ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2019.03.23

花粉症から中耳炎に

 さすがに花粉症時期の土曜日の外来は体にこたえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 土曜日はけっこう初診の方が多く、終わったのは14時を大きく回った。

まあ、Jリーグは今週末はないからいいけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大半は花粉症なんですけど、

副鼻腔炎やら中耳炎を併発し、しかもそれを気づかないで受診される方も多く、

特にお子さんの場合はハナを診たら中鼻道から膿汁が流れ出ていて副鼻腔、とか、

耳垢とったら、中耳に水がたまっていた、

なんてことはよくあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳鼻科に来れば、花粉症なのでクスリをください、といっても

必ずハナの中は覗きますし、

子供は全員耳垢をとって、鼓膜を確認するので中耳炎も発見できるが、

小児科、内科で見過ごされて、あとで耳が痛くなってわかるなんてことも多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 痛くなればむしろいいけど、痛くないままの滲出性中耳炎の状態が、

わからないまま長期化すると、あとあとメンドクサイことになるので要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花粉症のお子さんでも

セキが増えてきたら耳鼻科を受診した方が良いでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アレルギーそのもので出るセキもありますが、

とくに夜間などにセキが多いのは、ほとんどが後鼻漏で、

それは副鼻腔炎の症状だったり、

中耳炎を起こしやすい状態になっている、ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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