ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2012.07.25

老骨パンク

 ちょうど一週間前のことである。
 早朝、寝ていた私は悪夢のような痛みで目が覚めた。
 左の首から肩にかけての激しい痛み。
 2,3週間前からどうも首が痛いなあとは思って、
ことあるごとに自分で揉んだりしていたのだが、
突然の大増悪。
 どれ位痛いかというと、
まず寝返りが全然できない。
 何とかベッドから起き上がろうとしたが
首が痛くて全く体位を変えられない。
 足や手をあちこちじたばたと動かすがしばらくはにっちもさっちもいかず、
散々苦戦して数分後、ようやく腕をついて起き上がることに成功した。
 そのまま、そーっと歩いて自室に行き
どっかにあったはずのシップを探す。
 首が動かせないので
横を向くには肩から回さねばならない、
パントマイムのロボットのような動きである。
 うぃーん、かちゃん、うぃ、ういぃーん、
とロボットな動きでやっとこ
以前、薬屋さんにサンプルで貰ったロキソニンテープを探し出し、
がちゃん、がちゃんと階下におりて
すでに起きていた妻に頼んで貼ってもらう。
それにしても一体どうしてこんな事になっちゃったのだ。
 
 思いあたるフシは前夜のバンド練習である。
 サマーライブ前の最後の練習であった。
 痛いのはちょうどギターストラップのかかる場所なのだ。
 レスポールJr.はそんなに重いギターでは無いが、
あのアクリルのクリスタルギターは結構重い。
痛めていた部分に過剰な負荷が加わったためだろうか。
 しかしなあ、ギター如きでこんなになっちゃうのでは、
ロックンローラーなんかやってげないぞ。
 そういえば前原先生も頸椎症があり
ベースを軽いモノに変えたり
仕方なくベースを座って弾いてた事があった。
(最近、またやや調子悪いとか。)
 ワタシもライブの前なのでちょっと心配だったが、
(まさか、座って歌うとかエアギターなんつうわけにもいかないし…。)
日増しに回復しなんとかライブに間に合った。
 おそらく見にきていた人には気付かれなかったと思うが、
あのステージ、首は結構きつかったのだ。
(星一徹ならば、ワタシのフォームの乱れを見抜いたかもしれが………。)
 で、ライブ当日、リハーサルを終えて楽屋に向かう
リードギターの土井先生のTシャツから見える肩をみて、
唖然とした。
 ナント、シップが貼ってある!
 どしたんだよ?
 いや、最近、肩イタイんすよ。
 お前もかよ!
 いやあ、オレ達、つくづくオヤジバンドやなあ。(T ^ T)
それにしても我々がメタルで無く、パンクバンドで良かった。
ジャンプは出来ても、ヘドバンは無理なゆえ。
 あれから一週間、
横を向くことは何とかできるようになったが、
首をグルグル回すことはまだ全然できません。
 あとで袋を見たら、使ったロキソニンテープの使用期限は2010年であった。
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