ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2009.06.20

健診終わったー

 しばらくブログサボってるううちに、ヘンなコメントがたまってた。
ほとんどがHサイトに誘導するものみたいだけど、どうやってウチに来るのか。
いろいろブロックをかけてるんだけど、ほっとくと、あっという間にたまっちゃうんだよねー。
 さて、先日でやっと春の学校健診が終わりました。
 文科省の通達で、学校は6月いっぱい、または授業でプールが始まるまでに
健診を終えなきゃいけないらしい。
 学校によって、4月にやってくれ、ということもあるが、
耳鼻科的には4月にやるとスギ・ヒノキの花粉症の子が多く、
本当は、避けたいところだ。
5月もカモガヤの花粉症があったりするが、
この時期になると大分、落ち着いていて好都合です。
 それにしても、健診は大変だ。
大体、1時過ぎに出かけていって、約300人を診るわけです。
3時からは外来なので大忙し。
今年は最高350人を1日でという中学があり、午後の診察の時はへとへとでした。
 最終日は、高校でした。
 高校生は、楽なのだが、男子校生ばかり300人も診るのはうんざりする。
なぜか、私は男子校ばかりもってる。
1校はわずかの女の子もいるが、もう一つは完全に男だけ。
 合計で男子高校生。1500人ほどを診なきゃいけない勘定だ。
 さて、今回の学校、スポーツが盛んなので運動部の子が多いようです。
 一見して何の部活やってるかわかる子たちがいます。
 それは「レスリング部」です。
 レスリングや柔道などの床の上でやる格闘技は耳がこすれて
皮下に血液や水がたまりやがて硬くなって
いわゆる「カリフラワー耳」になります。
 しかしこの耳、健診がやりづらい。
外耳が硬くなって、鼓膜が見にくいのです。
 高校生で外耳が変形するまでの子は少ないはずですが、
この学校は全国でも強豪みたいで、そんな子がゾロゾロいます。
 まあ、やりづらいったって、そんな大きな問題ではないんですけど。
お、この子、レスリング部だな、というのがわかっちゃいます。
 もう一つ、よく分かっちゃう運動部員。
 野球部です。
 あー、坊主頭でしょ。
 いやいや、それだけじゃなく、最近は、もっとわかりやすい。
 野球のユニフォームの下に着るような、濃紺のシャツ。
最近はポリエステルみたいな素材でハイネックになってます。
 なぜかみんなこれを制服のワイシャツの下に着ています。
 あのまま運動するんだろうか。
練習のあとは着替えるのか。
野球部の方針なのか、ただのファッションなのか。
 小さな疑問は、いくつも湧いてきます。
 そーいや、プラスチックのイヌの首輪みたいのしてる子も野球部に多いっすね。
 ありゃ、何だ?
 大人でゴルフオヤジみたいなタイプのヒトも結構首にかけてるけど、
なんか磁石でも入ってて血行が良くなる、ってヤツかなあ。
誰か、知ってる?

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