1/25 Chevrolet Goodwrench
たまにこんなモノ作ってみました。
クルマのキットもよく作りますが、
メインはF1あるいは60年代から80年代までのスポーツプロトタイプ、
時々ラリーカーというラインナップですが、
これはメイドインUSAのシボレーのトラック。
これを買ったのは、かつて恵比寿にあった「Mr.クラフト」。
モデルカーやプラモデル、書籍やビデオまで
1階から5階までクルマ関係の商品を扱っており、
ワタシは約1,2カ月にカ月に1回のペースでよく訪れていた。
このクルマにはとくに興味はないが
割引セールに惹かれ購入したことを覚えています。
¥2200が¥800だったもので・・・
キットはアメリカンスタンダードであるが、
部品の精度や精密さは日本製には及ばないが、
アメリカ製にしては出来はかなり良い方だ。
外側がグロスブラックは良いが、
内側がレッドというのはなかなか日本やヨーロッパではない感覚。
こうしてみると、このカラーリングは
真四角なフォルムと相まってまるで「重箱」みたいだなあ。
構造はNASカーと同じで、
ラダーフレームの上に「鳥かご」が載っているスタイル。
なかなか「模型映え」がするフォルムではあります。
トラックなので後ろは何もない。
シャシーの裏側も赤なのだ。
NASCARと同じく、ここにボディーをスポンとかぶせるわけです。
かくて完成。
ヘッドランプはデカールですが、
実車もここは鉄板にヘッドランプの絵が描いてあるだけで、
ライトはおろかランプハウスもありません。
バックミラー関係は室内にぶら下がっている超ワイドミラーだけ。
このGoodwrenchシボレーは
1995年に始まったNASCARスーパートラックレースの
初代チャンピオンらしい。
空力もへったくれもない真四角なトラックが
お互いにガンガンぶつかりながら
オーバルコースをぐるぐる回るレースというのは、
いかにも単純でアメリカ人受けしそうだ。
おまけに見かけは市販されている
ピックアップトラックと同じなので、
テンガロンハットかぶったヒゲもじゃの腹の出たオッサンが、
バドワイザーを飲みながら
「おらー、イケー、オレのシェビートラックだー。」
などと熱狂するわけだ。
実車はドアは無く、このアミを外して窓から出入りします。
反対側は何もありません。
しかし、このクルマ、でかい。
1/25というアメリカのプラモデル特有のスケールだが
それより大きいはずの1/24スケールのフェアレディZと比べてこの大きさ。
このデカさのクルマがが何十台も連なって
スリップストリームの隊列を組んで走るんだから、
さぞかし迫力があるでしょう。
そんなわけで、よく知らないクルマでしたが、
いろいろ新鮮でけっこう楽しめました。
800円だし。
これを買ったのはたぶん1990年代後半でしょうから
4半世紀ぶりに完成させることが出来、まずは良かった。
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