ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2013.02.13

国民栄誉賞


 ちょっと前になるが元横綱の大鵬氏が亡くなった。
 子供の頃から現在までお相撲には全く興味ないワタシだが、
さすがに大鵬は知ってる。
 ちなみに野球も興味ないので、
良く言う「巨人、大鵬、卵焼き」の中で
ワタシが好きだったのは卵焼きだけでした。
 さてその大鵬氏に国民栄誉賞を贈るかという話。
 その後どうなったかは知らないが、
ともかく「死んでから贈るのでは遅い」!
 人間、死んだらお終いです。
 人間を含む、生物はそもそも炭素を含む元素が
一定の秩序で集合してるモノにすぎない。
 しかも、それを人間たらしめているのは、
脳という部分のニューロン間の微量な化学物質や電気信号の
やりとりによるもの。
 死んじゃえばそういった現象は消滅し、
元素はばらばらになってまた地球上の別の構成成分になるので
生命は消滅してしまう。
 魂とか、霊魂とか、天国とか、
そういったものは生きてるヒトの頭の中にあるイメージ、
実態のない想像上の産物だ。
 死者を弔って、故人もうかばれた、とか
きっと天国で喜んでいるだろう、
なんてのは生きてる人の間だけの満足である。
 さて、国民栄誉賞第1号は
ご存知元巨人の王貞治氏である。
 その後、さまざまなスポーツ、芸能関連のヒトに贈られ、
こないだはなでしこジャパンにも贈られました。
 ところでその初代受賞者の王氏とともに
当時人気絶頂だった巨人軍の2枚看板だった長嶋茂雄氏には
国民栄誉賞送られていないのだ。
 だから、もし、長嶋茂雄氏が死んだときに、
国民栄誉賞を贈るか、
なんて話が起こるくらいなら、
生きてるうちに贈りましょう。
 せめて、本人に
「あなたが亡くなったら政府は国民栄誉賞を贈ることを決めました。」
と伝えてあげれば、
本人も喜んで「内定パーティー」くらい開けるかも。
 まあ、ワタシ好きだったのは「卵焼き」だけだったので
個人的にはどーでもいいんですが。
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