ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2010.09.03

准看護学校の講師、11年目です。


 9月になり准看護学校の講義が始まった。
 今年も元気な生徒さんでうれしいです。
 この講師を始めて、今年で11年目。
 というのは、昨年「講師10年勤続」てなことで、
足利市から表彰があったのだ。
 面食らいましたね。
 別にたいしたことしてるわけじゃあなし、
週1回講義に行くだけで、
ボランティアでもないし。
 それが、地方紙には名前が載るわ、
国会議員から祝電は来るわ、
小峰君に聞いたアヤちゃんが勘違いして
「おめでとうございます。」のメール入れるわで、
もう大変。
 しかし、祝電にしろ弔電にしろ、
国会議員の電報ほどもらってありがたくないものはありませんね。
 めぐりめぐって経費は我々の税金だろうし。
 それで、11月のいついつに市民会館で表彰式があるから、
ご出席賜りたい、なんて手紙が来て。
 日程を見ると土曜日の午前中なんで、
当然、お断りしました。
 そしたら、後日、
「額入りのでーっかい表彰状」と、背広につけるような「金のバッジ」
そして「足利市のマーク入りの銀杯」が贈られてきた。
 直接、市の職員の方が届けてくださったので、
恐縮して受け取りましたが、
正直、置き場所、使い道に困ってます。
 表彰状も立派な額入りなので、
くるくる丸めて突っ込んどくわけにもいかない。
 かといって、医師免許証や専門医認定証が、くるくる丸めて突っ込んであるのに、
これだけ外来に掛けとくのもなんかヘンだし。
 金バッジも、国会議員かヤクザさんがつけるようなデザインで、
もともと背広着ない私には使う場がない。
(講演会とかでスーツたまに着る時は浦和レッズのバッジか
ウルトラマンに出てくる科学特捜隊の流星バッジをつけてます。)

 銀杯に至っては、これはどうしようもない。
 バザーやオークションにも出せないしなあ。
 実際、表彰者を見ると、上の方のヒトは
それなりに足利市に対して功績があったとか、
立派な事をしたヒトらしいので、表彰されてしかるべきだが、
末席を汚す私なんかは、とてもそんな表彰には値しないでしょう。
 「ウサギ当番で1年間よくウサギさんの世話をしました。」
なんて小学生の方がよっぽどエライかも。
 この事業、大した予算じゃないと思うけど「仕分けの対象」にしてもいいのでは。
 いやー、そりゃ、「いい授業」心がけてるつもりだけど、
表彰理由はそこじゃないもんね。
 「あなたの講義は、この10年間で学生が寝ていた延べ人数が最も少なかったです。」
という表彰なら、よろこんで受けたいですが。
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