ロックな耳鼻科:小倉耳鼻咽喉科医院院長、小倉弘之が日々思うこと。

2008.02.24

インフルエンザ

 朝、起きたら雪でびっくり![emoji:v-276]夕べ、ビュービュー風吹いてたけど、まさか雪が積もってるとは思いませんでした。
 ま、今日は日曜日なのでゆっくりと思ってると、朝、患者さんから電話。子供が昨日からの発熱で、夜、救急病院行ったら、インフルエンザA型と診断されたが、薬は出せないと言われた由。今も40度近いので、どうしましょうと相談。
 そりゃ、タミフルのみましょうよってな事で、来てもらう。
 タミフルは、昨年いろいろ騒がれたことで、投与しない先生もいるらしい。異常行動によって、事故がおこったことが原因だが、厚労省の中間報告では、今のところタミフル投与群と非投与群で、異常行動の発現頻度に明らかな差は見られない。でも、絶対ダイジョブっていう証拠もないので、今のところ10代は投与しないことになっている。それは、体が大きいと、異常行動が起こったとき、保護者が阻止できないから、というもの。
 私の考えでは、インフルエンザそのものが危険な病気だし、タミフル自体の安全性は高いと思っているので、積極的に出してます。もちろん注意事項はよく説明して、同意をいただいての上ですが。
 だけど、先日、子供がインフルエンザになったら、家族中タミフルあるいはリレンザを半量で予防投与してるアホな医者がいて、あきれた[emoji:v-293]。そんなもん保険適応も認められてないし、耐性誘導を助長するだけじゃ。その家の子が、結局熱が下がらず、ウチに来てインフルエンザと診断されました[emoji:v-363]。
 余談ながら、言っときますがインフルエンザの疑いがあるときは小児科に行くより、耳鼻科にかかるのが絶対お勧めです。インフルエンザの迅速検査は鼻の奥の場所から検体を取るので、耳鼻科医でないと鼻の中に7~8cmも綿棒を突っ込むのは難しいでしょう。
 さて、そんなわけで、ダウンジャケットを着て、薬局に子供用のタミフルを作りに行くと、ナント薬局の鍵の暗証コードが変わってて、解除されない!そこで申し訳ないが薬剤師の小峰君とこに電話。雪の中、朝っぱら薬を作りに来てくれた。小峰君、どーもごくろーさんでした。今日は、珍しく(?)二日酔いでなかったみたいで、よかったよかった[emoji:v-522]。俺も(?)

1件のコメント
2008.02.24

土曜日

 昨日土曜日は、花粉症シーズン到来で、大混雑と思いきや、意外と楽勝。特に午後は、カルテが並んでいるが、待合室で待ってる人が誰もいない時間もあり、その時来た人は待ち時間ゼロ。ウチは、インターネットから受付ができるので、とりあえず受付だけしといてあとで行こうという人が多いとこんな事態になる。(だから、お昼と、夕方の終業間近の時が、大変。)
 それにしても、まだ花粉が本格的ではないことと、前もって来た人はもう薬をもらっちゃってるので、今週は空白のように空いている。
 当院は、花粉症の人にはなるべく長く薬もってってもらって、なるべくシーズン中の混雑を緩和するようにしている。大体2ヶ月くらいまとめてもっていってもらってるので、1年に1回しか会わない人は結構多い。もちろん、再診料、処方せん料は1回しか入らないので、収入の面からは不利だが、そんなセコイことしてもしょうがないでしょ。
 その代わり、今シーズンの花粉の傾向、シーズン中の注意、指導などはいろいろなケースを想定して、ひたすらしゃべりまくって説明するので(これはまったく点数にならない、)声枯れでのどが、ガラガラです。1日に何十回同じことをしゃべるやら・・・。紙にプリントしちゃえばいいのかなとも思うが、職業や、部活やなんかで注意事項は変わるし、やはり相手の反応を見ながら話のポイントを変えているので、プリント作っても、結局しゃべることは変わらないような気も・・・。
 まあ、来週のライブの日は少し声をセーブしなくちゃかな?

コメントはまだありません
医療系をまとめました。
2008年2月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829  
最近の投稿 最近のコメントカテゴリー アーカイブ