2008.06.09
皆さん、病院、どうやって選んでますか[emoji:v-100]。
家から近い、病院がきれい、先生が優しい、看護婦さんが明るい、受付の子がかわいい、
親の代からかかっている、駐車場がとめやすい、etc.etc.。
いろんな要素がありますね。
中には、先生が怖くて叱ってもらうとこがいいなんてM趣味の人や
看護婦さんやスタッフが美人だと気が散るからいや、
なんて人もいるかもしれませんが、少数派でしょうね。
込んでる病院は大変なので、すいてるとこがいいという人もいるでしょうが、
あまりガラガラだと
「ここで、大丈夫か?」
と、不安になったりするかもしれません。[emoji:v-40]
まあ、そんな中で皆さんがおそらく、間違いなく重要な選択基準としてあげるだろう要素に
「評判のいい病院」
というキーワードがあります。
もちろん当院も日夜、それを目指して精進してるわけです。
しかし、巷で評判がいい病院が、必ずしもホントにいい病院でない場合もあったりするのです[emoji:v-363][emoji:v-362]。
医者や、医療関係者、病院関係者、薬屋さんなんかで飲み会なんかがあると必ずといっていいほど
「○○医院さ、あそこ、どう?やばくない?」
「あー、あそこまずいよねー。」
とか
「××クリニックかかってたっていう患者さんが来てさー。」
「あー、ウチも来た、△△だろ、困っちゃうよねー。何で、みんなあんなとこかかるんだろねー。」
「いやー、わかんないんじゃない?」
などという話題が出ます。
実は、専門家が見ればわかるが、患者さんには見抜けない医療の質の差ってのは存在します。
こういったことは、どこの町にもあるようで
他の町で開業してる先生と話をしたときにも
「ウチの近くにも内科の先生いるんだけど、注射も処方もめちゃくちゃだね。
まあ、あの先生は放射線科出身で、
内科のトレーニングなんて全然してないからしょうがないけどね。」
「で、その医院どうなの。」
「どうもこうも、患者さんがっちりかかえてるし、今やその先生、医師会の重鎮だよ。」
やれやれ。
確かに、商売上手ってのはありますねー[emoji:v-61]。
何年か前、ウチに日赤に以前いた先生から患者さんのの紹介がありました。
その先生は、以前日赤の耳鼻科にいた先生ですが、その時はもう、遠くのほかの病院に変わっていました。
その先生のお母さんが館林に住んでるんですが、
耳の具合が悪くなったので、息子である先生に相談したところ
ウチともう一軒の耳鼻科を勧められたそうです。
これは、うれしかったですね。[emoji:v-411]
何しろ、同業者ですから、どこの病院がどの程度のことやってる、というのはわかってるわけですから、その中でウチを推薦してくれた、しかも自分の母親をっていうのは、すごく光栄です。
これからも、プロにも認められる医療を続けられるよう、努力していきたいと思います。
2008.06.08
あー、もう書きたくねー。
書かなくてもいい?
でも、まあ、恒例ですので。
2008年Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選A組第6節
浦和レッズ 1-5
名古屋グランパス (埼玉スタジアム2002)
(前半 0-1)
(後半 1-4)
まあ、この試合は消化試合ですから・・・。
しかし、消化試合といっても消化不良で、寝込みそうな試合だった。
あえてよかったとこは、達也、ポンテの復帰と、若手の活躍。
しかし、達也はともかく、ポンテはコンディションがまだ全然ですね。
一方、ルーキーの高橋は、その達也のデビュー当時を彷彿とさせる活躍で
今後に期待です。
そーいえば、達也のデビュー戦確か駒場でのロサンゼルス・ギャラクシーとの
プレ・シーズン・マッチでした。
高卒ルーキーの田中達也はまだ
坊主頭だったなー。
まあ、これでレッズの試合は約3週間ありません。
その間ワールドカップ予選などもありますが、何といってもお楽しみは
「ユーロ2008」
ご存じない方のためにお話しとくと、
ワールドカップの間の年に4年に1回開かれるヨーロッパ選手権です。
昨日開幕しました。
一説には
「ワールドカップの上澄み」といわれています。
ヨーロッパ限定なので強豪国ばっかり。
イングランドも予選落ちしちゃうくらいで、レベルの低い国は出てない。(日本
とかね。
)
今大会はスイスとオーストリアの共同開催。
試合は毎日深夜から明け方にかけてなので、録画で見ますので
みなさん、試合結果を私に言わないように。
(特にS野クン、気をつけるように。)
2008.06.08
遠藤のコロコロPKに、オマーンもびっくり。
FIFAワールドカップアジア3次予選
オマーン代表 1-1
日本代表 (マスカット)
(前半 1-0)
(後半 0-1)
予想どうり、不気味なーコーランの流れる中、灼熱のアウェイが始まった。
しかし、あのコーランはなんて歌ってるんでしょうね。
いつも、同じ歌詞なのかなー。
今日のコーランはいつものサウジアラビアやUAEに比べて
歌、下手だったような気がするんだけど、どうでした?
で、一点取られちゃったわけだ。オマーン、俄然、元気になりましたね。
それを救ったのが、遠藤のPK。
玉田のコケかたは相当くさかったけど、まあ、もらったもんはもらっとく
。
しかし、遠藤のPK、毎回あのけり方ですが
何度見てもナゼはいるか不思議ですね。
キーパーは、もっと不思議でしょうね。
キーパーの動きを見てぎりぎりまで待って、相手の動きを予測して逆を取ってコースを狙って決める。
原理としては、まさに
大リーグボール1号に近い。
(おおっ!星くんっ、キミってやつは!)
故梶原一騎氏のコメントを伺いたいところです。
ところが
、「PKを与えた審判はもう一方のチームにもPKを与えやすい」、
というサッカーの法則があります。
イエロー、やレッドカードもそうですね。
今日のマレーシアの主審の方は、アジアの大会でよく見かける方でした。
確か、以前アジア大会かなんかのPK戦で宮本の抗議をきいて
PKのサイドを変えてくれた人じゃなかったかなー。
技術の高い審判だと思いますが、玉田のなんちゃってファウルが気になってたのか、
同じような微妙な判定で、オマーンにPKを与えました。
さて、日本絶体絶命。
しかし、これは私の想像ですが、PKをけるオマーンの選手の脳裏には
先ほどの遠藤の魔法のようなPKが、くっきり焼きついていたはず。
「やはり、PKはキーパーの動きを見て・・・、コースを狙って確実に・・・、
いやいや、少しは強い方が・・・、いや、でもさっきのアレではいるんだから・・・。いやいや・・・。」
彼の頭の中では
ガチャピンが輪になってぐるぐる回っている。
迷いがあるとPKは失敗します
。
もし、日本のPKを中村俊輔がけって、フツーに決めてたらオマーンのPKも決まった?
2008.06.06
今日、受診したお年よりは、耳が痛いとの訴え。
本年4月に心臓の手術で某病院に入院。そのときに、耳が変だったので耳鼻科も受診した。
耳垢のせいといわれ、取ってもらったそうだが、
耳に水の薬を入れたりして、大変だったとのこと。
しかも、その後、ずっと耳の具合が悪いという。
どれどれ診てみましょう、ってんで耳を覗いてみると
ドッカーンとでっかい耳垢が穴をふさいでる。[emoji:v-12]
「耳垢とってもらったんですよねー。」
「ああ、でもそこの病院は、週一回土曜日だけ東京から先生が来るんで、
なかなか、かかれんのです。」
おお、なるほど、話が見えてきたぞ。
そういえば、手前にちょっととったようなあとがある。
昨日の話の続きになるが、医者にはそれなりの技術が必要だ。
特に、耳鼻科など外科系は、いっくら勉強して頭でわかっていても
たとえば、鼓膜が見えなければ診断にならない。
そこの耳鼻科は研修医のバイトかもしれませんね。
実は、耳垢とるのはすっごく難しい。
特に、耳の穴の小さい赤ちゃん[emoji:v-511] と、あばれる幼児[emoji:v-205]、お年寄りのガチガチの耳垢[emoji:v-509]は
研修医では手に余る。
耳垢水つけてる時点で、すでにその様子がわかる。
耳垢水とは、硬くなった耳垢をふやかして、取りやすくする薬なんだけど
私は最近あまり使いません。
あとが荒れてしまうし、耳だれが出ているようなものがわからなくなってしまうからです。
顕微鏡下に、異物鉤というフックと大、中、小の吸引管、耳の手術用の鉗子などを使って、ほとんど取ります。
でも、研修医の頃は、すぐ耳垢水に頼ってました。
でも、なかなかとれねーんだ、これが。[emoji:v-388]
今回の先生も、苦労した末、あきらめちゃったんですかねー。
私のときは、次に行く先輩の先生に
「スイマセン、取れなかったんで、次、お願いします。」
とお願いしてましたが。
今は、何でも一通りできるようになって、良かったなーと思います。
耳垢のとりかたなんてのは、教科書に書いてないし、簡単そうに見えて、なかなか奥が深い。
奥が深いっていっても、耳垢なんだから突き当たりは鼓膜までだけど。
(いや、もちろん、そういう意味じゃなくて・・・。)
2008.06.06
研修医の違法なバイトが、摘発されました。
多分、氷山の一角なんだと思います。
基本的には、黙認されてたんでしょう。
基本的に、医者はみんな国家試験をパスしています。
私立の医学部など、コネや金で入れるという噂もありますが、
国家試験はそーゆーのがないから、どこの病院の医者でも、とりあえず大丈夫、ってのは
残念ながら、幻想です。
国家試験レベルですぐ医者が出来るかというと、これがとんでもない。
自動車教習所を出て、免許取りたての初心者ドライバーは、危ないですが、
医者の場合はそんなもんじゃない。
路上教習どころか、教習所内も走ったことがない、講義は受けたけど
自動車に触ったこともない、というレベルです。
注射一本、した経験がありません。
そこで一般には大学病院の医局に入り、タコ部屋のような過酷な修行をするわけです。
勤務時間なんて、あってないようなもの。
ほとんど毎日病院に、泊まってるような状態で、労働基準法もへったくれもありません。
今思い返しても、よくあんなキビシイ生活に耐えられたもんだ、と思います。
それでも、一日でも早く手に職をつけたいので、
朝から晩まで仕事、勉強します。
外来を、診察時間外に開けてもらって、症状と検査と処方箋の内容をひたすらノートに書き写したり、夜は、ナースルームに詰めていて、急患があれば手術に入れてもらう。
もちろん見学ですが、運がよければ助手をさせてもらえます。
手術室の看護婦さんに「また、今日も先生なの?」と、あきれられました。
病棟の採血は率先してやり(患者さん、下手でスイマセンでした)
医局会の残り物の食事を、夜食代わりに食べて(場合によっては翌日の朝食も)体力を蓄える。
なんせ、給料はほとんどありません。
確か、私が医者になってはじめてもらった給料は9万円を割っていた。
昭和60年ですから、今とそんなに物価変わらないです。
しかも、日給月給(いわゆる日雇いと同じ)で、社会保険も労働保険もありませんでした。
自分で、国保負担です。
休日出勤も、残業手当も通勤手当も何もなし。
もちろん、ボーナスもありません。
でも当時も、当直や手術の手伝いなんていうバイトは、科によっては、結構あったようです。
しかし、群大の耳鼻科はそういうのがまったくなかったので、
私自身は当直バイトの経験をしたことはありませんでした。
ただ、半年たつと週一回、関連病院の耳鼻科の昼間の外来診療をやりに出ることが出来、
多少の収入増となります。
基本的に、研修医は下宿代や、光熱費、食費、書籍代(大体コピーで済ます)などを差し引くと、
ぎりぎりの生活で余分なお金はありません。
医局旅行とか、病院の宴会、なんて時は、医局から借金をしてました。
1年間の大学の研修を終えて、外病院に出ると収入が増えるので、
それまでの1年間は無利子で貸してくれるのです。
2~30万は借金したかなー。
今の研修医はどうなんでしょうね。
数年前に、研修医制度が変わったので詳しいことは知りません。
ただ、結構きわどく危ないケースは夜間には、今も昔もあるんでしょうね。
研修医1人で当直ってのは、自分の専門外の患者さんが来るわけですから
かかる方も診る方もお互い怖いすね。
個人的には、夜間病院にはかかりたくないもんだと思ってます。
2008.06.04
6時を過ぎると、待ち人数のコンピュータ画面が気になる。
なんせ、昨日は8時過ぎたからなー。
今日は、フットサル、グズグズしてらんないのだ。
雨のおかげもあって7時過ぎに終了。佐野まで、車を飛ばします。
フットサル第2節 梅雨入り上等6月の陣
おぐじびレッドダイヤモンズ 19-11
コミネアントラーズ (佐野市FOOT ENERGY)
なんか、前回のフットサルのブログの反響から、今回
「今日のブログ、楽しみにしてますよっ。」
てなことを、何人にも声かけられ、いささかプレッシャー。
芥川賞を取ったらいきなり、
「先生、次回作の構想は?」
などと、記者団に質問される作家の心境、って、それほどのもんじゃねーか。
いつものように年齢別じゃんけんでチームわけ。
今回は、わが方は
アキレス松下、
クラウチ増山、
モンチッチ金森、
ヘリコ堀越、
前節欠場から復帰した
ウシオダ相良、そして
ブラックジャック亀井とこれはもう勝つしかねーだろ、
というメンバーがそろった。
大体同じU-50でもメタボ高橋とブラックジャック亀井ではJ1と足利リーグくらいの差がある。
運、不運が左右するわけだ。
一方、相手は
ショーグン小峰をキャプテンに
ナカムラ校長、
田代ハカセ、
メタボ高橋、
パンチドランカー磯という面々。
しかーし、今回はそれに加え前回召集されなかった
ヨーロッパ組が相手に加わった。
やつらは、普段はヨーロッパのレアル・ナカノFC(?)でプレーしてる現役20代だ。
前節は、所属チームの都合で、召集されなかったが、今回参加したわけだ。
うーん、これは手ごわい。ずるい
。
んで、キック・オフ。
前回から、インターバルが短いので(でも2ヶ月ぶりですけどね)
全体に、パスがつながるサッカーらしい展開。
ま、サッカーらしいというのは、「サッカーといえなくもない、」程度ですけどね。
試合開始直後、私のシュートが相手に当たってラッキーなゴール
。
その後間もなく、2点目もゲット。
モンチッチが声をかけてくれる。
「先生、今日は、キレてますね。」
おー、調子いいぞー。
しかし、キレるのはいいが、調子に乗りすぎて、
靭帯や脳血管がキレないようにしなくては。
その後
ブラックジャック亀井も得点を重ね、私も3点目をとったあと、一旦交代。
「今日は、楽勝じゃん。」
しかし、その後、試合の流れが変わる。
きっかけは、相手チーム
メタボ高橋の交代。
それまで、味方も欺くトリッキーなプレイで、どちらかというと相手チームに貢献していた
メタボ高橋がベンチに下がったことにより、
にわかに活気付く、コミネアントラーズ。
キーパーから交代した
田代ハカセがディフェンスラインの背後をうかがう。
そこに
ショーグン小峰から山なりのロングパスが通る。
「おおー、あれが噂の
テポドンパスか
!恐るべし!
」
そして、
ヨーロッパ組が前線に上がり、細かいパスをつなぐ。
あれよあれよという間に、逆転されてしまう
。
ところが、こちらは、前回ゴールを量産しルーニー張りにシュートを決めまくった
ヘリコ堀越が、まったく不発。全然、得点できず。
まるで、ドイツから帰ってきて鳴り物入りでJリーグに復帰したものの、
クラブでも代表でも全然点の取れない某ストライカーのようだ
。
一体何が起こったんだー。
するとショーグンが不気味な笑いを浮かべた。
「やつは、この間合コンいったんだが、相手がみんな40代のオバハンだったらしいぜ。」
それかー。
なんということだ。
心身のコンディション作りは、スポーツ選手の基本なのに
。
田代ハカセのファンタスティックなボレーも決まり勢いづく相手チーム。
ベンチの
メタボ高橋
「ウン、田代はいいもん持ってるな。」
しかし、反撃開始。
不屈の
ブラックジャック、
勝負のためには、明日の診療なんかどうでもいい作戦が今日も爆発、
モンチッチ金森も前線に上がり畳み掛ける。
ベンチの
メタボ高橋
「ウン、金森もいいもん持ってるな。」
おっさん、それしか言えんのかー。
休んで、元気になった私もいきなり3ゴールを決め、逆転。
おー点はいると気持ちいいなー。
というわけで、結果19-11でおぐじびレッドダイヤモンズの勝利
。
前回1ゴールに終わり、脚もつっちゃった私ですが、
今回は8ゴールも上げ、脚もつりませんでした。
PKははずしちゃったけど。
そーいえば、終了間際にいつの間にか現れた
ダンサーガクシ、今度もっと早く来るように。
次節は8月、灼熱の中東戦か。
2008.06.03
げに頼もしきは、コーナーキック時の中沢。この決定力は半端じゃない。
代表通算14ゴールって、並みのフォワードじゃかなわない。
ワールドカップアジア3次予選
日本代表 3-0
オマーン代表 (日産スタジアム)
(前半 2-0)
(後半 1-0)
2位以内に入れば勝ち抜けなので、ぐっと楽になりましたね。
まあ、問題は最終予選でしょうが。
それにしても、試合開始前の「君が代」。
河村隆一ですか、すべってましたねー[emoji:v-390]。
その前のオマーン国歌を独唱したのがクラッシック畑の人だったので
貧弱さがいっそう際立って、ちょっとかわいそうでしたね。
「君が代」って、難しい歌です。
日本代表戦でいろんな人が歌うけどそのたびに感じます。
なかなか、これは、という人いないですね。
一般に、演歌系はそれなりに、手堅い。
石川さゆり、天童よしみ、北島三郎なんて人も歌ったことがありますが
結構無難にこなします[emoji:e-506]。
特にコブシを回しすぎることもなく、
やっぱそれなりに下積み時代にボイストレーニングいっぱいやってたんだろーなーという感じです。
それに対し、ロック・ポップス系は、痛い人が多い[emoji:v-15]。
今日の河村さんもそうだけど、Globeだっけ、ありゃひどかった。
ほかも一般にダメだったが、和田アキ子、布施明はさすがにうまかった[emoji:e-326]。
しかしなんといっても伝説の堀内孝雄の「君が代」。
これは本人にとってもトラウマになっちゃってるだろーなー[emoji:e-263]。
You tubeとかで、検索すると動画、ありますよ。
確か日本対ドイツ戦。
やはり、クラッシック系は強いです。
「千の風になって」のおじさんも悪くなかったですが、
今迄で一番よかったのは、NHKの大河ドラマ「新撰組!」の主題歌を歌った
ジョン・ケン・ヌッツオさんだっけ、かっこよかったですねー[emoji:e-280]。
ま、「君が代」そのものが
不気味な旋律の歌なので、
なるべくおどろおどろしくやって、国際試合では特に欧米の選手には
「得体の知れない東洋の神秘」
みたいなものをかもしてくれると有効?
中東の試合の「コーラン」みたいに。
国際試合のとき、相手の選手紹介の時に激しくブーイングするのは、
礼儀です。
ただし、
国歌演奏の時は相手国の時でも起立して、帽子を取るのがマナーです。
そこんとこ、きちんとしないと国際試合で子ども扱いされます。
(特に中国の観客が、お子ちゃまなんだよねー。[emoji:v-504]オリンピック、大丈夫かなー)
2008.06.02
日曜日なんだけど、今日は学会。
10時までに宇都宮の済生会病院に行かなきゃ、ということで朝早く起きなきゃーと昨夜から気にしていたが
朝6時の急患の電話で、あっさり起こされました。[emoji:v-281]
やれやれ。[emoji:v-395]
日本耳鼻咽喉科学会認定の専門医というのはこの間、お話しましたが、
2年前に補聴器相談医っていう資格が出来ました。
私もばっちり講習を受けてなんとかこの資格を取ったわけです。
足利では2人だけです。
6年間に3回の講習参加が、更新の条件なので朝、早々と出かけたわけです。
まあ、私今まで全部でてるので、更新自体は楽勝ですが、
補聴器に対してはまだまだ勉強不足なので。
10時から12時まで講義、その後午後は栃木県地方部会という学会なので
お弁当を食べて、そのまま午後に備えます。
学会場で、お弁当食べるのは、むなしいです。
まして、今日は、なんていい天気。[emoji:v-278]
病院のカンファランス・ルームは日当たりの悪い、裏手にあり、暗い。[emoji:v-292]
でも、まあ、いろいろ勉強になりました。
それにしても、今日聞いた補聴器のケース・スタディでびっくりするような話がありました。
実際に病院に来た患者さんの例を紹介して、適合した補聴器を考える、というものですが
その中に、以前40万もする補聴器を購入したが、聞こえないので
「もう、補聴器はこりごりだ。」
と、来院したお年寄りのケースです。
検査データが示され、このように調整、指導してうまくいった、というケースでした。
そのとき会場から出た質問
「最初に買った補聴器屋さんでは、調整をしなかったんですか。」
そう、もっともな質問だ。それに対して
「病院から、補聴器屋さんに3回も紹介状を書いて調整を依頼したが、結局やってもらえなかった。
仕方なく、調整ソフトを買って、病院で調整した。」
という答え。
聞けば40万の補聴器は、最初から全然患者さんに合せた設定がなされてなかったという。
うーん、考えられないような悪徳業者っているんだなー。[emoji:v-388]
ちなみに、補聴器の有効性がわかったその患者さんは、
反対側の耳にも補聴器装用を希望。
難聴の程度が同程度の反対の耳の補聴器は18万円で、出来たとのこと。
こういう話聞くと、がっかりですね。まったく・・・。