ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.07.10

幕の内弁当的な

 季節的に耳鼻科の外来は閑散期に入ってきて、

これから秋の終わりまでは、一息つく時期です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、昨日は、いろいろな患者さんが来て、

人数の割には手間がかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんといっても多いのはこの時期の「気圧病」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 梅雨前線による気圧の変動により、

耳鳴、耳閉感、メマイの患者さんはこの時期悪化します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初診で来られると、聴力検査や平衡機能検査を

一通りしなければならないので、

一人の患者さんを何回にもわたって診察し、

説明しなくてはならないので実際の人数の倍以上の勘定になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、多くの子供さんは中耳炎が治ってゆく季節ですが、

この時期まで治らないお子さんは

反復性、難治性の中耳炎ですので、鼓膜切開になるる乳幼児も多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日は、鼻出血の急患の方が来て、

鼻内に出血性のポリープがあり、止血に時間がかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに、夕方、のどの痛みが内科にかかったが治りません、

という患者さんを診察したら、

扁桃周囲膿瘍で、即、切開、排膿し、点滴することになりました。

いわゆる含み声ではなかったので、予想してなかったので、

口の中みて、ありゃまと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後は、後鼻孔ポリープの患者さん、

検査と説明をして再来週に手術することにしました。

反対のハナまで回ってるので、取るの大ごとそうだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 インフルエンザや花粉症で忙しい時期は、

来る人来る人、延々と迅速検査をしたり、

花粉症の注意事項の紙を渡して、同じ説明を繰り替えしたりで

同じ作業の連続ですが、今日はバラエティーに富んでいましたね。

 

 

 

 

 

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