ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2018.09.09

コメットさん

 先日買ったCDの中に「Argent」のライブアルバムがありました。

ネットでCDを買うときにまとめ買いをすると安くなるので、

本来買おうと思ったCDは別の新譜だが、

なんかついでに買おうかなーと検索してて買ったもの。

こうして、どんどんCDが増えていくんですけど・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 さて「Argent」のライブは別に新譜でもなんでもなく、

1974年発売、当時FM放送で放送したものを

カセットに録って中高生時代聴いていたので、また聴きたくなったため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、今回はそのバンドの話ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1曲目のタイトル、「コホーテク彗星の襲来」。

何がナツカシイいって「コホーテク彗星」という単語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コホーテク彗星は1973年にチェコの天文学者コホーテクが発見、

1974年に地球に接近するときには歴史的な大彗星になるということで、

世界的な話題になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただし、実際には肉眼彗星にはなったものの、

そこまで明るくはならなかった。

時代的にみると、このアージェントの曲は1974年の発表ですが、

実際に彗星が来る前につくられたと思われます。

インストなので歌詞がなくて良かったかな。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、宇宙ダイスキ少年だったワタシは、

この「コホーテク彗星」の名前をよく覚えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そもそも「彗星」を初めて知ったのは、

小学校2年生のときに買ってもらった子供向けの宇宙の話の本。

このころは本気で将来は天文学者になろうと思っていました

なのでまじめな科学の本でしたが、

その最初の口絵にあった「ハレー彗星」の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それをみて、思ったのは、

「おおおおーーーーー、これは流星号だ―――――。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「流星号」は当時大人気のアニメ「スーパージェッター」に登場する乗り物で、

主人公のジェッター君の相棒と言ってもいい。

30世紀から来たジェッター君を乗せてマッハ15で空を飛ぶ。

そのときに、ちょうど彗星のようになるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、本を読んで、彗星と流星の違い、

ハレー彗星が76年周期で太陽系内の楕円軌道をめぐっていること、

彗星の「尾」は早いスピードで飛んでるからではなく、

ガスや塵が太陽風に流されてできるものであることなどを知りました。

とくに「尾」についてはその原理から、

彗星が太陽から離れるときは尾の方向に進行していると知って

何となく残念な気がしましたが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相前後して知った1965年の「池谷・関彗星」のニュースは、ビックリしました。

日本人のアマチュア天文家が新彗星を発見したというニュースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思うにウルトラセブンの「円盤が来た」は、

この話が下敷きになってるんじゃないかと思います。

アマチュア天文家のフクシンくんがペロリンガ星人の円盤を発見しちゃう話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1986年にハレー彗星は地球に最接近した時は、

小学生の頃の宇宙への夢を思い出しました。

残念ながら、その時は天文学者になる夢はかなわず、

すでに研修医になっていましたが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで、いまでも「大彗星」の到来を、

心のどこかで待ち続けています。

 

 

 

 

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