ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.10.11

ゲイジュツの秋


 実は、(実はってこともないか)昨日、私、妻と二人で東京はサントリーホールまで
クラシックのコンサートを聴きに行ってまいりました。
 なんたってクラシックでっせ。
クラッシュじゃないよ。(注:イギリスの超有名パンクロックバンド、もうとっくに解散してます。)
 今年初め、足利市民会館でN響に行ってから、クラシックにはまってるウチの奥さん。
それまで我が家にはほとんどなかったクラシックのCD買いまくりです。
 私も何となく影響でCD聴く機会が増えました。
 で、なぜ、今回は、ってことですが、
インターネットで音楽チケット(来年1月に来日するグリーンデイ)検索してたところ
偶然発見したのが
10月10日サントリーホール、ニューヨーク・フィルハーモニー・オーケストラ、
演目、モーツアルト交響曲第41番「ジュピター」、ベートーベン交響曲第7番、他。
 これのどこに反応したかというと、
サントリーホールってのは俺でも名前知ってるくらいなのでいいホールなんだろう。
ニューヨーク・フィルってのもやっぱすごいんだろう。
やっぱ、足利陸上競技場で栃木SCの試合見るより、
埼玉スタジアムで浦和レッズの試合見たほうが面白いだろう。
という点も確かにありました。
 しかし、決め手は演目です。
 ジュピターはかなり好きです。
 でも、もっと好きなのがベートーベンの7番通称「ベトシチ」です。
 NHKのある番組でこの曲を知ったのですが、これが、盛り上がる曲なんだ。
 特に後半第3楽章から第4楽章は、それこそ「ロックな」展開でカッコいいのだ。
 (もっともジュピターもベトシチも今年になってから初めて聴いたんですが。)
 そんなわけで、午前の診察終了後、愛車S2000で東京へ。
もちろんカーステレオでジュピターとベトシチかけながら。
 近くのレストランで腹ごしらえしてサントリーホールへ。
 おお、ここがクラシック界の埼玉スタジアムといわれるサントリーホールか。
 開場前、周りで待ってるお客さんは割りとクールです。
ニューヨーク・フィルっていったら、
ベルリン・フィルやウィーン・フィルをマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナだとすれば
ACミランくらいのランクなんじゃないの。
 もっと、盛り上がってるかと思った。
 会場に入り、席は3列目。
近いぞ。
 客席はほぼ満員。
 指揮者はアラン・ギルバートというヒトでお母さんが日本人らしい。
川平慈英さんがやや太った感じで何となく指揮者のイメージではない。
 でも、いいーーーんです。
(そういや同時刻のスコットランド戦どうなってるかと、一瞬頭をよぎったりする)
 演奏が始まります。
 素人なのでよくワカリマセンが、音がやっぱりすごくいいみたい。
 休憩を挟んで「ベトシチ」じゃ。
 おおおおお、いいいぞおおおおお。
 後半にかけてどんどん盛り上がってくる。
川平さんの汗が飛び散り、ほっぺたの肉がブルンブルン動いている。
 ああ、手拍子したい、立ち上がって踊りたい、
しかし、やっぱクラシックではそれはダメなのね。
 よく、みんなじっと座って聴いてられるな。
 てなわけで、大いに感動したクラシック・コンサートだったです。
帰りの車でもジュピターとベトシチかけて帰ってきました。
 でも、できれば、川平さんに合わせて、
立ち上がってエア・ギターならぬ「エア・指揮者」やりたかった。
 あ、指揮者はもともと「エアー」だわ。

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