駆虫薬はコロナに効くか
抗寄生虫薬のイベルメクチンが
新型コロナに効果があるという噂によって、
サトー製薬の「パモキサン」に対し問い合わせがかなりあるらしい、
というコメントをいただき調べてみました。
コレだな。
なんとこのサイトでは品切れ!
アマゾンでは売っていましたが6錠¥3380。
定価は1068円なので転売か?
ところで、このクスリ、「ぎょう虫駆除薬」ですね。
ぎょう虫というと昭和生まれには懐かしい、
あの、ぎょう虫検査。
2015年度かぎりで学校での「ぎょう虫検査」は廃止されたそうです。
けっこう最近まであったのね。
「ぎょう虫検査」とともに「座高検査」も同時に廃止。
「座高検査」は日本しかやってない、
という話を聞いたことがありますが、
保健室にあった座高をはかるあの器械は
大量に廃棄されたのだろうか。
他に使い道もなさそうだし。
ぎょう虫検査は1958年から小学校1~3年生で義務付けられ、
その陽性率は1958年で29.2%もあったが、
それが1983年には3.16%、2013年には0.2%まで減ったという。
だが、まったくゼロではないのですね。
ワタシの小学1~3年生というと
1965年~1968年ということなので、
クラスでも何人かは陽性になっていたと思う。
「ぎょう虫検査」で引っかかると
ポキールという薬を飲むことになっていた。
たしか、学校で直接手わされていたと思うが、
今考えるとプライバシーへの配慮は全くなかったわけですね。
だから、そいつがいじめられたか、
というとそういうこともなかったと思う。
このポキール、今は製造していないそうです。
ところで、「ぎょう虫検査」といえば、
忘れられないこのキャラクター。
この絵を見ると肛門に触れる
セロハンの硬質な感触がよみがえるような気がしますが、
このポーズは、かつて日本のトイレのほとんどが
しゃがんで使用する和式トイレだったからの姿勢ですね。
しかし、後ろを振り返る必要はなかろう。(^^;
検査の日の朝は、日本全国の津々浦々で
小学校低学年の子供たちが、
男の子も女の子もあの絵を見ながら
ほぼ同じ時間帯に一斉に同じポーズをしていたのかと思うと
なんか壮大なイメージだ。
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