薬剤師さん
先日のことである。
当院で経過を見てる6か月の滲出性中耳炎の赤ちゃんが
夕方熱を出した。
水曜日で、当院午後休診だったため、
近くの内科・小児科を受診したという。
内容はあえてここで書かないが、
ちょっと首をひねるような処方が出ていた。
内科・小児科といっても、きっともともと内科の先生で、
おそらく子供の熱発、まして6か月の子供の診察はあまり経験がないのであろう。
別に害はないが、特に有効とも思われないので、
6カ月の赤ちゃんにクスリが与える影響も考え、
一応、その薬を止めてもらい、
風邪と中耳炎の経過観察を続けたわけだが、
実はそこの病院は院外処方で、調剤の薬剤師名を見ると知ってる方である。
とても勉強熱心な薬剤師さんで、自身調剤しながら
違和感もあったと思われるが、やっぱりなかなか言えないのかなあ。
正直、かなりショックであった。
用量を間違ってるとか、やってはいけない組み合わせの場合はともかく、
病名と、処方があっていて保険審査が通れば調剤してしまうのだろうか。
プロとして技術料をもらっているなら、
何かしらの行動をとった方がいいと思いますが
実際には難しいのかもしれません。
まあ、あとは、医者が聴く耳を持つか、ですね。
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