久米島のおまけ
実は先日久米島に行った折、
珍しい現象を目にしました。
昼食の帰り、空にこんなものを発見。
雲の一部が虹のように色づいているのがわかるでしょうか。
サングラスをかけると、より鮮明に見えます。
皆さん、ご存知でしょうか?
この現象、「彩雲」といいます。
雲が太陽のそばを通るとき見えることがあるもので、
珍しいといっても気をつけてると時々遭遇します。
私も以前、何回か見たことがあります。
雲の水滴による太陽光の分光スペクトルで、
原理的には「虹」や「プリズム」とまったく同じです。
古来から「吉兆」とされるようですが、
今回の旅行が上手くいったのもこのせいだろうか。
さて「彩雲」といえば、「海軍オタク」の私としては
旧日本海軍の艦上偵察機「彩雲」を思い出さざるを得ない。
太田の中島飛行機が送り出した、
太平洋戦争中日本軍最速の航空機。
2000馬力の「誉」エンジンの強烈なトルクを打ち消すため、
垂直尾翼がわずかに右に傾いてる とこなんか、
オタクゴコロをくすぐりまくりの「名機」です。
艦上偵察機なので、武装は一切「なし」。
そのスピードで敵機(F6F)を振り切り
「我に追いつくグラマンなし」
と打電したのは有名な話で、
子供ゴコロに、カッコええー、と感動したもんだ。
* * * * * * * * * * * * *
ちょっと、話、それましたが、
こんな光景を目にできたのも、休暇でのんびり空を見てたせい、ですかね。
普段忙しくて、外出てもあまりノンキに空を見ることはありませんから。
たまには、ぼんやり空を見るのもいいですね。
「彩雲」はもう飛んでないけど「彩雲」は見られるかも。
でも、沖縄と違って暑いのでこっちでは熱中症にご用心。
(いや、沖縄、日差しはきついが、暑さは関東の方が全然強烈ですぜ。)
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