最終節、引分けだが年間勝ち点1位を獲得
11月3日文化の日、祝日。
Jリーグセカンドステージ最終節である。
途中、最近「ゲン」のいい「かつや」で昼メシ。
今日は定番「カツ丼」と「とん汁」で。
実は昨夜から風邪で体調は最悪。
ロキソニンのんでのドーピング参戦である。
11月3日は「晴れの特異日」。
今日も素晴らしい晴天だが、やや風強し。
「本日天気晴朗なれど風強し」、決戦の日である。
すでにセカンドステージ優勝は決めたが、肝心なのは年間勝ち点。
年間勝ち点首位であれば、チャンピオンシップをいきなり決勝から戦えるが、
ステージ優勝のみでは準決勝を戦わねばならない。
この大事な一戦に埼玉スタジアムのチケットは「完売」。
入場ゲートにも普段はみられない長い行列ができていた。
今年もついにここまで来たか。
今日は珍しく、メインアッパーでの観戦。
「513」はオレの誕生日だからラッキーナンバーだな。
ところがここはメインアッパーの一番北側の最上段。
後ろこんな感じでビュービュー北風が吹き付け、サムイ。
年間勝ち点はレッズが首位だが、2位川崎フロンターレとの勝ち点差はわずかに「1」。
ということは、勝てば問題ないが、
引き分け以下の場合、川崎が最終戦に勝てば年間順位がひっくり返る。
前節、前々節は新潟、磐田と降格圏争いの下位チームだったが、
今回の相手は横浜Fマリノス、そう簡単に勝たせてくれる相手ではない。
大一番にはからきし弱いレッズであるが、はたして今日は「大一番」なのか。
********************************************************************************************
2016年J1セカンドステージ最終節
浦和レッズ 1-1 横浜Fマリノス (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-0)
(後半 1-1)
********************************************************************************************
今日はタイトルのかかった試合ではない。
勝って年間首位になることにより、タイトル奪取にはかなり優位になるが
ここで、タイトルが決まるわけでもない。
逆に年間首位を逃したところで、タイトルの可能性が消えるわけではない。
ということなのか、レッズの選手たちの動きはまあまあであった。
気になる他会場の結果だが、トナリのオジサンがスマホみて
ありゃ、もう川崎点とったで、と会話しているのを小耳にはさむ。
ということは、ここは引き分けではダメだ。
だが、マリノスの堅守にはばまれゴールわることができずハーフタイム。
ハーフタイムの他会場、気になる等々力競技場は
川崎フロンターレがガンバ大阪に対し2-0とリード。
ああ、やっぱり・・・・。
しかし、レッズの選手は落ち着いていた。
波状攻撃を繰り返し、ついに後半21分。
関根のシュートのこぼれを柏木がゲット!
ついに相手ゴールをこじ開けた。
コレで、年間首位、いただき。
70分ミシャ監督は青木を入れ、柏木を一枚あげる。
今日の入場者数。5万6千人がレッズの勝利を確信しかけた。
ところが、残り5分、失点。
相手外人フォワードにかっさわれて、持ち込まれてのゴール、3回目だ。
ほどなくロスタイムへ。
早く、早く、攻めなければ。
しかし、意外なことにGK西川は、時間をたっぷり使ってボールを裁きはじめた。
柏木も相手コーナーフラッグの近くでボールをキープし、時間を使っている。
え、もしかして・・・・・
試合終了のホイッスル。
スタジアムは、その後の成り行きを見極めようと、不思議な沈黙に包まれた。
お、レッズの選手が喜んでいる?
その直後、スタジアムMCの朝井夏海さんから
「レッズ、年間勝ち点首位を獲得しました」
の、アナウンスがありスタジアムは一気に歓喜に沸き立った。
マジかー、何が起こったんだ?
となりのオジサンが携帯みて、ガンバ勝った、フロンターレ逆転負けだ、と。
思わず斜め後ろの席の知らないオバサンとハイタッチをしたワタシ。
おお、ホントだ、信じられないことが起こっていた。
年間勝ち点首位はワンステージ制なら年間優勝なのだが、
現行のレギュレーションではチャンピオンシップを勝たねば
リーグタイトルを取ることができない。
今度こそ、正真正銘の大一番。
レッズはあと残された最後の一段をのぼってチャンピオンのシャーレをかかげることができるだろうか。
いつもの最終節とは全く違ったホーム最終戦であった。
コメントはまだありません