2011.06.16
せっかく水曜日は午後休診なのに、
今日はポリオの予防接種があり、おまけに夜は耳鼻咽喉科の学会。
10時過ぎに帰ってから風呂入って、
さあ、遅い晩飯食いながら録画でサッカー観戦だ。
2011年J1第15節
サンフレッチェ広島 0-0
浦和レッズ (広島ビッグアーチ)
(前半 0-0)
(後半 0-0)
テレビのスタジアムの映像、広島サポのなかに「首位奪還」のダンマクが。
ええ、広島って今、2位なんだ。
こっちは下から3番目。
ううむ、今日は広島さんの、胸を借りるつもりで・・・、
いやいやここは勝たねばいかん。
しかし、レッズのスタメンを見ると
GKの加藤はともかく、
暢久、啓太、そして平川・・・、やけに「古(いにしえ)」のメンバーじゃねえか。
達也だってもう相当レッズ長いし・・・・。
オリンピックや怪我やらの影響で、ここんとこの若手路線が
すっかり影を潜めた「マスターズ路線」。
案の定、ミッドウイークの連戦、アウェイということもあり
何となくまったりした展開でスリルの少ない
(攻められるときに限って「ウラを取る命」の寿人と
「なにが何でもシュート命」の李忠成のスリリングな攻撃を味わう)
あまり面白くない展開になってしまって・・・・
いつのまにか酒飲みながらテーブルで寝てしまい、
気がついたら試合終了後の選手インタビューやっていた。
昼間の疲れもあったが
まさか試合見ながら寝ちゃうとは・・・・。
やはり試合内容にも問題ありなのでは・・・。
しかも引き分け連続Jリーグタイ記録ですと。
そんな記録、イラネー。
さあ、週末、新記録作らないように・・・・。
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2011.06.13
土曜日、CRPライブの関係で週末のJリーグは
翌日録画観戦。
しかし、そもそも大宮のNACK5スタジアムは、
キャパが1万5千そこそこなのでチケット入手が難しい。
で、なんと埼玉スタジアムでパブリック・ビューングもあったらしい。
同じ街でパブリック・ビューイングとは、異例中の異例だが
以前埼スタでやってて、大宮の水増し入場者申告が発覚したことをうけての
NACK5なんだろうが、しっくり来ないなあ。
2011年J1第14節
大宮アルディージャ 2-2
浦和レッズ (NACK5スタジアム)
(前半 1-0)
(後半 1-2)
確かペトロのサヨナラ試合はJ2時代の大宮戦、
しかも負け試合・・・・。
今回はペトロビッチ監督としては絶対勝ちたい一戦だったろうなあ。
ラファエルはすごいストライカーなんだろうなあ、
と思ってるのは浦和サポだけなんだろうなあ。
それにしても対浦和戦5試合連続6ゴールは
もはや相性とかそういうものを超えた「呪い」みたいなものを感じるなあ。
ラファエルのヘッドのゴールなんてめずらしい、
って多くの大宮サポが書いてるし。
まあ、0-2から追いつくことが何回もできるのは
そりゃ悪くないが、勝ち点1づつではなかなか進まないぞ。
良かったのはGK加藤がJリーグ初先発で、
なかなかいいプレーを見せたとこ。
そして、なんつっても24番、元気の「魂のゴール」じゃあ!
あの体勢からのゴールイン、しびれましたなあ。
しかし、そんな元気もオリンピック予選でしばし、離脱・・・・。
でも、今週末は、オレが多分、埼スタに行くから、大丈夫じゃね?
(いまだジンクス継続中・・・・。)
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2011.06.06
昨日は久々の埼玉スタジアム。
いろいろ忙しくアウェイも含めてずっと行けなかったので
サッカー見に行くのは4月24日の名古屋戦以来、
今年はまだ2回目ってことだ。
リーグ中断もあったが、これはかなり異例だ。
天気予報では、突風、雷など気になることいってるので
それなりの装備をして家を出る。
あらかじめ決めておいたことがある。
今日はレプリカを買おうと。
毎年、新しくなるユニにあわせてレプリカを買うのだが、
どの背番号にするかで迷うのである。
ちなみに去年は8番柏木だった。
10番ポンテと大分迷ったんだった。
(ポンテの退団時期がはっきりしなかったので購入時期が遅れた。)
今年は、決めていた。
24番である。
それにしても、なんで2桁背番号は1000円以上高いんだー。
(特にかつて11番を購入した時に理不尽さを強く感じたなあ。)
で、そのレプリカを来て席につく。
2011年ヤマザキナビスコカップ1回戦第1戦
浦和レッズ 2-0
モンテディオ山形 (埼玉スタジアム2002)
(前半 1-0)
(後半 1-0)
ここんとこのレッズの集客数と、橋の天気予報、
リーグ戦でなくナビスコであることを考えれば
ガラガラなんだろうなあ、と思ったが、
今日はメインアッパー入れてないわけね。
梅雨空とあいまって、何となくサビシイ。
さて試合は主導権を握るべく積極的にボールポゼッションをするレッズと
密着マークでバイタルエリアから中では仕事をさせまいとするモンテディオの
「予想通りの」試合展開となった。
磁石のようにくっついてくる山形ディフェンスに
なかなかシュートを打たせてもらえない。
しかし、この間からの2トップによって、
フォワードにある程度柔軟性が出てきた。
高崎のPKはそんな「スペースに出る動き」が奏効した。
後半達也の投入によってさらにスペースへの意識が出たが、
それも次第になぜか足元へのパスに戻っていってしまう。
必然、カットされ、押し込まれ、あわやという場面も数回。
しかし、それを打開した、原口元気の追加点。
やっぱり24番を選んで間違いなかった。
あの左45度は「原口元気ゾーン」だなあ。
かつて「デル・ピエロゾーン」ってのがあったけど。
さらに歴史を遡れば「右45度」といえば釜本。
「左サイド杉山からのセンタリング、右45度の釜本にわたりゴール!」
鈴木文弥アナウンサーの声が蘇るなあ。(古っ)
調子に乗って話しがそれたが、元気には今後もますます元気でいてほしい。
ところで前半の元気の「幻のゴール」だが、
あれ、なんでオフサイドなの?
いやあスタジアムではてっきり最初の原口のトラップがハンド取られたのかと思ったが、
かえって録画見たら高崎のオフサイドの判定だった。
不可解だ。
レッズはようやく、名古屋戦以来の公式戦今季2勝目を上げた。
ともかくこれで、オレの行く試合は全部勝つ、それ以外は勝てない、ということがわかった。
いや、それじゃ困るんだが・・・・。
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2011.06.02
最近インターネットで見た興味深い記事に次のようなものがあった。
全米医師連盟の提唱するプライマリケアのガイドライン、
いわゆる初期治療に当たる医師への「べからず集」である。
日常診療で不要な検査、やってはいけない治療をまとめ
そのトップ5を発表したものである。
なかなか面白いので見てみましょう。
まずは「一般内科」編から。
1.発症早期の腰痛の画像撮影は原則行わない
2.無症状かつ健康な成人へのスクリーニングを目的とした血液生化学検査、尿検査は行わない
3.無症状かつ低リスク者への心電図を含む冠動脈スクリーニングをしない
4.脂質異常症の初期治療にはジェネリックのスタチンのみを用いる
5.65歳未満の女性または70歳未満の男性で危険因子がない場合には、DEXAによる骨粗しょう症スクリーニング検査を実施しない
「スイマセン、昨日から腰がすごく痛くて、立てないんです。」
「(ぎっくり腰だと思うけど)レントゲンとって見ましょう。」
は、ダメ!
「最近、酒の量が多いので肝機能調べてほしいんですけど。」
もダメ!
「親が心筋梗塞で死んだんで、最近胸が気になるので心電図とって見てください。」
もダメ!
「最近は若いヒトでもダイエットなんかで骨粗しょう症多いんですよね、調べてみますか。」
もダメなのだ。
もちろん人間ドックや検診では問題ないが、日常診療ではダメよ、ということだ。
まあ、この辺はワタシがかかわることが少ないので、
なるほどそういうものなんだなあ、
という感想ですが。
続いて、耳鼻科に大いに関係のある小児科領域の「べからず集」
1.streptococcus陽性でない限り、咽頭炎への抗菌薬処方を行わない
2.意識消失やその他の危険因子がない軽症の頭部外傷例に画像診断を行わない
3.滲出性中耳炎では専門医への紹介を早期に行わない
4.小児の親に市販の咳止めや感冒薬を使わないようにアドバイスする
5.喘息を適切にコントロールするための吸入ステロイドを使用する
なるほど、そうだよねー。
こちらはおおいに納得。
streptcoccusは溶連菌のこと。
当院では疑わしい子には溶連菌検査をして
陽性なら抗生剤を出すけど陰性なら出しません。
熱が高いからと言っていきなり抗菌剤を子供に出す先生わりといるんだよなあ。
この間は、0歳の子の発熱に初回から出ててびっくり。
カゼ薬と言われたそうだ。
「風邪」であれば抗菌薬は不要なわけで、自分で言ってることが矛盾してるぞ。
風邪ならば39度あっても40度あっても抗菌剤はいらないわけだ。
この記事には患者側のプレッシャーに負けて抗菌剤を出さないように
このガイドラインを見せて親に納得してもらう、とある。
しかし、医者のほうからさしたる説明も無く
抗菌剤出しちゃうんでは話にならんな。
3番の「滲出性中耳炎」に関しては日本と米国で事情が違うので
ちょっと説明します。
アメリカでは小児科医はすべてのプライマリケアを担当するために
ちゃんと、子供の滲出性中耳炎を診断するトレーニングを受けてます。
いわば小児科医と耳鼻科開業医を合わせた存在です。
専門医ってのはもう病院にいて中耳炎の手術をする段階。
日本の小児科医は、ワタシの知る限りでは、
きちんと滲出性中耳炎(場合によっては急性中耳炎も)の診断をできるヒトがあまりいないので、
(いや、いるとこにはいますよ、そりゃ)
やはり耳鼻科にかかってください、といいたい。
咳はむやみに止めてはいけないし、
市販の感冒薬には解熱剤が入っているので
症状をマスクして悪化させてしまうことがあるからだろう。
でも、見てると風邪で「ロキソニン1日3回」とか
「二フラン1日3回」なんて処方する先生もいるので困ったもんだ。
(まあこれは大人の場合だけど)
子供の喘息⇒吸入ステロイドはもう常識みたいなんだけど
いまだに子供の喘息にテオドールから出す先生って、いるんだよなあ。
日本でもこういった「べからず集」が浸透すれば
膨れ上がる医療費に歯止めをかけたり、
耐性菌の出現が抑えられたり、
患者さんが適切な医療を受けられると思います。
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