2週連続でまたも伊福部昭コンサート
太田まつりの翌日は妻と東京へ。
ここは、中野駅からほど近い「なかのZEROホール」。
今日はコレなのだ。
この間の催し物とはまた別の主催である。
相変わらずのオタクぶりでお恥ずかしいが、これも聴き逃せない。
会場のホール入口に進むと入場者の中に見覚えのある人物を発見。
あの姿はこの間の東京オペラシティでのコンサートを指揮した和田薫氏に違いない。
ホールに入り席に着くと我々の2列前に件の和田氏が座っていていろんな人が挨拶に来ていた。
どうも我々の周囲には業界関係者が多かったようで後ろの席の人の会話から、
なんと薩摩剣八郎氏が我々の斜め後ろにいるのだと知れる。
振り返ると確かに薩摩氏ご本人らしい。
薩摩氏といえば昭和ゴジラを演じた中島春夫氏のあとをついで
平成ゴジラ「vs」シリーズ全7作を演じたスーツアクター(着ぐるみに入って演じる人)である。
(昭和ゴジラではゴジラ対へドラのへドラを演じたそうだが、その時は知らなかった。
っていうか、子供だったので中に入ってる人のことまで考えなかった。)
もちろんゴジラファンの間では宝田明に匹敵する存在である。
(ゴジラ映画の主役はゴジラだからなあ)
まさか、こんな間近に「ナマ薩摩」が見られるとは思わなかった。
どうも特技監督の河北監督も来ていたらしいがこちらは顔知らないのでわからなかった。
さて、今日のメニューはこれらである。
最初の2つは知らないがあとはそれこそ何回も見た名作だ。
主に怪獣モノを含めてSF映画なのだが、平成のゴジラVSメカゴジラを除いて
シンセサイザーはもちろん、電子楽器も普及してない時代である。
いわゆる宇宙チックな音を出すの使われた楽器の一つがミュージック・ソー、
楽器としてのノコギリだったのだ。
ネットでさがしたらなんと我々がまさに聴いたそのコンサートのリハーサルがアップされてた。
このミュワミュワした音、まさに宇宙怪獣ドゴラにぴったり。
アメーバみたいな宇宙怪獣ドゴラが若戸大橋を破壊する名シーンが目に浮かぶ。
オーケストラとミュージックソーの生演奏なんてそうそう聴けるもんじゃない。
このほか、ラドンも曲を聴くと映画の場面が次々目に浮かんだし、
代表曲宇宙大戦争マーチはサイコーでした。
今もあのメロディーが頭の中で鳴っている。


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