ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.07.04

「・・・な耳鼻科」

 ロックな耳鼻科の話を昨日しましたが、他の音楽、どうなんだろうと気になった。
「演歌な耳鼻科」
 うーん、義理人情に厚そうだが、やってることはやや時代遅れ?
「クラッシックな耳鼻科」
 なんか、おじいさんの先生が出てきそうだ。
「カントリーな耳鼻科」
 ほのぼのしていいかも。
「ブルースな耳鼻科」
 なんか暗い、治んなそう。
「メタルな耳鼻科」
 これは、痛そうだ。なんか、鋲とか鎖とか・・・。
でも、エア・鼓膜切開なら痛くないか。
「ジャズな耳鼻科」
 なんか、アダルトな感じがするが、診療時間は夜8時からだったりして。
 んー、なんかどれもこれもやはりピンと来ないですねー。
 お、いいのがあった。夏はやっぱこれですよ。
  「音頭な耳鼻科」
  ・・・やっぱ、だめか・・・。
  ハ、チョイナチョイナと。

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2008.07.03

「ロックな」耳鼻科

 ブログタイトルの「ロックな耳鼻科」ですが、そもそも「ロックな」とは何だ?
 もちろん私、大のロックファンですが、
「ロックな」といった場合には、もちろん必ずしも音楽だけの事を言ってるわけではないです。
 ロックはポピュラーミュージックの1ジャンルですが、
もともとはリズム&ブルースあたりから生まれた、ビートの激しい音楽。
ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」という曲が
ロック(アンド・ロール)の第1号といわれてます。
 しかしその後、ロック・ミュージックは若者たちに熱狂的に受け入れられていきます。
その過程で、若者が持つ社会への疑問や不満を代弁する形でメッセージ色を強めていきました。
 大人たちが言ってることは、必ずしも正しくない。
地位や権力のあるものに都合よく作られてる社会の仕組みはおかしい。
世界のみんなが幸せにならなければいけない。
もっと、物事の本質を自分たちの目で見て判断しよう、
という考えです。
 私は、思春期の頃、こういうモノに出会っちゃったので、
今でも自分の生き方にロックが、多大な影響を与えています。
 昨日書いた、「国境なき医師団」なんて、まんまロックですよねー。
 だから私は日々、医者という仕事をしながらも
 偉い先生が言ったって、現場にそぐわなければ間違ってる。
常に、弱者の目線、立場に立って考える。
自己の利益ではなく、社会の利益を考える。
他の人がそうしてるから、自分もそうしなくてはならない、ということはない。
 などということを、考えてます。
 地球上のみんなが幸せにならなきゃいかんのじゃ。ラブ&ピースじゃ。
 うーん、これもひとつの宗教なのか?
 ま、ともかく 明日もロケン・ロールなんだぜベイベー。

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2008.07.02

やり残した事

 私が医者になってもう25年近くになります。
大学を出て、国家試験に合格し、大学病院や、地方病院で研修し、
その後は、逆に大学病院や、地方病院で、研修医や新人医師の指導、教育を行い
足利の地で、妻と開業してからもう12,3年。
 理想の医療を求めて、やってきたつもりですが、やり残した事もないわけではありません。
 
 国境なき医師団、ていうのをご存知でしょうか。
 何年か前、ノーベル平和賞もらいましたね。世界各地の災害や紛争の起こった地域に行き
ボランティアで医療サービスを提供する、医者、看護師、薬剤師、助産師などからなる医療チームです。
 実は、こーゆーのに、若い時、参加したかった。
 医者の仕事はさまざまですが、患者さんの健康、命を救うこと、
というシンプルな命題に立ち返れば、
そういう場所にこそ、地球上で最も医療が求められているわけです。
 本当は、そういう仕事、やりたかったのですが、
私が高校2年の時、父を急死という形で、亡くしているので
卒業後は、一刻も早くお金を稼いで、家計を助けなければなりませんでした。
母は無職で、弟はまだ学生でしたし、私自身が借りた奨学金の返済もあり、
あまりそういったことに目を向ける余裕はありませんでした。
 しかし、今になって、若いうちに何かやっておきたかったなー、という後悔があります。
 今となっては、開院の銀行ローンの返済がまだ10年以上もあるので、
今の仕事をほっぽり出して、そんなとこに行けるわけもなく、
子供もまだ、学生ですし、
そもそも、私の体力的にも無理でしょう。
 卒業後に、大学院に進んで学位をとらなかったことについては、
これっぽっちも後悔してませんが
(意味のない基礎的な実験で博士号取ったって、医療の何の役にも立ちません。
名刺に「医学博士」ってはいるだけ。そんな時間があれば急患の手術見学した方がまし。)
医者としての資格を、そういった極限的な状況で生かしたかった、ということに対する後悔は
今もあります。
 だから、今でもその後悔を少しでも軽くするために
国境なき医師団に毎月わずかですが、寄付金を払い込み、
自分自身は、急患の電話は夜中でも必ず取るようにしています。

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2008.07.01

納涼祭の危機

 毎年、お盆休み明けの日曜日、太田の野口皮膚科の駐車場で行われる「納涼祭」、
今年は開催が危ぶまれています。
 もう4-5年やってるので、地域の方にはすっかりおなじみになってると思います。
いろいろな模擬店や、太鼓、琴などの出し物があり、
何といってもメインは、われらがCRPのライブと、大花火大会。
花火師を頼んで、上げる本格的な花火大会です。
 しかし、地元の農家の方から一人、花火の殻が田んぼに落ちる、とのクレームがあり
その方の反対で、今年は開催できなくなる恐れが高いのです。
 納涼祭といえば、数ある(いや、そんなにないか。)CRPのライブ活動の中でも、最もメインとなるステージ。
特に、最近は夏の野外ライブのために1年がんばるぞっ、てなノリなので
これが中止になるのは、痛い、痛すぎる。
小倉の生きがいを奪わないでくれー。
 今度の日曜日に地区の会議があって、決まるようですが、
あくまでも「多数決」ではなく「全会一致」で決定されるようですので、
反対の方が「拒否権」を発動すると、実施できなくなるらしいです。
国連の安保理みたいです。
 花火師の方も、今年は水溶性の殻のみにする、とか導線を使わないなどの案を出し
説得に努めてるみたいですが、難航してるみたいです。
 来られたことのある方なら、ご存知と思いますが、
綿菓子やら焼きそばやら焼き鳥やらいっぱいだし、
ビールは安いし、CRPはかっこいいし(?)という大人も子供も楽しめる夏のイベント、
何とか続けたいものなのですが・・・。
 農家の方のクレームももちろんごもっともですが、ここはひとつこちらも最大限の努力しますので
何とか、やらせてくださいよぉ。

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2008.07.01

美しいサッカー

 何と、ブログに書いた私の予想が的中。
なんか、賭けときゃよかった。


  ユーロ2008 決勝
  ドイツ代表[emoji:v-499]  0-1  スペイン代表[emoji:v-502]  (ウィーン)
      (前半 0-1)
      (後半 0-0)


 激戦を、制したのはスペイン。
1~2人の中心選手や、ラッキーボーイの働きではなく、
個々の選手が持てる技術と役割を発揮した結果ですね。[emoji:v-308]
 得点王になったビジャは準決勝で、怪我で退場。
代わって決勝のゴールを決めたのが、もう一人のエース、トーレスだった。
 しかし、スペインのような美しいサッカーが、大きなトーナメントの大会で優勝した、ということの意味は大きい。
一般に、引いてガチガチに守って、ナントカ一点を守りきるサッカーや、
前線、中盤からガシガシ相手をつぶして、プレーをさせないサッカーなんかが、
えてしてこういう大会では有利だったりする。
 スペインの、中盤で自由にパスをつないで、いい形を作るサッカーが結果を残したことは、
世界のサッカー・ファンに夢を与え、世界のサッカー指導者に希望を与えたことだろう。
 その意味では今大会スペインの破った数々のジンクスの中で最も価値あるものは
「美しいサッカーをするチームは、優勝できない。」
というジンクスを破ったこと?
 

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