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第2戦は10月23日だが、この試合引き分け以上、

負けても1点差ならば決勝進出が決まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、ナゼにアジアでこんなに強いのか。

もし、鹿島アントラーズが勝ち上がってきたら

ゼッタイこうはいかなかったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰り道、けっこう中国人サポーターが多いのに驚く。

赤いレプリカなので分かりにくいが、やたら大声でしゃべるのでそれと分かる。

それにしても、0-2で負けたのにみんな意外と明るくしゃべってるんだよねー、

なんなんだろう。

 

 

 

 

 

 

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2019.10.02

人間ドックからの・・・

 人間ドック受診は5年目かな。

今日は、訳あって、というか、夜にサッカーの試合があるので、

館林駅まではクルマで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この手で2年前はアジアチャンピオンズリーグの決勝進出を決めたので、

そのゲン担ぎの意味もあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここから、りょうもう号に乗ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お、こんなところに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 館林駅発8時11分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、ドックが終わり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 腹を空かせて、帰路につく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 断食のあとは必ず肉が食いたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう、検査中から頭の中は肉、肉、肉・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かくして、初の10パーセントの消費税を払いました。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、館林にとって帰して、今度は埼スタへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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