ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2017.09.14

またまたミラクル、大逆転で川崎フロンターレを下す。

 

 第1戦で1-3で敗れ、ホームで迎える第2戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 勝ち抜けはトータルのスコアで決まるが、アウエイゴールルールにより

相手にゴールを許さず、2-0で勝てば、レッズの勝ち抜けとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、もっともリーズナブルなシナリオで、

これを目指して試合に臨んだ、はず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、相手は現在絶好調、

前節横浜Fマリノスを3-0で粉砕して現在リーグ2位につける川崎フロンターレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、監督交代でリハビリ中、ルヴァンカップも敗れ、

前節柏レイソルに黒星を喫し、いまだに光明の見えないレッズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スポーツ新聞の論調を見ても、

どっちが勝つかではなく、川崎がどんな形で勝つか、

なんていう感じである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すこしでも運が向くように、今回のとんかつは

「勝率の高い」ここ「かつや」で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒレカツ、豚汁は「大」に。

年寄りにはやや脂っこいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高速の出口渋滞にはまる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やや遅れてスタジアムに。

前にはフロンターレサポもいるなあ。

 

 

 

 

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AFCアジアチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦

浦和レッズ  4-1   川崎フロンターレ  (埼玉スタジアム2002)

   (前半 1-1)

   (後半 3-0)
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 レッズは前節からの4-1-4-1のシステム。

興梠をトップにシャドーに柏木と矢島、

両ワイドはラファエル・シルバと高木、アンカーに青木を置き、

マウリシオ、阿部のセンター2枚に、槙野、森脇の両サイドバック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 警告累積の武藤と故障の李忠成を欠くが、

マウリシオ、柏木が戻ったことは大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、前半19分、川崎の司令塔、中村憲剛の浮き球に飛び出した西川だが、

さきにエウシーニョに触られてしまい、失点。

「2-0で勝つ」レッズのゲームプランは、いきなりご破算になってしまった。

凍り付くスタジアム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうなったらレッズは少なくとも3点取らないと延長にも持ち込めない。

川崎フロンターレの優位が、さらに高まった。

しかし、その安心した川崎フロンターレのスキをついて、

35分に矢島のスルーパスに反応した興梠が得点。

やはり、頼りになるストライカーである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、その直後、ある意味今日のゲームで最も大きな事件が起こる。

38分相手DF車屋が足を高く上げ興梠の顔面を蹴り、これが一発レッド。

やや厳しい判定とも言えなくもないがスパイクのウラだったのがマズかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ともかく、このあと川崎は10人での戦いを強いられる。

しかし、まだ川崎には2点のリードがあるので守り切れば勝ち抜け、

以前、アドバンテージは川崎にあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、川崎フロンターレは本来守りのチームではない。

Jリーグ屈指の「点を相手より多く取って勝つ」スタイルのチーム。

しかも、監督はここでチームの要、中村憲吾をはずして守備の選手を入れたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前半は1-1で終了、この時点でトータルスコアは川崎4-2浦和である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後半はガチガチに引いて守る川崎フロンターレを

レッズがあの手この手で攻めまくるほぼハーフコートの試合になった。

レッズのコーナーキックは数知れず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを見て、堀監督はDFマウリシオを下げ、上背のあるFWズラタンを投入。

これが、ピタリとハマる。

後半15分、柏木のCKにズラタンが頭で合わせ2点目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トータルスコア4-3。

あと30分以内にもう一点取れれば、延長に持ち込める。

延長はアウェイゴールルールはないので、数的優位のレッズが俄然優位だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、相手GKチョン・ソンリョンもファイセーブ連発。

さすが韓国代表正キーパーである。

全員で守る川崎フロンターレに得点が奪えないまま時間が過ぎていく。

しかし、その後、この26785人は奇跡の目撃者となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合終了まで残り6分。

右サイドで、ここまでどうもパッとしなかったラファエルシルバが

ボックス内で見事な反転からシュート。

この試合を3-1とし、トータルスコアを振り出しに戻した。

やはり彼は、ゴール前で使うべき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 するとその2分後、森脇のクロスをボレーでかえした高木のキックは、

ループ気味にチョン・ミョンホンの上を超えてゴールネットに吸い込まれた。

後半42分に来て、はじめてレッズがトータルスコアでフロンターレを上回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし油断はできない、

トナリの中年夫婦は、もうこれで絶対勝ったといって席を立ってしまったが、

この試合、次の1点を川崎フロンターレがとれば、トータルスコアは並ぶが、

アウェイゴールルールによって、川崎の勝ち抜けになってしまう。

残り4分+ロスタイム4分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、プランを打ち砕かれた川崎フロンターレにはその気力は残っていなかった。

やはり、その後の戦いぶりを見ると、

中村憲吾を下げてしまったというのは川崎にとっては失敗であったろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロスタイムのあと、歓喜のホイッスルが埼玉スタジアムに響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前回の済州との戦いでおきたミラクルが、また再現された。

こんな試合を1年に2回も見られるなんて、そうある経験ではない。

っていうか、オレが行けば奇跡が起きる、か? ( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あー、こんなことってあるんだ。

いつも苦しい思いしてるのに熱心に応援するレッズサポに神様がご褒美をくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうなったら、とろうぜアジアチャンピオン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰っちゃったトナリの夫婦が散らかしていったゴミ、

ワタシが片付けましょう。

そうすれば、また、神様が何かご褒美をくれるかもしれないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いい夜になりました。

帰り道のレッズサポ、どの人もどの人も興奮した口調でしゃべりまくっている。

そんな会話を頭越しに聞いてニヤニヤしながら帰途につきました。

 

 

 

 

 

 

 

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