ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.12.01

忖度

 

 

 ACLの関係で第33節のうち一試合だけ残ったのがこのカード。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 浦和レッズ対川崎フロンターレ戦。

浦和にとっては今後この試合と最終節2連勝しても、順位は今の7位からは上がらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかも、12月にUAEで開催される世界クラブカップで1試合勝てば、

あのレアル・マドリーと「親善試合ではない」試合ができるかもという、

サッカープレイヤーなら夢のような体験が待っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モチベーションは、そりゃ、上がらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方の川崎フロンターレにしてみれば、この試合を勝つということは、

悲願の初タイトル、リーグ優勝に望みをつなぐ重要な意味がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勝てば首位アントラーズと勝ち点差「2」で最終節を迎えられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もちろん、最終戦で川崎フロンターレが勝ったとしても、アントラーズが勝てばそれまでだが、

アントラーズが引き分けで2チームの勝ち点が並んだ場合、

得失点差で大きくリードしてる川崎が首位に立つことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、最終節では鹿島アントラーズはアウェイで5位のジュビロ磐田と対戦。

このカードは今年4月の対戦でホームの鹿島がジュビロ磐田に0-3で敗れているのに対し、

川崎はホームで降格の決まっている大宮アルディージャと対戦。

この2チームの今季の対戦はアウェイで川崎が2-0で勝ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こりゃ、川崎フロンターレは燃えるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今季、天皇杯は準々決勝で負け、

ACL準々決勝で、大逆転負けで敗退、

ルヴァンカップは決勝まで進みながらセレッソに惜敗、

初タイトル奪取が悲願である、川崎フロンターレの最後の希望である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここまで、書いて、ああ、やっぱりなあ、と思うのだが。

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2017年J1第33節

浦和レッズ  0-1   川崎フロンターレ (埼玉スタジアム2002)

   (前半 0-1)

   (後半 0-0)

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 4日前に熱狂と感動に包まれたこのスタジアム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日はコンコースの人込みも、売店の列もない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 うわ、ガラガラ。

メインアッパーには、ほとんど人影が無いが、左から5区画だけがぎっしりだ。

そこは川崎フロンターレサポ向けエリアというわけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バックアッパーも後ろを振り返ると・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アウェイエリアだけが異常な盛り上がり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ACL決勝から、堀監督はスタメンを6人入れ替えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 青木が務めていたアンカーに遠藤が入り、

センターバックはマウリシオと阿部、サイドバックは森脇とリーグ初スタメンの菊池、

MF 武藤、長澤、遠藤、矢島、高木で、ワントップにズラタン。

得点王を狙える可能性の興梠も疲労がたまり出場はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでも、前半開始からは決勝で活躍できなかった控え組が

積極的な攻撃を仕掛け、いい形を作る。

一方の川崎フロンターレはやはり少なからず重圧があるせいか、

のびのびとしたプレーができない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところが、前半14分、自陣左サイドで家長にボールを奪われ、

クロスを入れられ、走りこんだ小林が、レッズゴールネットを揺らしてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰ってテレビで見るとわかりにくかったが、スタジアムで見たときには

マウリシオの判断ミスであることがはっきり見てとれた。

マウリシオと菊池で完全にマイボールにできていたところを

あいまいなプレーでつなごうとして、

家長にしてやられた形であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この1点で川崎フロンターレはかなり落ち着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前半0-1で後半に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後半も同様の展開。

選手は良く戦ったが、やはり連携がうまくいかず、最後まで得点を奪えず。

モチベーションの問題も少なからずあったであろう。

本日の観客24605人。

もっと少ないかなと思ったが、フロンターレゴール裏の人口密度がそんな印象を与えたかも。

 

 

 

 

 

 

 

 結局、これで優勝の行方は最終節にもつれ込み、

全国の多くのサッカーファンの興味を掻き立てることができ、

また、テレビ中継やサッカー関連の関係者は大いに喜んだことであろう。

ここで、川崎が引き分けて鹿島の20冠が決まったら、

そりゃ、盛り上がりに欠ける。

ここは、今年の流行語大賞にあわせて

浦和レッズが「忖度」したというところでしょうか。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今週末の最終節にはおおた食と光の祭典ライブがあるので、

ワタシの今季サッカー観戦は今日が最後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日は駐車場もすいている。

また来年、スギ花粉がとんだら、ここに戻って来よう。

12月に一度もスタジアムに行かない年って、

果たしてこの25年間で今まであっただろうか。

 

 

 

 

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