金木犀
この間の雨でやや散ってきましたが、金木犀の季節です。
金木犀といえば、その香りで有名ですが、
実はワタシは、金木犀の香りに弱い。
この言い方は正確ではないな。
正確には「ワタシは金木犀の香りが弱い」
要するに「金木犀の香り」をあまり感じないのです。
もともと、嗅覚がそれほど鋭いわけでは無いが、
洗剤や入浴剤、食べ物やイヌの匂い、
生ごみやトイレの匂いも大体普通にわかります。
ところが、金木犀の香りに限っては、
どうも他の人より相当鈍いようなのだ。
レディアのお散歩コースにこのような金木犀の木がある。
満開の時に真下に行けば匂いを感じるが、
2メートル以上離れると、もうワカラナイ。
これは耳鼻科医的には非常に興味深い症例である。
部分的嗅覚脱失、あるいは嗅盲は遺伝子の異常が考えられるが、
現段階ではよくわかっていない。
まあ、全然困らないのでいいんですけど、
何かご先祖様で金木犀について不都合なことがあったのだろうか?
ところで、イヌの嗅覚は人間よりはるかに鋭敏はずなのだが、
レディアもなんの反応もしませんね。
まあ、彼女にとっては金木犀の香りより、
他のイヌのオシッコのニオイの方が何倍も良い香りなのかも。
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