ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2012.07.13

パンダ死んだ。


パンダ死んだ。
韻を踏んでます。
(特に意味は無い。)
動物園関係者の無念、
地元商店街の落胆、
そしてパンダ好きの良い子達の悲しみ、
誠に如何ばかりかと、察するにあまりあるところです。
お悔やみ申し上げます。
それにしても、パンダ弱いです。
もともとこの動物からはあまり生き抜くパワーを感じません。
地球46億年の歴史の中、
生命誕生以来、天文学的な数の種が誕生し
また、滅んでいった。
 人類による乱獲や生存環境の破壊により
滅んでいった、あるいは滅びつつある種もあるが、
大半は自然に滅亡してしまった種が殆どである。
 化石や痕跡から存在が確認できる生物もいるが
恐らくそんなものはホンの一握りにすぎないだろう。
 つまり膨大の数の「種」が地球上に出現し、
また自然に滅亡していったわけで、
今もそれは続いているはずです。
 
 そういう意味で絶滅危惧種を救うことは
自然の摂理にかえって反するのではないか、
という説を唱える学者もいる。
 その考えを全面的に支持するわけではないけれども、
たしかに、一理あるなあ、とは思うわけです。
 ジャイアントパンダはひょっとしたら
滅ぶべき種なのかもしれない。
 こんなこと書くと、全国のパンダ愛好家の人々から
ハゲシイ非難をあびるかもしれないけど。
 ただ、科学的に俯瞰するとそうなのかも、と。
 まあ、パンダ可哀そう、というのは素直な感情としていいんですけど。
 ただし、少なくとも、動物園や飼育担当者の管理体制がどうだとか、
中国との外交問題がまたこれでどうたらこうたらと
つまらんことを問題にすることだけは勘弁して欲しいですね。
(記者会見ではそういったオロカな質問をする輩がいたらしい。)
 ところで和歌山県の南紀白浜アドベンチャーワールドには
8頭もジャイアントパンダがいて
昨年も双子の赤ちゃん生まれたみたいです。
 以前に家族で行ったことがありますが、
上野みたいに空調完備の特別のパンダハウスではなく
屋外に出ていて、泥んこでとてもワイルドでした。
 上野動物園と違い、
中国との外交上の大役なんかを担ってない分、
ノビノビしてるのかなあ。
 ちょっと話ズレましたけど。
 種としてのパンダははたして今世紀を生き抜けるのか?
 
 とりあえず個人的にはWWFに時々寄付なんかもしちゃったりしてますが。
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