自民党総裁選
自民党の総裁選やってるわけですが、ナンカ国民との距離を感じますね。
アメリカの大統領選と比べると、その違いは歴然。
あれだけ、苦労して大統領になったら、そう簡単には辞めないよね。
今回も、麻生氏で実際はもう決まってるわけですが、あんだけ立候補者が出たのは
ここで顔と名前を出しとけば、次か、その次には番が回ってくるかも
という、せこい計算がミエミエですね。
もともと、過去の歴史を見ても、
総裁選で次点になると次はその人が総理になる、ってことがほとんどです。
長期政権だった佐藤栄作氏の後継として、田中角栄、福田赳夫、三木武雄、大平正芳が
「三角大福」なんて騒がれて後継総裁争いをしましたが、
結局、順繰りに全員総理大臣になれましたからねー。
そもそも、自民党総裁が、内閣総理大臣になっちゃうので、国家のトップが
わずか500人程度の投票で決まっちゃう、ってのはいかがなものか。
得票数は、生徒会より少ないぞ。
そーいや日本医師会は(今のところ)自民党支持の圧力団体だ。
私、圧力団体とか、組織票とかダイッキライです。
開業の時、日本医師会には入会しました。
しかし、その時自民党の党員になれって、相当シツコクいわれました。
もちろん、断りました。
すると「別に、会費も要らないし、毎月会報が送られてくるだけで、一切負担はありません。」
と、さらに、署名を迫られました。
「ジョーダンじゃねーよ。それって、おかしいだろ。」
本当に信頼する、政治家、政党なら金払ってでも支持するし
そうでなければ、金もらったって投票しません。
別に私は、共産主義者でも、ナンカの宗教団体でもないですよ。
とりあえず、選挙はその人物や政策を見て決めたいですから、
毎回○○党、なんてことはないでしょう。
それでも医師会から、毎回選挙のたびに、ポスターや署名の紙が回ってきますが、
全部メモ用紙にしてます。
そりゃ医者の保険点数が上がると助かるけど、
それが社会全体を見た上で不利益なら
下げてもらっても仕方がないです。
一部の有力な圧力団体(自分の得票に関係する)の利益ではなく、
社会全体の利益を尊重する人に、
政治の指導者になってもらいたいです。
今の、政治制度じゃあ、難しいんだろーなー。
ロックな政治家、出てこーい。