ポール・ウェラー日本公演に行ってきました
昨夜はダイバーシティ東京までポール・ウェラー日本公演を見に行ってきました。
昨年、一緒にエアロスミスのコンサートに行った
ワタシの大学時代の同級生、佐野君のお誘いで、
今回はポール・ウェラー師匠のステージを見よういう運びになったのである。
問題はそのダイバーシティとやらに行ったことが我々二人は無い。
日本ブドーカンとか東京ドームとか、
昔は中野サンプラザとか新宿厚生年金なら行ったことあるけど、
このDiver City Tokyoなどと書いてあるチケット見ると、
中高年男性はやや不安なのだ。
そこで、佐野君が彼の働く病院の看護婦さんで洋楽好きのY田さんを
チャーターしてきた。
彼女に添乗員として、現地でガイドをしてもらおうというのだ。
佐野君と新宿駅で合流しりんかい線に初めて乗り、
東京テレポートというワケわかんない名前の駅で下車。
ダイバーシティの案内板に従って進むと、ショッピングモールである。
さらに進むとフードコートで親子連れ、カップル等でいっぱい。
グルメスタジアム?ここでいいのか?と思ってたら、
どん詰まりがダイバーシティであった。
すでに到着していたY田さんの指示で、
荷物をコインロッカーに預けたり、ドリンクを交換したりする。
Y田さんは佐野君が言ってたとおり、ほんわかした優しい看護師さんで、
佐野君の話からイメージしていたよりはだいぶ可愛らしい方でした。
ただ、髪型がラモーンズなのだ。
(参考写真、貼っときますね。)
さて、肝心のポール・ウェラーのステージである。
ポール・ウェラー氏といえば、デビューは言わずと知れた
パンク・ロックの創世記の重要バンド「ザ・ジャム」、
その後ジャムを解散し「スタイル・カウンシル(通称スタカン)」を結成。
このスタカン、パンク色を一掃し。
コンテンポラリーな音楽にR&Bの隠し味を施し
そこにニューウエイブのスパイスを振りかけたオシャレなバンドで、
いわゆる、ファッション関係やアート関係にウケが良かった。
その後ソロになってからは敬愛する
R&B、トラディショナル・フォーク、モッズなどの影響をにじませた、
いわゆる「ブリット・ポップ」の大御所になっていくのである。
ワタシはもちろんジャムのアルバムはほぼすべて持っているが、
スタカンは当時カセットで聴いていたがCDはもっておらず、
ソロ時代はほとんどよく知らない。
どんな感じかなあ、と思ったらこれがなかなかカッコ良かった。
何より、体型が引き締まっていて、ステージでの動きもキビキビしていて
ギターのアクションもカッコいい。
今年54歳という事は、ワタシのちょうど一コ上ですね。
おお、なんか、とても参考になる。
今度ライブでこうやってギター振って見ようとか(笑)
ポール・ウェラーというヒトはもともとそれほど歌もうまくないし、
ギターの名手でもない、
際立ったソングライターでもないし、
超2枚目というわけでもない。
でも、音楽が好きで、真面目にカッコイイスタイルを目指しているのだなあ。
ちょっと、トム・ぺティを連想しました。
ジャム時代の曲もやってくれて、
実はワタシはそれがイチバン満足。
しかし、ステージでタバコ吸うのはやめた方がいいなあ。
音楽評論家の渋谷陽一氏は昨日のブログで
ポール・ウェラーがステージでタバコ吸うと健康食品のように見えると書いているが、
たしかにキース・リチャーズが吸ってるのとは
だいぶ印象が違う。
でも、いまどきタバコ吸ってるのははっきり言ってカッコわるい。
死ぬぞ、ポール・ウェラーくん[emoji:v-40]。
ライブ後は3人で新宿でちょっと呑みました。
この焼き石茹でソーセージ、やたら美味かったです。
(写真では良くわからないけど、だし汁の中に焼けた石を入れて
じゅわじゅわとソーセージをボイルするのだ。)
2時間のスタンディングはオヤジにはそろそろキツイが、
また、カッコイイライブ見たいぞ、と思うのだった。
今回はオマケがありますので「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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