並べるなら同スケール
プラモデルはジャンルによってスケールが決まっています。
クルマなら1/24、ただしF1は1/20、ビッグスケールといわれるものでは1/12。
ヒコーキは1/72もしくは1/48。
戦車などAFVと呼ばれるものは、ほぼ1/35、
艦船モデルは1/700が定番で、ビッグスケールは1/350となっています。
これは、もともと「おもちゃ」だったプラモデルが、
こどもが手に取って遊ぶのに都合のいい大きさだったり、
モーターや電池を入れて動かすときにそれが収納できる大きさだったりすることから、
定番となったスケールです。
モデラーの興味から行けば、
「並べて楽しむ」ということは、非常に大きな要素なので、
同じ縮尺の模型をコレクションすることになります。
いっぽう、SF映画やテレビに出てくるいわゆるキャラクターモデルは、
もともとが架空のモノであるゆえ、
番組放映当時に発売されたトイ・プラモデルはスケールなどなかったが、
近年、かつての模型少年が中高年になるにつれ、
いわゆるオーセンティック・スケールで再模型化されるものが多い。
で、この間、思わずこんなモノを買っちまった。
言わずと知れた「科特隊」のジェット・ビートル。
ヒコーキモデルの定番スケール1/72。
これで、ジェット・ビートルをF-104や、F-86Fと並べることができる、
ちゅうところが中高年の心をくすぐるわけで・・・。
ノンスケールなら買わないけど、1/72というところが決めてであった。
またウルトラマンは「科学特捜隊」であるが、
ウルトラセブンの「ウルトラ警備隊」のジェット機メカ、
「ウルトラ・ホーク1号」も1/72でモデル化されていることがわかった。
しかし、ウルトラホーク1号は、ドラマでの設定がデカいんである。
調べたところ、1/72スケールで、完成品は全長約60センチメートルあるらしい。
これは、ちょっとデカすぎる。
置き場所にも困る。
模型としてはせいぜい15~30センチというのが、
製作にも飾るのにも適当な大きさである。
同じように購入に二の足を踏んでいるのが
スターウォーズのミレニアム・ファルコン。
やはり1/72でキット化されているが、
以前作ったXウイング・ファイターが20センチ弱だったのに比べて、
全長50センチほど、しかもコイツは円盤型なので
直径50センチというと座布団みたいな感じで、これはかなり場所をとる。
ウルトラホーク1号もミレニアム・ファルコンも
1/144スケールでもモデル化されていて、
これなら、全長はちょうど半分だから、それぞれ30㎝、25㎝ほどになる。
でも、もし買うなら同スケールだよなあ。
Xウイングや、ジェット・ビートルと並べてみたいし。
いつか、買ってしまいそうで、コワイ。(-_-;)
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