F-84Fサンダーフラッシュ
正月休みにひさびさにプラモデル作りの時間が取れたが、
ついに完成はなかった。
この成人式の2連休で、ようやく2機完成。
まずは、「リパブリックRF-84Fサンダーフラッシュ」。
リパブリック社の「サンダー」シリーズで、
昨年作った「F-105サンダーチーフ」の先輩。
中翼式のエアインテークの処理にリパブリック社のクセが見て取れる。
「RF」の頭文字は戦闘機改造の偵察機を意味し、
もとになった機体は「F-84」。
「F-84]シリーズは直線翼の「F-84A~E/Gサンダージェット」と、
後退翼を持つ「F-84Fサンダーストリーク」に分類される。
これはもう、30年近く前に作った「サンダーストリーク」。
かなり経年劣化してます。
サンダーフラッシュとの2ショットを見ると、
RF-84Fではエアインテークが翼端に移動しているところが最大の相違点。
偵察機ゆえ、機首にカメラを配置しなければならないため、
このような処理になったわけです。
機首先端、側方に見える四角い窓がカメラの窓。
ところで、このキットは昨年の人間ドックのあと秋葉原で買ったもの。
たった400円だったんだよねー。
古いキットを作るのは楽しい。
こんなテキトーなパイロット、今は無い、いい味出てるなあ。
この手は何なんだ。
しかも、コックピットは床が無く、宙ぶらりん。
これではさぞかし、心もとないだろうなあ。
デカールは予想通り(?)そのままではボロボロになり使えなかったので、
ニスを塗って、補強して使用しました。
中華民国(台湾)空軍機マークもちょっと心うごいたが、素直に米軍機にしました。
当然、手間かけず、スジ彫りもしない。
毎度いいますが、この時代の「ジェット機」、好きだなあ。
今のラプターやステルスにない色気がある。
米軍使用にしたのは、この主翼の赤い整流板がカッコよかったので。
主翼の形状は、次回作のサンダーチーフを予見させますね。
ジェット機黎明期のF-84シリーズは、
同時期のノースアメリカン社製の傑作機F-86 セイバーシリーズに比べて
性能面でも販売面でもかなり見劣りするが、
このリパブリック社対ノースアメリカン社の対決は、
次のラウンドに、持ち越されるのであった。
それが、この連休のもう1作。つづく。
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