ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2012.05.03

ビーコン、ガンバレ梅ちゃん先生


 昔は全然興味ないっつーか、
あんな予定調和的なドラマなんか見ちゃダメだ、
と思ってむしろ拒否していた若者時代でしたが、
歳をとってから、日常になり、またときに結構ハマってしまう「NHK朝の連ドラ」。
 この4月からは「梅ちゃん先生」です。
 いやあ、前々回の「おひさま」がそれなりに面白く、
次は大変だぞと思ってた「カーネーション」が、「ゲゲゲの女房」
以来の傑作でした。
(主演の尾野真千子さんの女優力がすごかったですね。)
 で、今回はどうかというと、結構いいです。
 なんと言っても主演の堀北真希ちゃんの女優力ならぬアイドル力(!)が
パワーを発揮しています。
梅ちゃ~1
 計算なのか天然なのか、
ともかく、今や絶滅危惧種的な古典的アイドルの雰囲気を醸していて、
思わず山口百恵ちゃんの「伊豆の踊子」や松田聖子ちゃんの「野菊の墓」を
彷彿としてしまう。
 ただ、前作「カーネーション」では椎名林檎さんの主題歌が素晴らしかったのだが、
今回は主題歌はスマップで、いつもながらに薄っぺらく、あれはいただけませんね。
(主題歌、変更を求む、せめてインストにしてくれー。)
 ところで、今日の朝ドラで
(連休だがどこにも行かず同じ時間にご飯食べながら見てるんだけど)
「ビーコン」という言葉が出てきました。
 懐かしー、何年ぶりに聴いただろう。
 ドラマでも解説してましたが
「ビーコン」とは「Wieder kommen」からの造語で
「wieder(独)=again、再び」「kommen(独)=come、来る」
で「再びいらっしょい」で「再試」を意味する学生の隠語である。
(もちろん、外国では通用しない)
「なーに、オメエ、ビーコンひっかかったんきゃ!」
(注)群馬弁も入っています。
などと使います。
 この物語はお医者さんを目指す医学生の話なので、
こういった言葉が出てきてるわけだが、
この言葉は昔から使われてたんだなあ。
 って、オレ達が使ってたのも、もはや相当ムカシだが今も使うんだろうか?
 そして、この隠語、医学部以外の大学生も使う、あるいは使ってたんだろうか?
 誰かご存知の方がいれば教えてください。
 そうそう、ドラマでは「ビーコン」のイントネーションは
「ベーコン」と同じ「上がって、下がる」でしたが、
我々は「(ピッチャー)ノーコン」と同じ「平板」なイントネーションでした。
 そういえばこんな記事も昔書いたぞ。
ギネの発音
 幸い、ワタシは医学部時代ビーコンゼロで切り抜けました。
(そーいや、ビーコン引っかかった友人の家に乞われて勉強教えに行ったことあったなあ。)
 ところで、毎回ドラマの最後に「わが町の梅ちゃん先生」とかいって、
女医さんの写真が出ますね。
 ウチの「梅ちゃん」も応募してみようかなあ。
 
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